副業に向いている人と本業に専念した方が良い人との特徴を解説

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副業に向いている人と本業に専念した方が良い人との特徴を解説

本業の収入だけでは、将来に不安を感じている人も多いのではないでしょうか。近年は、副業可の企業も多いため、副業にチャレンジしている人も増えています。今回は、副業に向いている人の特徴や、本業に専念した方が良い人の特徴、おすすめの副業などについて解説していきます。

この記事の目次

    副業に向いている人の特徴

    副業に向いている人の特徴について解説していきます。本業としている仕事との兼ね合いや、持っているスキルなどにも関係してきますので、それぞれ見ていきましょう。

    副業をするための時間を確保できる人

    まず第一に、副業するための時間を確保できる、というのが非常に重要です。例えば、本業における残業が多かったり、通勤時間が長かったりする場合は、副業にあてる時間を確保するのは難しいでしょう。そのため、本業にしっかり取り組みつつも、副業する時間を確保できる人に向いているといえます。

    自ら進んで取り組める人

    副業にはさまざまな形があります。深夜のコンビニバイトや、早朝の新聞配達などの給与形式ではなく、働いた分だけお金をもらう"成果報酬"の形式の場合、自ら進んで取り組める人でなければ難しいでしょう。

    将来に不安がある人

    人生100年時代といわれている昨今、年金だけでは老後資金が不安な人も多いでしょう。このように将来に不安がある人は、副業に向いているといえます。なぜならば、不安な気持ちを原動力として副業に取り組めるからです。また、会社に依存せず、自分で稼げる力を身につけることの重要性を感じている人にも向いています。

    スキルや強みがある人

    スキルや強みがある人も副業に向いています。ぜひ、それらを活かせる副業を探してみましょう。また、スキルとまではいえないものの、得意なことや興味のあることなどでも問題ありません。そのようなことであれば、楽しみながら副業することができるでしょう。

    地道に進められる人

    ネット上の副業で代表的な「Webライター」や「データ入力」などは、初心者の頃はあまりお金にならない期間が長いです。しかし、地道に続けていき、スキルが身についたり効率的にできるようになったりすることで、より多くのお金をもらえるようになります。そのため、それまで地道に進められる人が向いています。

    目標がある人

    「将来に不安があるから、今のうちにお金を貯めておきたい」「欲しいものがある」など、どんな目標でも良いです。自分なりの目標を持つことで、それがそのまま副業をがんばれる理由につながります。

    本業に専念した方が良い人(副業に向いていない人)の特徴

    続いて、本業に専念した方が良い人(副業に向いていない人)の特徴について解説していきます。

    副業するための時間を確保できない人

    先にもお伝えしたように、時間を確保できなければ副業をするのは難しいです。時間がない中でも副業に取り組もうとする気持ちがあるのは良いですが、無理をして本業に支障が出てしまう恐れもあるので注意してください。あくまで副業ですので、しっかりと本業に取り組み、その上で時間を確保できる場合に取り組みましょう。

    自ら進んで取り組めない人

    中でも「Webライター」や「データ入力」などは、そのほとんどが成果報酬となります。つまり、成果を出さなければお金にはなりません。そのため、このような副業にチャレンジする場合は、自ら進んで取り組めない人、または主体性がない人には難しいでしょう。

    なんとなく取り組もうとしている人

    目標がある人は副業に向いているとお伝えしました。逆に目標がなく、なんとなく取り組もうとしている人は、副業に向いていないといえます。例えば「まわりの人が副業をやっているので、自分もやってみよう」「会社が副業OKなので、なんでもいいからやってみよう」というのでは、長続きしない可能性が高いです。

    オンとオフの切り替えが難しい人

    例えば、本業では「朝家を出たらオン、仕事が終わって家に着いたらオフ」など、仕事とプライベートのオン、オフの切り替えをする人も多いでしょう。しかし、家で副業をする場合は、そのオンとオフの切り替えが難しくなります。

    本業が終わった帰りにそのまま副業先へ出勤するならば良いですが、家での副業の場合は、自分なりのオンとオフの切り替えるタイミングを決めておくことをおすすめします。

    副業をするメリット

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    ここでは、副業をするメリットについて解説していきます。大きく分けて3つのメリットがあるので、一つひとつ見ていきましょう。

    収入がアップする

    やはり大きなメリットとしては、収入がアップすることです。月に2、3万円でも副業で稼ぐことができれば、家計にとって大きなプラスとなります。副業で得た収入を貯金するのも良いですし、欲しいものを購入したり旅行に行ったりなど、さまざまな使い道があるでしょう。

    知識やスキルを獲得できる

    もともと自分の持っている知識やスキルを活かした副業をするのも良いですが、未経験の分野の副業を始めるのもひとつの選択肢です。未経験の分野の副業に挑戦することで、新たな知識やスキルを獲得することができます。

    副業を本業にすることもできる

    先述した未経験の分野の副業に挑戦し、新たな知識やスキルを獲得した場合、それを本業にすることを考えてみるのはいかがでしょうか。今の本業よりも楽しく取り組めたり、収入アップにつながりそうならば、転職のきっかけにもなります。

    【ミドルシニア向け】おすすめの副業

    ミドルシニアにおすすめの副業について解説していきます。ぜひ、自分のスキルなどを活かせそうなものや興味のあるものを見つけてみてください。

    クラウドソーシング系

    ネットが普及した昨今、副業の中で最も人気なのがクラウドソーシング系です。クラウドソーシングは、クラウドワークスやランサーズといったサイトで仕事を受けるのが基本的な流れです。

