35歳からのキャリアの行き詰まりから脱却する方法をご紹介

  • 100年時代のライフデザイン
35歳からのキャリアの行き詰まりから脱却する方法をご紹介

30代に入り、仕事にも慣れてくると今後のキャリアプランに悩み始める方は多いのではないでしょうか。希望しない役職を任されたり、年収や待遇への疑問などで今の会社で「行き詰まり」を感じている方も少なくないと思います。今回はそんな方々に行き詰まりからの脱却方法としての転職と、その落とし穴についてお伝えしていきたいと思います。

この記事の目次

    35歳の働くステージについて

    pixta_72385718_M.jpg仕事を始めたばかりの20代の頃は、まだ仕事に慣れることに精一杯で、今後のことを考える余裕などなかったかと思います。
    しかし30代に入り仕事にも慣れてくると、視野が広がり会社の将来性や自分のポジションを客観的に見ることができるようになってきます。
    また生活においても、結婚やマイホーム、老後のことなどライフステージの変化が起きやすい年代でもあります。

    30代とはがむしゃらに走ってきた20代から、一旦立ち止まって様々なことを考え直せるステージであり、35歳はその適齢期とも言えるでしょう。

    転職の落とし穴と脱出方法

    その中で、今の会社に様々な「行き詰まり」を感じ、転職を考える方も多いかと思います。
    しかし35歳での転職は20代の頃の転職とは違い、転職者の思いと会社の思いがすれ違うことが多いのも事実。
    その「落とし穴」とも言うべき両者のニーズの差と、その脱出方法を一緒にご紹介します。

    1.前の会社の不満だけでは採用しにくい

    会社への様々な不満から「行き詰まり」を感じ、その突破を目指して転職を思い立った方は多いと思います。
    しかしそんな不満を転職時の面接でぶつけられても、採用には至らないのは容易に想像できるでしょう。
    不満は不満として、それをどのように伝えるかがポイントとなります。

    【ポイント】

    今いる会社では「できない」ことが、この会社では「できる」と伝える。

    採用側は、できるだけ長く働いてくれる人材を欲しています。
    前の会社への不満を一番の理由にした場合、採用側は「この人は不満を感じたらまたすぐ転職するのではないか」と思い、不採用につながることが多いです。
    そのため、残業時間が多い、キャリアアップが見込めない、年収が低い、など不満を直接的に伝えるのでなく、
    「残業時間が多くて、自分の趣味を大切にできない。残業時間が少ないここでなら長く働けると思った」
    「キャリアアップの機会が多い御社で、地道にキャリアを積んでいきたい」
    「自分の目標年収に近いここで働き、安定を得たい」など、この会社では自分の希望が叶うので、長く働けることをアピールすることが重要となってくるでしょう。

    2.求められるものは当然大きい

    自社でのキャリアや年収アップに「行き詰まり」を感じ、転職の理由として、キャリアアップや年収アップを望む方も少なくないと思います。
    しかし自分の理想の年収に合致するということは、それだけの働きを望まれているということ。
    いざ入ってみてお互い想像と違い、折角入職したのにまた転職というケースを防ぐため、企業がどれだけの人材を求めているのか、そのニーズを見極めることが必要となってきます。

    【ポイント】

    自分のできることを言語化し、企業とマッチングしているか確かめる。

    できるだけ有能な人材を採用したいのが採用側の本音です。
    「これだけのことはできてほしい」という目線も持っています。
    ここでポイントなのは、万能ではなく有能という点。
    何でもできる必要はなく、会社にとっての利益が、自分の経験上やってきたことや、得意とすることと合致するかが大事です。
    「自分はこれだけのことをやってきた(できる)から、御社でも活躍できると思ったが、相違ないか」と聞くのもミスマッチを防ぐ手段です。

    3.即戦力が求められる

    退職まで同じ業務をやり続けることに「行き詰まり」を感じ、転職の理由として、趣味や興味関心からまったく違うジャンルの業種に飛び込みたい方もいらっしゃるでしょう。
    ですが20代と30代では企業側も求めるものが違い、30代では即戦力が求められることも多いです。
    企業側が求めているものを自分が持っているとアピールすることが重要となってきます。

    【ポイント】

    自分が会社にとってどんな利益をもたらすのか、言語化する。

    自社にとって有益な人材を採用したいのも採用側の本音。
    有益とは「低いコストで、高いパフォーマンスを発揮してくれる」と言っても差し支えありません。
    そのため教育コストはより若い人材にかけ、30代以上には上記に述べた有益な人材―即戦力であることを期待しています。
    よって「仕事では日頃から後輩や部下の指導や統括にあたっていた」「20代前半には業務リーダーの経験がある」など、
    会社の発展に寄与してきた部分を言語化し、有益な人材だとアピールすることが、未経験、経験者問わず採用への近道となるでしょう。

    転職に向く人、向いていない人の違い

    pixta_73006588_M.jpg

    ここまで「行き詰まり」を解消するための方法として転職と、その落とし穴について紹介してきましたが、そもそも転職とは人生をより良いものにする手段のひとつにすぎません。
    転職したからすべてがうまくいく、というのはあまりに楽観的すぎる考えであることは事実です。
    転職をした方が人生をよりよいものにできる人、そうでない人という観点から、転職に向く人、向いてない人の違いをご紹介したいと思います。

