今からはじめたい!おすすめのパートは?

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今からはじめたい!おすすめのパートは?

子どもが小学校に入るようになると、「そろそろパートでも始めようか」と考えるママも多いようです。でもブランクがあったり、家事との両立など不安で、なかなか一歩を踏み出せないママもいるのではないでしょうか。今回は、子育て中におすすめのパートについての情報をまとめました。

この記事の目次

    人それぞれでのオススメパート

    パート勤務のための第一歩は、まずは自分にぴったりの働く環境を見つけること。求人サイトなどに掲載されたパート募集の中から、自分に合う職種・職場を選ぶコツをご紹介します。

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    人によってオススメのパートは様々!自身に合う条件を明確に

    求人サイトやパート募集のフリーペーパー、オリコミチラシなどには、「コンビニエンスストアの店員」「レストランの接客」「工場での軽作業」など、さまざまな職種のパートが募集されています。時給が高かったり、家の近所での募集であるなど、好条件の募集があると、飛びついてしまいそうになるかもしれませんが、ここで大切になるのは自分が置かれた状況とマッチしているかどうかです。

    まず、自分の今の状況を書き出してみましょう。週に何日働くことができるか、子どもの帰宅時間を考慮して、何時までなら勤務が可能か、土日も出勤はできるか、など。

    その上で、「時給●●円くらい」「自宅から近い、もしくは徒歩圏」「未経験者可」「短時間勤務がOK」「接客をしたい」などの希望する条件も書き出します。その条件の中で、優先順位を決め、自分の置かれた状況の中でも勤務できそうな仕事先をピックアップしていきます。

    パート勤務を長続きさせるためには、無理をしすぎないことも大切です。「少し勤務時間が長いけれど、時給が高いから我慢しよう」「週3日勤務が希望だけど、頑張ればあと1日勤務日を増やせるかも」など、自分の我慢や頑張りを前提にした気持ちでスタートすると、後々自分自身を追い込んでしまうことにもつながりかねません。

    よくあるパートの希望条件とは

    パートの希望条件には「家から近い」「週に1日でOK」「1日3時間から」といったものがありますが、その中でも特に多くの人が条件として挙げるものは、どういったものでしょうか? よくあるパートの希望条件をご紹介します。

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    ・家から近い

    子どもの学校行事に参加しやすい、家族に何かあればすぐに帰宅できる、通勤時間がもったいないといった理由で、自宅から近い場所での勤務を希望する人が多いようです。

    ・未経験でも可能

    経験がないが、興味ある分野の仕事だったといった理由のほか、特別なスキルや資格は持っていないが、働きたかったという人もいました。

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    ・シフトの融通が利く

    子どもの学校の予定に合わせられるよう、シフト調整がしやすく、融通も利きやすいことも重視されているようです。

    ・パートで働く人に主婦が多い

    「主婦が働いている」ことを条件として挙げる人も多くなっています。同じくらいの年齢で、同じように子育てをしている仲間が職場にいると、何かと助け合ったりできそうですね。

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    ・体力的につらくない

    久しぶりに働く場合、体力が続くか心配になる人も多いようです。デスクワークやそれほど体力を必要としない仕事であれば、体力の心配なく仕事に取り組めそうです。

    みんなはどうやってパートを決めてるの?

    多くの条件がある中、世の中のママたちはどうやってパートを決めているのでしょうか。どのような状況に置かれたママがどのような条件を重視し、パートを選んだのか、その一例をご紹介します。

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    ・雰囲気のよい職場を重視してパートを決定

    初めてのパートの場合、職場になじめるかどうかも不安ですよね。なじみやすいアットホームな勤務先であれば、長く働くこともできそうです。面接の際に聞いてみたり、周りで働く人を観察したり。店舗などであれば、お客として来店してみるのも判断材料になります。

    ・趣味を活かせる仕事内容を重視

    「未経験可」を条件とする人も多いのですが、趣味や好きな分野の知識を活かしたいという人も多くなっています。趣味で通っている店がたまたまパートを募集していたので、応募したという人もいました。

    ・子どもの送迎に便利な場所

    勤務地が幼稚園や保育園などに近いと、子どもを送迎しやすく便利ですね。園で何かトラブルがあっても、勤務地が園に近いとすぐに駆け付けることもできるのでおすすめですよ。

    ・勤務時間は短くてもOK

    初めてのパートの場合、子供を育てながら、どのくらいの量の仕事をこなせるか不安ですよね。体力的な心配もあるため、長時間勤務は避け、1日2~3時間でOKの仕事から始める人も多いようです。結婚したばかりの新婚主婦の中にも、結婚後の生活ペースに慣れるまで、短時間勤務をしていたという人もいます。

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    シチュエーション別、おすすめパート

    夫の仕事の関係で引越しが多い場合や、家庭を中心に短時間で働きたい場合などは、どういったパートが適しているのでしょうか。おススメの職種や労働条件の目安などの一例をご紹介します。

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    【専業主婦で、家庭と両立しながらしっかり働きたい場合】

    パソコンを使用した作業や電話応対、ファイリングなどを行う事務職は、定時で上がれることも多いため、家庭と両立しやすい、人気の仕事のひとつです。休日も土日・夏季休暇・お正月休みと取れるので、子どもや夫との都合も付けやすいでしょう。

