【久しぶりに履歴書作成をする方必見!】基礎から学ぶ、パート・アルバイトでの履歴書の書き方

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【久しぶりに履歴書作成をする方必見!】基礎から学ぶ、パート・アルバイトでの履歴書の書き方

ミドルシニア世代の方の中には、パートやアルバイトを始めるタイミングで久しぶりに履歴書を書くという方もいるでしょう。今回は、そんなミドルシニア世代の方に向けて、履歴書の書き方のおさらいと注意点をご紹介します。

この記事の目次

    履歴書は求職活動の第一歩

    まず、「履歴書」とは、応募者自身の情報や略歴を応募先の企業に伝えるものです。
    採用担当者は履歴書や面接を通して、応募者は具体的に何ができるのか、これまではどのような働き方をしてきたのか、それを踏まえて自社ではどのような活躍をしてくれるのかを鑑みながら選考しています。

    ミドルシニア層の場合、これまでの実績や経験をアピールすることができる、いわば名刺代わりになる履歴書はよりしっかりと作成しなければなりません。

    なぜ、年齢を重ねると履歴書に特に気を付けるべきなのか。

    若者と比較すると年齢を重ねた応募者は、企業側からすると長期間働いてくれないのでは...と年齢面をネックにされることがあります。しかし、意欲と可能性を感じさせる履歴書であれば、まずは「この人に会ってみたい!」と思わせることができるはずです。そんな採用選考の第一関門である履歴書を蔑ろにする人が意外にも多く、はたまた履歴書の書き方が間違っている方も少なくないのが実情です。

    例えば、若者に比べてキャリアが長い分、履歴書はどうしても文面も長くなりがちです。しかし、あまりだらだらと長い文面を書いても読み手にとっては読む気が起きず、的を射ない内容となってしまってしまいます。それではせっかく書いたのにも関わらず、履歴書のせいで面接の選考に進めないということもあり得ます。面接に進む前の選考課程を突破できなければ、採用というゴールに結びつかないのは容易に想像できるでしょう。

    そして、長らく働くことから離れていた場合、そもそも履歴書の書き方を忘れてしまったり、作成のルール間違ってしまっていたりということも。そのような履歴書は読む前に選考からはじかかれてしまうこともありますので、採用選考のスタートラインに立つためにも、履歴書の作成方法を改めて確認しておきましょう。

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    【項目別】履歴書に記入する際のポイント

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    まずは、履歴書に何を書けばいいのかをまとめていきましょう。
    最近では、市販の履歴書でもパソコンソフトで作った形式でも、必要な情報が記載されていればフォーマットは問わないとする企業が増えています。

    しかし、必要情報とする情報が欠けていたり、逆に履歴書として不必要なことが書かれていたりすると、選考にはマイナスに響いてしまうことがあるので注意が必要です。

    基本情報は必ず記入する

    基本情報を記載するときには、正確に表記しましょう。基本情報には、氏名や生年月日、住所や連絡先などが含まれます。氏名は正式な漢字を使用し、「ふりがな」は平仮名で、「フリナガ」はカタカナで書くといった常識的な記載が求められます。また、日付欄には提出日を記入し、郵送等の場合は投函日を書きます。

    印鑑は氏名の右へ忘れずに押し、生年月日は履歴書全体で西暦か和暦で統一します。住所を書く際には、アパートやマンション名、部屋番号といった正確な情報を記入するようにします。連絡先は現住所と同じなら「同上」、異なる場合は省略せず正確に書きましょう。

    写真を貼付する

    写真の貼付は忘れないようにしましょう。背景には、青や白、グレーといった背景を選び、自然な表情で撮影します。最近では、スマートフォンで撮影した写真を証明写真として印刷するサービスもあります。

    しかし、求職活動に使用する証明写真に関しては、証明写真機や写真館で撮る方が良いでしょう。また、スナップ写真のような趣味趣向の強い写真は、マイナスな印象を与えかねないので注意が必要です。

    学歴・職歴

    学歴・職歴は同じ欄に記入します。1行目の中央に「学歴」と記入し、この下の欄は学歴が記載されることを表します。学歴は最終学歴の1つ前から書くのが一般的です。例えば、大学卒業が最終学歴なら高等学校卒業から、高等学校が最終学歴なら中学校卒業から書くようにします。

    職歴は、学歴の最後の行から1行空けます。中央に「職歴」と記載し、次の行から書き始め、入社年月や退職年月ともに記載します。全てを書き終えたら、職歴の最後の行の1行下へ右寄せで「以上」と書けば完成です。

    志望動機や自己PR

    志望動機や自己PRの欄に「特になし」と書くのは、やめましょう。自身の強みや得意なことを客観的にわかりやすくまとめます。経験のある職種であれば、そちらについても触れるようにし、自分がその会社でどのような仕事分野に携われるかを記入しておくと立派なPRになります。

    趣味・特技

    趣味や特技は特に決まりはありませんが、単語で「読書」「料理」などと挙げるだけではなく簡単にどのくらいのレベルにあるのかを述べておくとよいでしょう。例えば、「料理」が得意な方で、野菜ソムリエやフードアドバイザーの資格がある場合にはそちらも添えて記載しておくようにします。

    履歴書を書く際の注意点とは?

