仕事に役立つ資格│普通自動車免許 〜ニーズ増!普通自動車免許を活かせる仕事とは〜

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仕事に役立つ資格│普通自動車免許 〜ニーズ増!普通自動車免許を活かせる仕事とは〜

仕事を探す上で、あなたの経歴に彩りを添える「資格」の存在。と言っても、何の勉強や準備もなく突然取得を目指そうとしても難しいもの。資格によっては、取得に際する日数や受験費用がかかるケースも少なくありません。そんな懸念を持つ方にこそ、すでにお持ちの自動車の運転免許を活用すれば、仕事探しもスムーズに。「普通自動車免許」さえあれば未経験からでもチャレンジ可能な仕事がたくさんあります。

この記事の目次

    「普通自動車免許」の資格が求められる求人数

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    仕事選びを行う上で、役立つ資格のひとつが「普通自動車免許」です。事実、全国のハローワークの要資格求人件数を比較してみても「普通自動車免許」は405,712件と圧倒的な首位をマークしています。

    (ハローワーク 要資格求人数 令和3年7月29日)

    他の資格を寄せ付けない、圧倒的な人気

    上の表を参照すると、ハローワークの求人において2番目に必要とされる資格は介護福祉士、そして3番目は看護師(准看護師)と続きます。

    いずれも介護職や看護職に就くための専門的な資格となっていますが、対する「普通自動車免許」の汎用性は非常に高いものと言えます。

    人やものを運搬する目的を主として、さまざまな経済活動や暮らしの各場面で活用することのできる資格ですので、求人にも密接です。

    だからこそ仕事選びをする上で、「普通自動車免許」を保有しているという事実は大きなアピール材料になると言えます。

    そもそも「普通自動車免許」って、どんなもの?

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    運転免許の中には、乗用車を運転するための免許の他にも、トラックや大型バスを運転するための免許等が存在しています。

    普段、何気なく使っている「普通自動車免許」という言葉。

    その定義や意味合いについて、仕事探しを始める前に今一度おさらいしてみましょう。

    「普通自動車免許」とは...

    「普通自動車免許」で運転ができるのは、
    ・乗車定員数が10人以下
    ・車両総重量3.5トン未満
    ・最大積載量が2.0トン未満
    の自動車。(※令和3年8月時点の情報です)
    一般的な乗用車やワゴン車・バンなどを運転するには、この「普通自動車免許」が対応しています。

    他にも
    ・小型特殊自動車(フォークリフトや除雪車等のこと)
    ・原動機付自転車
    などの運転も可能です。

    ちなみに...平成19年6月の道路交通法改正以前に「普通自動車免許」を取得された方であれば車両総重量8t未満の車両に乗ることが許されていますが、同法改正以前に取得された方の場合には車両総重量3.5t未満の車両にしか乗ることができません。

    現在では、後者が配送等の仕事でメジャーとされる4tトラックに乗りたい場合には、「準中型免許」を取得する必要があります。

    「普通自動車免許」の正しい呼び名は...

    履歴書等の公式な書類に「普通自動車免許」について記すときには、正式名称である「普通自動車第一種運転免許」を使うのがベスト。

    「普通自動車免許」と書くだけでは、第一種または第二種の違いを明らかにすることができません。

    ちなみに第二種とは、タクシーやハイヤーといった乗客店員10名以下の営業用普通自動車を運転して報酬を得る場合に必要な運転免許のことです。

    求人に応募する際にも、第一種と第二種のどちらが必須要件であるのかをあらかじめよく確認するようにしましょう。

    「AT車」または「MT車」を運転するときには?

    「普通自動車免許」の中には、AT車(オートマチック車)に限って運転が許される「普通車AT限定免許」という種別も存在しています。

    時代の流れとともにMT車(マニュアル車)の数は減り、普段の暮らしにおいて自家用車を運転するといった目的に限ればAT限定免許であっても不都合はないでしょう。

    一方、仕事探しをする際には、やはりMT車を運転できるほうが選択肢は広がります。

    業務上、MTの営業車や「普通自動車運転免許」で乗ることのできる小型・中型トラックを運転する必要のある仕事は、意外と多く存在しているのです。

    ちなみに"もう何年もMT車に乗っていない..."という方であっても大丈夫。

    MT車を運転可能な「普通自動車免許」さえあれば、入社後に少しずつMT車の運転を思い出したり慣れていけば構わないとしている企業がたくさんありますよ。

    「普通自動車免許」が求められる、こんな仕事やあんな仕事

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    法律で定められた「普通自動車免許」の意味合いを確認したところで、実際に「普通自動車免許」が使える仕事には一体どのようなものがあるのでしょうか。

    まず真っ先に思いつくのはドライバーの仕事かもしれません。

    2021年以降、マイナビミドルシニアでもっとも閲覧されているのは営業職ですが、実はそれに次ぐのがドライバーの仕事。

    "ハードそう" "若い求職者にしか門戸が開かれていなさそう"といったイメージが先行しがちなドライバーの仕事ですが、下記の表からは多くのミドルシニア世代がドライバーの仕事に興味関心を持っているという事実を読み取ることができます。