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    体力を使わないデスクワーク中心なので、40代・50代でも長く続けられそうですね。パソコンスキルや業務に関する資格を所有している場合は、時給のアップも期待できそうです。

    【産後や子育てで短時間で働きたい場合】

    コンビニエンスストアやファストフード・ファミレスのスタッフ、スーパーのレジスタッフなどは、1日3時間くらいの短時間勤務から始められるところが多いようです。スタッフ募集の紙が店頭に貼ってあることもあり、お客として訪問してみることで、店内の雰囲気や働いている人の年齢層などを自分の目で確かめることもできます。

    コンビニやファストフードは学生バイトが多いので、土日や夏休み・冬休みなどは比較的休暇を取りやすいのもポイント。幼稚園ママや小学生ママなど、同じ子育て中のパート仲間もいるため、子どもを育てながら働く大変さなども理解されやすいようです。産後に長時間働くのは体に負担がかかりますが、コンビニやファミレスで短時間勤務からはじめ、徐々に慣らしていくのもいいですね。

    また、扶養内で働くことが前提の場合も人もいますが、パートが多いコンビニ・スーパー・ファミレスなどの場合、勤務先が「扶養内」を配慮してくれることが多いようです。

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    【転居などが多く、短期で気軽に働きたい場合】

    軽作業スタッフは、工場などでシール貼りや梱包、仕分けなどを行う仕事。中でも短期勤務に適しているのは、登録制の軽作業スタッフ。人材派遣会社に登録し、都合のいい日を伝えておけば、「1カ月のうち、10日だけ勤務する」といった働き方もできます。

    全国展開している人材派遣会社の場合、転居先でも仕事を見つけやすいというメリットもあります。いつ引越しになるかわからない転勤族にはぴったりですね。
    ※日雇派遣で働く場合は、特定の条件を満たす必要があります。詳しくはコチラ

    気を付けたい、応募のコツとは?

    パートといえど、企業側は社員同様、責任もって仕事に取り組んでもらいたいと思っているもの。やる気や熱意などは、応募書類や履歴書・面接などに知らず知らず現れます。ここでは、採用されるために重要な履歴書の書き方、面接での回答のポイントをまとめました。

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    履歴書の書き方のポイント

    履歴書は手書きで書く場合、誤字・脱字に気を付けて、ていねいに見やすく書きましょう。今はパソコンで作成した履歴書も多く見られます。字を書くのが得意ではない人は、パソコンで作成してもいいでしょう。

    また、写真は必ず履歴書用のものを貼付します。撮影するときは、きちんとした服装で撮りましょう。女性の場合は、メイクや髪型で写真の印象もかなり変わります。専門スタッフがアドバイスしてくれる写真屋さんであれば、履歴書に応じた撮影をしてくれます。

    志望動機などの欄に記入する文章は、短すぎても長すぎてもよくありません。スペースの7~8割を占めるくらいのボリュームを心掛けましょう。「働き始めるのは20年ぶり」などブランクがある場合でも、仕事の経歴はきちんと書くようにします。

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    志望動機サンプル

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    面接のポイント

    まず最初に聞かれると思われる「志望動機」ですが、「子どもの教育費を稼ぎたい」「自宅から近いので通勤しやすい」といった経済的なことや通いやすさについては、ストレートに伝えましょう。具体的な理由があると、長く働いてくれると思われ、採用のポイントが高くなります。

    勤務日や時間については、明確に伝えておきましょう。休日出勤や残業について聞かれた場合、採用されるためにとつい「できる」言ってしまうケースも少なくないようですが、本当に可能な時間や条件を伝えるようにします。例えば、「土曜日は子どもの通院があるので厳しいですが、日曜日なら可能です」「残業は2~3日前くらいに連絡頂ければ、子どもの預け先を検討します」などです。

    また、子どもの急な病気の時にどうするかなども聞かれる場合もあります。企業側も子持ちの場合は急な予定変更がつきものであると多くは理解しているもの。「近所に親が住んでいるので、急病の時は預かってもらえます。しかし、どうしても厳しい場合は、早めに連絡をいたします」など、勤務先に迷惑をかけないように努力する姿勢をアピールするようにしましょう。

    求人サイトなどの場合、サイトの応募フォームから応募できるケースが多いようです。その場合も、ていねいな言葉選びを念頭に、誤字はないか、自分の希望を盛り込みつつ失礼がないようにな文章を心がけましょう。

    ブランクの長い方は久しぶりの応募で不安に感じることもあるかもしれませんが、これまでの仕事経験だけではなく、保護者同士での交わりや地域活動の経験などもアピールにつながる項目です。ポイントをしっかり押さえつつ、自分の魅力を伝えるようにしたいですね。

    面接のマナーとふるまいの参考記事はこちら

    体力を過信せず、無理ない範囲でスタート

    特に40代以降の方で気を付けたいのは、「体力」のことも考えること。知らず知らずのうちに体力が落ちているため、過信は禁物です。無理のない時間・シフトで徐々に慣らし、長時間勤務に備えてもいいでしょう。同じ子育て中のパート仲間がいる職場なら、子育ての情報も共有でき、楽しく働けそうですね。

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