シニアの方向け、履歴書の職歴欄書き方マニュアル!押さえるべき7つのルールとは?

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シニアの方向け、履歴書の職歴欄書き方マニュアル!押さえるべき7つのルールとは?

シニア世代にとって、履歴書の職歴欄を簡潔にまとめるのは至難の業。「全国津々浦々、いろんな会社を転々としてきたなぁ」と感慨にふける方も多いのでは。職歴は今まで歩んできた人生の集大成。きれいにまとめて、堂々と応募先に提出しましょう!

この記事の目次

    職歴は全部書いたほうが良いの?

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    長く一つの会社で働いてきた人も、職歴が多い人も、転職活動時に悩みがちなのが履歴書にある「職歴欄」の書き方ではないでしょうか。特に転職歴が多い方の場合、記憶をたどるだけでも一苦労です。

    しかし、履歴書の職歴欄に書かれている内容がいい加減だったり、偽りがあると、企業はあなたのキャリアを正確に判断できなくなってしまいます。

    正しい情報を的確に伝えるためにも、履歴書の職歴欄の「ルール」を抑えつつ、内容をまとめていきましょう。

    【ルール1】会社や部署名は正式名称で記入

    履歴書の職歴欄を見て、「書ききれないから、省略すれば書けるかも...」と、考えたあなた。会社名や部署名を省略することは、ルール違反の一つです。

    転職歴が多い場合でも、勤務していた企業の名称や部署名は、省略せずに正しく記載。法人格についても、 (株)と略さず「会社名や部署名は略さず正式名称を書く」ことを徹底しましょう。

    時系列に沿って、入社した年と会社名を書き、その次の行に退社年と退職理由を書きます。西暦と和暦が混在しないよう、年号は履歴書のほかの欄と統一しましょう。

    【ルール2】職歴はすべて記載する

    あなたがA・B・C・D社と、4つの会社に勤務していたとします。そして、A・C・D社では活躍していたけれど、B社時代は良い思い出がなかった場合、「B社は書かなくてもいいかなぁ」と、思わず省略したくなりますよね。

    しかし、これもルール違反です。今まで勤務した会社名は、すべて略さずに書きましょう。そのうえで、面接で過去について触れられても動じないよう、想定問答をあらかじめ考えておきましょう。

    職歴が多く書ききれない場合は、職歴欄を大きく取ってある履歴書を選ぶのがおすすめです。学歴は義務教育期間であれば省略可能ですので、職歴欄を大きくとるように工夫してみましょう。

    なお、派遣社員として勤務していた場合は、派遣会社名を記載します。


    【番外】職歴を偽ったことがばれてしまったら?

    ここまで読んで、「多少、現実と違うことを書いても、ばれないでしょう」と思ったあなた。相手は採用のプロです。不自然な職歴は、たちまち見破られてしまいます。せっかく採用されたとしても、後に職歴を偽っていたことがばれて「採用取り消し」と言うことにもなりかねません。

    記憶違いも有りえるので、職歴を書くときには、「入社年や退社年、勤務年数に間違いはないか」「勤務していた企業を省略していないか」の2つを必ず確認しましょう。

    職歴詐称に関しては、以下の記事で詳しく紹介しています。

    転職で経歴詐称はほんとにバレる?前職調査の実態について

    職歴にブランク(空白期間)があると不利になる?

    では、仕事を休んでいた期間が長い場合や、「アルバイトやパートはしていたけど、正社員として働いていなかった」という方もいるのでは。

    このような空白期間などがある場合、応募者は不利になってしまうのでしょうか。

    【ルール3】3か月以内なら、空白期間は不利にならない

    空白期間が3か月以内の場合、多くの企業が「転職活動に要した時間」と認識するため、不利になることはありません。面接時に指摘された時も、「転職活動のため」と説明すれば、企業は十分に納得してくれるでしょう。

    【ルール4】3か月を超えると不利になる可能性が。ただしフォロー可能

    では、3か月を超えた場合はどうでしょうか。

    空白期間が長すぎると、「働く意欲が低いのかも」「入社しても、すぐに退職するのでは」と企業はネガティブな印象を抱きがちです。転職活動のためと説明しても、「仕事が決まるまで、そんなに時間がかかったのか」と、やはり良い印象には繋がりません。