    いずれの仕事も、パソコンやスマホがあれば自宅でできるものがほとんどのため、気軽の挑戦できるのも魅力の1つ。その仕事内容は、主に以下のようなものが多いです。

    ・Webライティング
    ・Webデザイン
    ・データ入力
    ・プログラミング 
    ・動画編集 など

    特に、Webライティングやデータ入力は、初心者からでも挑戦しやすいのが特徴です。ただ、最初の頃は報酬が低い場合が多いため、時給で換算するといくらもらえるのか?ということも計算して仕事を選ぶようにしてください。

    コールセンター

    コールセンターは、お客様からの問い合わせに対応する受電業務(インバウンド)、センターから顧客に対して電話する発信業務(アウトバウンド)と、大きく分けて2種類あります。実際に、副業としてコールセンターで働く人は多くいらっしゃいます。

    シフトを柔軟に対応してくれる企業も多いため、自分の都合の良いタイミングで働くことができるでしょう。また、近年では在宅でのコールセンターの仕事も増えているため、出勤せずに働くこともできます。しかし、その場合は静かな環境が必要となることを覚えておいてください。

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    ベビーシッター

    共働きの世帯が多くなってきている昨今、ベビーシッターの需要は高まっています。主な仕事内容は、子どもの年齢によって以下の通りに分けられます。子どもが好きな人にはピッタリの副業であり、資格がなくても働ける仕事もあります。

    乳幼児
    ・オムツの交換
    ・ミルクや離乳食を与える
    ・寝かしつけ など

    幼児
    ・食事を用意する
    ・保育園などへの送迎
    ・遊ぶ など

    小学生
    ・食事を用意する
    ・学校などへの送迎
    ・宿題を見る など

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    家事代行

    近年は共働きの世帯が増えてきています。それに伴い、家事をする時間がなくなり家事代行の需要が高まっているのです。普段から自宅において家事をしているならば、そのスキルを存分に活かした働きができるでしょう。そのため、主婦や主夫の人におすすめの副業です。

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    デリバリー

    コロナ禍で一気に普及したUber Eatsや出前館といったフードデリバリー。飲食店からお客様の自宅へ料理を届ける、いわゆる出前の仕事です。自転車やバイク、車があれば自分の好きなタイミングで働くことができるため、副業としてはぴったりでしょう。

    大きく稼ぐには、短時間でどれくらい配達することができるのか、がポイントです。そのため、自分が住んでいる地域や、近道・裏道を把握している場所で働くことをおすすめします。

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    不用品販売・転売

    メルカリやヤフーオークションなどを活用して、家にある不用品を販売して収入を得る方法です。不用品を販売するため、家の中の整理をしながらお金も稼げるという、まさに一石二鳥の副業でしょう。また、世間ではあまり良い印象はありませんが、転売という方法もあります。

    ゲーム機やトレーディングカード、ブランド物のスニーカーなどを仕入れて、同じくメルカリやヤフーオークションなどで販売します。ただ、見当違いの物を仕入れてしまうと、売れずに在庫を抱えることになってしまうため、売れる商品を見極めるスキルが必要となります。

    ネットショップ

    例えば、ハンドメイドのアクセサリーや雑貨などを、ネットショップで販売するのも立派な副業です。ネットショップは、完全に自分のペースで好きな日や時間に作業ができるため、販売できるものがあるならばおすすめの副業といえます。ただ、ネットショップを運営するためには、ある程度の維持費が必要となります。

    農業

    野菜を育てられるような十分な土地がある場合は農業を、または家畜を育てる場合は酪農を副業とするのもありです。しかし、農業も酪農も365日世話をする必要があるため、基本的に休みはないと思っておく必要があります。

    ブログ

    1番最初にお伝えしたおすすめの副業に、Webライティングというものがありました。そのWebライティングのスキルを身につけた後は、自分でブログを開設して、そこから収入を得るという方法もあります。

    ブログの収入源は、アフィリエイトが主流であり、テーマは稼げるものを選んでも良し、自分の得意なジャンルを選んでも良しと、非常に自由度が高い副業です。ただ、安定して収入を得られるまでには、半年~1年ほどかかるため、それまでの地道な作業が必要となります。

    YouTube

    YouTubeで副業にチャレンジしている人は多くいますが、稼げている人は一握りです。挑戦しやすいというメリットはありますが、安定して稼げるようになるのは難しいというデメリットもあります。挑戦する場合は、料理やDIYなど、得意とするものや趣味を動画にすると良いでしょう。

    投資

    まず覚えておいてほしいことは、投資をする場合の資金は、生活費ではなくあくまでも余剰金をあてる、ということです。知識もないままで投資をしては、大赤字になってしまう可能性のほうが高いです。

    そのため、投資をする際には十分に勉強した後にするか、積立NISAなどで毎月少しずつ積立てていくことをおすすめします。積立式であれば、一度に大きなお金を使うこともなく、初心者でも挑戦しやすいでしょう。

    まとめ

    これまで、副業に関するさまざまなことをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。もし、あなたが副業に向いている人に該当するならば、挑戦してみても良いでしょう。逆に、向いていない人に該当している場合は、無理に副業するのではなく、本業に力を入れたほうが良いといえます。

    向いていなくても副業をしたいという場合は、働き方を見直したり、生活の中で時間を無駄に使っていないか?を考えてみましょう。いずれにしても副業は、無理にするものではありません。今回の内容を参考にして、自分は副業をしたほうが良いのか改めて考え、自分に合った副業を見つけてみてください。

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