    転職に向く人

    なにより、30代は結婚や育児、独身であっても老後のことも視野に入れ長期的な視野から仕事を考え始める年齢です。
    そのため今の会社では安定性が見込めなかったり、ライフスタイルの変化に応じた働き方が望めなくなった場合は転職をおすすめします。
    また「ここでこれだけの経験を積みたいが、異動が多くて培うものがない」「もっとスキルを磨きたいが、どうにもその機会に恵まれない」など、
    仕事への意欲はあるが今の職場ではそれが満たされない場合は、転職した方がより良い結果が得られるでしょう。

    転職に向かない人

    前述したように、30代の転職では20代の転職で求められるものが多いのも事実です。
    そのためきちんとこれまでの経験や成果をきちんと言語化し、準備した方がよりよい成果が得られることは言うまでもありません。
    これらの準備を怠り衝動的に退職をしてしまうのは、仕事のブランクも生じてしまうことになりおすすめはできません。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか?
    がむしゃらに頑張った20代を終え、視野が広がり始める30代、そして35歳というのは、社会人をスタートさせてから今までを振り返る良いタイミングかもしれません。
    20代と比較すると求められるものは多くなりますが、明確な転職理由や自分の経歴の言語化に努めれば、まだまだ多彩なキャリアが描ける年齢です。
    ぜひ今回ご紹介したポイントを活かし、あなたのよりよい未来を描いていただけたらと思います。

    マイナビミドルシニアに会員登録(無料) マイナビミドルシニアに会員登録(無料)

    関連記事

    人生100年時代と言われている中で、自分のライフデザインを見直してみませんか?「100年時代のライフデザイン」記事一覧はこちら 35歳は転職市場の分岐点。転職を成功させるポイント・注意点をご紹介 50代から厳しくなる中高年の転職。好転させるポイントはこだわりを捨てること? 35歳からの転職に向く人・向かない人の大きな違い

    記事をシェアする

    • Twitter
    • Facebook
    • Line

    あなたへのオススメ記事

    人生100年時代!今すぐ始められる、新しい働き方とは?

    人生100年時代!今すぐ始められる、新しい働き方とは?

    働き方の選択肢が増える現代、中高年の間でも新しい働き方を検討する人が増えています。新たな働き方に挑戦する時、まずは今ある知識や時間、人脈を活かしてはじめたいと考えるのが一般的でしょう。今回ご紹介するのはそうした希望を叶えられる働き方として、中高年の間で注目を集めている「顧客紹介」という働き方です。

    • 100年時代のライフデザイン
    • 2022年1月14日
    35歳からの転職、活かせる経験や資格とは

    35歳からの転職、活かせる経験や資格とは

    30代に入り、仕事にも慣れてくると今後のキャリアプランに悩み始める方は多いのではないでしょうか。希望しない役職を任されたり、年収や待遇への疑問などで転職を考える一方、自分の年齢を理由に転職を足踏みしてしまう方も多いかもしれません。今回はそんな方々に転職する場合でも活かせる経験や資格、30代でも未経験歓迎な職種をご紹介していきたいと思います。

    • 100年時代のライフデザイン
    • 2022年1月 7日
    中高年の抱える悩みとは?

    中高年の抱える悩みとは?

    出逢いの数だけ別れがある―。 私たちの人生は、多くの出逢いと別れが繰り返されます。歳を取れば、出会いより別れが多くなるもの。今回は、中高年で悩み始める老後の不安の一つ、孤独についてお送りいたします。

    • 100年時代のライフデザイン
    • 2021年12月24日
    ミドルシニアにおススメの財形貯蓄とは

    ミドルシニアにおススメの財形貯蓄とは

    老後の資金確保や形成には、さまざまな方法がありますが、やはり自分に合った方法で貯蓄していくのがベストといえるでしょう。沢山お金を稼ぐことは重要ですが、貯めたり増やしたりすることも同様に重要です。今回はその方法の1つとして有効な「財形貯蓄」について紹介していきます。

    • 100年時代のライフデザイン
    • 2021年12月21日
    40代から始める老後資金の準備と計画とは

    40代から始める老後資金の準備と計画とは

    40代に差し掛かると、残り20年余りで迫る老後のために老後資金の準備を始めようと考える方も多いのではないでしょうか。とはいうものの、子どもの教育費や進学費用、住宅ローンなどのさまざまな支出が多くなる中で、貯金していくのは大変です。今回はそんな40代の方に向けて、同年代の貯金額の平均値と中央値や賢く資金を貯める方法を中心にお伝えしていきます。

    • 100年時代のライフデザイン
    • 2021年12月21日
    人生100年時代。35歳から考えるキャリアデザインとは?

    人生100年時代。35歳から考えるキャリアデザインとは?

    キャリアデザインという言葉を聞いたことがありますでしょうか。社会の目まぐるしい変化や働き方の多様化がすすむ今の時代。自己実現を目的としたキャリアデザインを支援する企業も多くなってきました。今回はキャリアデザインとは?というところからその背景や重要性、方法などについてお伝えしていきます。

    • 100年時代のライフデザイン
    • 2021年12月10日

    おすすめ・シリーズ記事

    人気記事ランキング

    おすすめの求人はこちら

    活躍中の年代から探す
    雇用形態から探す
    募集条件から探す
    働き方から探す
    福利厚生から探す
    職種から探す
    マイナビミドルシニアに会員登録(無料) マイナビミドルシニアに会員登録(無料)