    履歴書を書く際、いくつか気を付けておきたいポイントがあります。

    年号は統一しておく

    年号を書く際、西暦と和暦のどちらを使えばいいか迷う人もいらっしゃるかもしれませんが、どちらで書いても間違いではありません。しかし、統一感のない記載はやめるようにしましょう。必ずどちらかに統一させます。また、生年月日の箇所で昭和を「S」、平成を「H」と省略して書いてしまう方がいますが、履歴書の場合は省略して使用するのは避けましょう。

    履歴書は使いまわさない

    複数の企業に対して、1つの履歴書を使いまわしてはいけません。提出日付の箇所に修正液を使って変えた履歴書を使いまわす方もいらっしゃいますが、一度面接等で使用した履歴書には折り目や皺が付いてしまっている場合があります。応募先の企業に合わせた志望動機や自己PRを考え記載することで、より採用される可能性はアップするでしょう。

    コピーを取っておく

    意外と多くあるのが履歴書原本をそのまま郵送してしまい、内容を再確認できないまま面接に臨んでしまうという事態です。面接時には履歴書の内容を質問されることが多いため、手元にコピーをとっておくようにしましょう。面接する企業によって内容を変えている場合もあるので、しっかりとどの企業にはどの履歴書を送った(提出した)のかを把握するようにしてください。

    最終確認を忘れずに

    誤字・脱字がないか、必ず見直しをしましょう。履歴書に書き間違いがあると、採用担当者から「仕事でもミスをするのでは?」と思われてしまい、あまり良い印象を持ってもらえません。

    例えば、学歴では「高校」ではなく「高等学校」と書く、職歴では「(株)」ではなく「株式会社」と書くなど、正式な表記を心掛けましょう。うっかり誤った表記で書いてしまいやすい箇所のため、きちんと見直し必要に応じて修正します。

    ミスしたら最初から書く

    パソコン入力の履歴書は何度でも修正できますが、手書き場合にはボールペンで記入するため、ミスをしてしまうこともあるでしょう。勿体ないから、面倒くさいからと修正ペンを使用することはNGです。1カ所でも間違えてしまった場合は、最初から書き直します。

    丁寧で分かりやすい字で記入する

    手書きで履歴書を記入する際には、できるだけ丁寧な字で書きましょう。汚い字は読みにくく、悪い印象を与えかねません。字の上手い下手は採用には関わりませんが、読む相手のことを思い丁寧に書いた字は好感度を上げてくれます。また、字に自信がない方はパソコンでの提出がおすすめです。

    書きすぎない

    年齢を重ねれば、職歴やスキルが多くなっていきます。しかし、ダラダラとわかりづらい羅列にならないように気を付けましょう。書きすぎることが返って読みづらい履歴書になってしまっている可能性も。簡潔な文章で記載するようにしてください。

    履歴書の書き方に関するQ&A

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    ここでは、履歴書を書く際に疑問になることをお答えしていきます。履歴書を書く際に参考にしてください。

    Q.手書きとパソコン入力どちらが有利?

    近年は履歴書をパソコン入力で作成する方が増えています。そのため、手書きで書く場合、時代に即した方がいいのかと不安になる方も多いかもしれません。しかし、履歴書は応募先の企業の指定がない限り、どちらでも問題ありません。

    Q.用紙のサイズは?

    応募先からの指定がない場合は、A3サイズを2つ折りにしたA4サイズ、あるいはB42つ折りにしたB5サイズのどちらでもOKです。ただし、ビジネス関連の書類はA4サイズが選ばれることが多いため、迷った場合はA4サイズで提出する方が良いでしょう。

    また、用途別にフォーマットが分かれていることも多いので、パートやアルバイトで使用する場合は【パート・アルバイト用】の履歴書を求めると、仕様に合って書きやすいです。

    Q.株式会社を(株)と省略してもOK?

    履歴書は正式な書類となりますので、株式会社を(株)、有限会社を(有)などと省略して記載するのはNGです。必ず正式名称である株式会社や有限会社と記入するようにしてください。

    Q.特筆すべき特技などがないときはどうすればいい?

    自己PR欄に書く内容が見つからない場合、「特になし」と書く方がいますが、あまりおすすめしません。企業は少しでもあなたのことを知りたいと思っています。何も思い浮かばないときは、趣味を特技に昇華して書くのも一つの手です。

    例えば、趣味がウォーキングの場合、体力に自信があると言い換えることができます。自分では思い浮かばない場合は、ご家族やご友人に尋ねてみても良いでしょう。

    Q.転職回数が多く、職歴が目立ってしまうときは?

    ご自身で退職理由をきちんと説明できれば問題ありません。最近は、働き方も多様性になっているため、短期間での転職もマイナスには作用することは少なくなりました。面接でしっかりと「なぜ転職したのか」という理由を明確に話せることが大切です。

    Q.親の介護があって入れない曜日がある場合は?

    企業側も個人の都合にはなるべく寄り添いたいと思っているはずです。そのため、もし都合が悪い曜日などがある場合は、【特記事項やその他】の欄などで、伝えるようにしておきましょう。

    その際にはポジティブな言い回しを心がけます。例えば、「水曜日はシフトに入ることができません」よりは「水曜日以外はシフトに入ることができます」といった伝え方の方が好印象になるでしょう。

    Q.応募理由が「時給のよさ」でも書いてはだめ?

    パートやアルバイトを選ぶ際、「時給がいい」を志望理由にする方も多いでしょう。しかし、それをそのまま履歴書の志望動機に書いてはいけません。

    時給が良くて選んだ際には、「時給がいいから」ではなく、「趣味を充実させるための資金にしたいから」や「家族と旅行の機会を増やしたいため」など、お金の使い道を書くと採用担当者との会話の糸口となることもあります。より具体的な志望理由に繋げて考えると良いでしょう。

    まとめ

    履歴書はあなたのことを最初に知ってもらう大切な書類です。そのため、「これでいっか...」と適当に書くのではなく、しっかり丁寧に作成するようにしましょう。履歴書は応募企業へのラブレターと言われることも。相手(企業)への想いをきちんと形にして採用を勝ち取りましょう。

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