50代から厳しくなる中高年の転職。好転させるポイントはこだわりを捨てること?

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50代から厳しくなる中高年の転職。好転させるポイントはこだわりを捨てること?

「35歳の壁」などの言葉があるように、やっぱり転職は30代まで、という思い込みを持つ方もいるのでは?そんな考えはやはりかつてのものであることが、マイナビが行った「ミドルシニア採用企業レポート」の結果で証明されました。

この記事の目次

    ミドルシニア採用企業レポート2018(株式会社マイナビ調べ)

    ○調査方法/ インターネット調査
    ○調査期間/ 2018年9月28日(金)~2018年10月11日(木)
    ○調査対象/直近3年以内に中途採用の募集をしていた企業(2,665社)の中途採用担当者
    (うち、ミドルシニア採用企業:全体1,820社)
    https://careerlab.tenshoku.mynavi.jp/

    40代の採用意欲は高く、従業員規模に比例して高まる傾向に

    マイナビ転職調査_正社員雇用率.jpg

    直近3年間で中途採用を行った企業への調査を見ると、正規雇用で最も多いのが30代。そして、20代、40代、50代、60代と続きます。

    この並びは想像どおりかもしれませんが、意外な事実が見えてきました。それは、20代が57.8%、40代が52.6%と、正社員として雇用される割合は、20代も40代もさほど変わらないことです。

    マイナビ転職調査_正社員雇用率_2.jpg

    そして、もう一つの傾向としては従業員規模が大きい企業ほど、正社員として雇用する率が高いということが見て取れます。300人以上の規模の会社においては、58%もの企業に正社員としての採用実績が存在しました。

    スキルの高い、経験が豊富、即戦力となりうるなどの条件を個々の企業で設けているとしても、これらの事実からもいわゆる「35歳の壁」という概念は過去のものとなったことが理解できるでしょう。

    50代以上では正社員以外の選択肢も検討することがポイント

    50代においては約3割が正社員として雇用されているものの、若い世代に比べると割合が大きく落ち込むことは否めず、60代での正社員採用は1割程度にとどまります。

    そのような状況において新しい仕事を見つけるのであれば、正社員以外の選択肢も検討するのが近道といえるでしょう。

    50代で正社員にこだわり続ける場合は、仕事を見つけられる確率は3割にも満たないですが、正社員以外の選択肢も受け入れれば5割を超える確率へと上昇します。

    ・これまで年収をいくらもらっていたのに...
    ・正社員以外で働くなんて...
    ・こんな小さな規模の会社で働くなんて...

    などのこだわりを捨てられるかが、仕事を見つけられる大きなポイントといえるでしょう。

    ミドルシニアを採用する理由は「豊富な経験」があるから

    まず、各年代で共通しているのは「豊富な経験」を有していることが魅力であり、戦力となれば「年齢は関係ない」と考える企業が増えてきているということ。事業の成長に貢献できる人材であれば、門戸が開かれていると考えてよいでしょう。

    マイナビ転職調査_40代.jpg

    40代の傾向

    「専門性が高い」ことや「定着が期待できる」ことが上位にあることから、地に足をつけて自身の強みを発揮してほしい、という企業の思いが見えてきます。

    買い叩くつもりがないことは「給与を安く抑えられる」が最も低い回答としてランクしていることが示しています。

    マイナビ転職調査_50代.jpg

    50代の傾向

    大きくは40代と変わりませんが、特に規模の大きな企業において「専門性が高い」というポイントに着目していることがわかります。

    「モラルや責任感が高い」ということも、評価されるポイントといえるでしょう。

    マイナビ転職調査_60代.jpg

    60代の傾向

    60代になると「給与を安く抑えられる」というポイントが第三位に。この傾向は大手になるほど高まる傾向にあります。

    とはいえ、多くは非正社員での採用であっても、週3日勤務や短時間勤務が多いのが実態です。そのため、時給換算で考えれば悪くない場合もあります。

    こだわりを捨て、視野を広く持つことが、仕事を見つけるきっかけに

    上述のミドルシニアを採用する理由の中で共通しているのが、「若手社員の指導」という項目に対する期待感は各年代において、高くないこと。

    つまり、マネジメントなどよりも、これまでの経験や専門性を発揮してもらうことに企業からの期待が高いということが見て取れます。

    「これまでは新人を育ててきた経験も実績を買ってほしいのに...」と不満をこぼすのではなく、プロ野球の助っ人外国人のように、期待された成果を果たすことに注力する。それこそが、現代で求められているミドルシニアの活躍スタイルなのかもしれません。

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