    そのため、3か月以上の空白期間がある方は、マイナスの印象を払拭するような情報を職歴欄に書くことをお勧めします。

    たとえば、「半年の空白期間では日雇いや、単発の仕事を最小限する程度に抑えて、資格の勉強に励んでいた」など記載すれば「転職に向けて、スキルアップの取り組みをしていたこと」をアピールできます。

    職歴が少ない場合の書き方

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    職歴が少ない方や空白期間がある方でも、書き方を工夫することで採用担当者の気を引くことも可能です。大切なのは、職歴欄がスカスカにならないよう、適度に情報を埋めること。そして、書く内容を吟味することです。

    【ルール5】在籍中の在籍部署名や仕事内容を書く

    勤務した企業が1社のみの場合、在籍していた部署名や業務内容を書くことで、職歴欄の余白を埋めることができます。部署異動を数回経験している方はもちろん、異動先や異動先での業務内容も記してかまいません。

    ただし、職務経歴書も併せて提出するため、簡潔にまとめるのがベストです。職歴欄は、採用担当者が応募者の職歴をザッと理解するためのもの。「冗漫になっていないか」「職務経歴書の内容と整合性がとれているか」を必ずチェックするようにしましょう。

    【ルール6】学歴・職歴欄が小さい履歴書を選ぶ

    職歴欄に書くことがない。ならば、学歴・職歴欄の枠が小さい履歴書を選ぶことも一つの選択肢です。職歴欄が小さければ、余白がそれほど目立たずに済みます。

    【ルール7】アルバイト経験を混ぜて書く

    アルバイトやパート勤務をしていた方は、その内容を記載することも一つの手です。関連している場合であれば、大いにアピールできます。

    たとえば飲食店で接客のアルバイトをしていた方が、他業種の接客の求人に応募する場合。応募先の仕事に生かせる知識や経験を積んできたことをアピールできます。


    【番外】それでも書くことがない場合

    空白期間のある方は、その期間に何をしていたか振り返ってみましょう。

    ■スキルアップに励んでいた
    ・資格取得
    ・自己啓発
    ・留学 など

    ■仕事を休まざるを得ない理由があった
    ・病気療養
    ・育児
    ・介護
    ・家業の手伝い など

    これらの理由で空白期間がある場合は、職歴欄にその旨を書くことで、採用担当者が納得する内容にすることができます。

    たとえば、病気療養をしていた場合は、以下のように書きます。

    ○○年○月 △△△△株式会社に入社
    ○○年○月 病気療養のため、退職
    ○○年○○月まで自宅にて療養。現在、就業には問題なし

    病気療養の場合、採用担当者が一番知りたいのは、「仕事に支障があるかどうか」です。「病気療養をしていたが、現在は就業に問題がないこと」を必ず書くようにしましょう。

    介護や育児をしていた方は、「介護のため退職」「育児のため退職」と書きましょう。

    また、これらの理由は面接で質問される可能性があります。質問を受けたときに答えられるよう、返答内容を準備しておきましょう。

    人生で経験したことのすべてが、この先のキャリアに活かせる

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    職歴欄はその名の通り「職務の経歴」を書く欄ですが、応募者のスキルや人となりは、仕事だけに限らず、人生のさまざまな経験によって培われます。

    たとえば育児に専念していた方が、地域のコミュニティに参加し、さまざまな人と関わっていたとしたら?

    地域コミュニティに参加した経験を通じて「会社員時代は独りよがりなところがあったけれど、今は前よりも相手の考えを受け止めるゆとりも出てきた」といった変化があれば、それは十分に、「コミュニケーションスキルを磨いた経験」としてアピールすることができます。

    「あの時、こんなことがあったよなぁ」「そういえば、こんな経験もしたよなぁ」と丁寧に過去を振り返っていくと、次のキャリアに生かせる「何か」が見つかるかもしれません。

    長い人生ですから、良い時期もあれば、辛い時期もあるでしょう。辛い経験だって、人生の糧になりますよね。「これまでの人生で得た経験すべてを、この先の人生に活かしていこう」という前向きな気持ちで、転職活動に取り組んでみてください。

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