    表②.PNG

    マイナビミドルシニア調べ(対象期間:2021年1月〜6月)

    ドライバーと一口に言っても、配達・配送・デリバリーや送迎など、さまざまです。

    過去には公庁職員送迎・郵便物収集・医療検査物回収といった、あまり見かけないようなレア求人の掲載実績もありました。

    ここでは、それぞれのドライバーの役割についてご紹介します。

    ルート配送ドライバー

    会社・学校・病院・工場といった場所から場所へ、品物や食品を安全に輸送するのが配送ドライバーの役目。

    中でも特に「ルート配送ドライバー」(決まった客先・目的地に向けて日々同じルートを走るドライバー)の仕事であれば、土地勘がない・初めて走る道は不安といった方にも安心で、ドライバー未経験者であっても歓迎されるケースが多くあります。

    また、運ぶ物品が軽貨物である場合には、体力に自信のない方にも挑戦しやすい仕事です。

    ルート配送ドライバーを含む求人はこちら

    フードデリバリーのドライバー

    新型コロナウイルス感染症拡大の影響から、飲食店と消費者をつなぐフードデリバリーの需要が急増している昨今。

    オーダーを受けて料理を作る飲食店に出向いて商品を引き取り、注文者が指定した場所まで届けるという仕事です。

    街では自転車のドライバーを見かける機会が多いものですが、中には原付や乗用車でのデリバリーが許可されている求人もあるため注目必至です。

    フードデリバリーのドライバーを含む求人はこちら

    タクシードライバー

    コロナ禍において公共交通機関の利用を控えるという人が増えた代わりに、感染リスクが少ないと考えられているタクシー利用への需要が増加中。

    それに伴い、業界各社においてもドライバーの採用を強化しています。

    タクシードライバーとして働くには、先の項目でも紹介した第二種普通自動車免許が必要ですが、入社前の段階では「普通自動車免許」(第一種)さえ持っていれば歓迎されるという求人も多数。

    入社後に第二種の取得を奨励して、受験にかかる費用を全額または一部負担してくれるという会社もありますので、求人内の要件をくまなくチェックしてみましょう。

    タクシードライバーの求人はこちら

    バスドライバー

    バスのドライバーも、一般的には大型二種という特別な免許がなければ運転することができない乗り物です。

    ところが「バスコン」「バンコン」「キャブコン」といったキャンピングカーは「普通自動車免許」でも運転可能。

    近年では、とくに地方のバス会社を中心に、これらの「バスコン」をバス車両として用いている企業が存在します。

    バスドライバーの求人はこちら

    「普通自動車免許」が仕事に使える、その理由とは?

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    では、多くの人が所持している「普通自動車免許」が、どうしてこれほどまでに仕事選びと深く関係しているのでしょうか?

    時代の流れとともに変わりゆく私のたちの暮らしのあり方と照らし合わせて考えてみましょう。

    新しい生活様式に対応するため

    人と人とが直接対面したり繁華街やお店で買い物をしたりする機会が減少している昨今。

    通販を主体に人との接触を避けたモノの購買が積極化する中、購入した商品を配送する「配送」の求人ニーズが高まっています。

    こうした生活様式の変化に伴って、先に紹介したフードデリバリーなどのドライバーの仕事のほかにもネットスーパーのドライバー等の求人が増えています。

    高齢化社会の中で輸送ニーズが増えているため

    高齢化が進んだこの世の中において、次に需要が高まっているのが高齢者を輸送するためのドライバーの仕事。

    具体的には介護タクシーや施設利用者の回送ドライバーといった仕事です。

    自力では移動できない・送迎できる家族がいない等の理由から、自宅から介護施設までの道のりをこうしたドライバーに頼る高齢者が急増しています。

    ※番外編:運転がメインの仕事ではありませんが...

    不動産会社のルームアドバイザーの仕事であれば、店舗から賃貸物件まで自動車を運転してお客様を内見に連れていくことも。

    また、建築・土木の業界における現場職・技術職でも、現場に赴くためにはやはり「普通自動車免許」が必要不可欠です。

    このように業務の特性上、現場から現場への移動が発生するような仕事の場合には「普通自動車免許」を持っていることが応募の条件となっています。

    まとめ

    いかがでしたか。

    今回は、何気なく所持している「普通自動車免許」が、ミドルシニア世代の仕事選びの可能性を大きく拡げていることを確認することができました。

    皆さんの中には「ペーパードライバーだし...」「もう長いことMT車しか乗っていない」という方もいらっしゃるかもしれませんが、求人内の特記事項をよく確認したり企業へと個別に問い合わせたりすることで、就職を決めることができる可能性も大いにあります。

    ぜひあなたが持つ「普通自動車免許」を活用するため、トライしてくださいね。

    普通自動車免許が活かせる仕事は下記関連記事から【普通自動車免許が活かせる仕事はこちら】を参考にしてみてください。

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