無理しないで子育てと両立できる!おすすめの仕事とは?
- 働き方を選ぶ
- 公開日:2018年6月13日
子供が小学3年生くらいになれば、子育ても一段落。パートや再就職を考えるのには、良いタイミングです。でも、仕事からしばらく離れていたママが、いきなり仕事復帰するのは不安ですよね。子育てと仕事を両立するコツとおすすめの仕事をご紹介します。
この記事の目次
仕事復帰、メリットと知っておきたい注意点
仕事復帰のメリットは?
仕事に復帰することのメリットは、なんと言っても家庭の収入源が生まれ、経済的に楽になること。正社員として勤めていた方で、以前と同じように仕事がしたいなら、正社員として再就職を目指すことになりますが、その場合はそれなりのスキルも重要となります。
長く勤めるためにも、最初は無理をせずに短時間だけ働きながらスキルを磨いていき、ゆっくり仕事復帰をしていくという流れも検討してはどうでしょうか。
仕事探しの注意点
仕事を探すときには、自分のスキルや、希望する職種に向いているかどうかは重要です。人との会話が苦手なのに接客や営業の仕事を選んでも勤めてから辛いですし、普段パソコンを使っていても、仕事の現場でを使いこなすとなると、かなりの努力が必要になります。仕事から離れて時間が経っているのなら、ビジネスマナーを学びなおすといいでしょう。また、これまで培ってきた経験やスキルがあるのであれば、それを証明するための資格を通信講座など利用して取得するのも一つの方法です。いずれにせよ、「仕事をしたい」と思ったときが、何かを始めるチャンスです。
両立しやすい仕事とは?
子育てと両立しやすい仕事を紹介!
子育てと両立しやすい仕事の条件で、先輩ワーママたちから聞こえてくるのは、「時間を上手に使えること」と「同僚に同じような子持ちで働くママがいること」という声です。小学生の子供がいると学校の行事へ参加しなくてはならなかったり、急病や怪我で連絡がくることも。そんな場合でも、同じような同僚が多い職場なら助け合っていけますし、休みが取りやすく、シフトの融通がきく職場であれば働きやすいですね。
それを踏まえて、仕事を探す時のチェックポイントを挙げてみます。
1)シフトの融通がきくか
2)未経験でもできるか
3)同じ環境(子育て中)の同僚がいるか
4)体力的に続けられる仕事か
5)長く続けられる仕事内容か
この条件に合っているおすすめの職種は
1)レストランなど飲食店
2)軽作業スタッフ
3)一般事務・受付
4)コールセンター
5)スーパーマーケット・百貨店
などがあります。
在宅ワークという選択肢も
スケジュール管理が自分でできる「在宅ワーク」も、子育て中のワーママには働きやすい仕事です。自宅でできる仕事としては、「テープ起こし」や「データ入力」、「翻訳」などがあります。「テープ起こし」や「データ入力」は多くのスキルを持たずとも始めることが可能ですが、自分の求める収入を稼げるようになるには、努力が必要です。また、「翻訳」の仕事においては、外国語の能力はもちろん、専門分野に詳しい人などが重宝される傾向にあります。ハードルは高いですが、今後在宅ワークをするための準備を始めてみてもいいですね。
仕事と子育て両立を支援する制度
子育てしながらできる仕事があることがわかりましたが、それでもまだ不安というプレワーママにご紹介したいのが公的な支援制度です。中でも代表的なのものは、小学校に通う子供に使える制度に「ファミリーサポート制度」です。自治体によって異なりますが、登録した近隣の会員が、学校への送迎や放課後、学童保育終了後の一時預かりをしてくれるサービスを受けられます。
また、いざ仕事をしてみたら、思っていたのとは違っていたというのは、よくある話。仕事が辛い、子育てを犠牲にしてまで働きたくはない、もう辞めたいと思ったら転職を考えてもいいでしょう。支援してくれる制度で「マザーズハローワーク」があります。ステップアップするための資格を取るための給付金制度もあります。
このような制度は、自分で調べたり、ワーママ同士のネットワークを使って情報を得られます。自治体や民間の制度は変化が多いので、常に最新の情報を得ることが必要です。後から、知っていれば良かったと思う前に、自分から積極的に情報を確認していきましょう。
子育て中の仕事でよくあるトラブルと対処法
避けられないトラブルとは?
仕事復帰後には、トラブルに直面することも多くあります。もっとも多いのは「急な残業」があります。「早く仕事を終わらせなければならない、でも家にはお腹を空かせた子供が待っている...」そう思うと、集中できずミスしたり、さらに時間がかかってしまうものです。
そんな状況でイライラしてしまう前に、家族に協力を求めましょう。夫はもちろん、近所に住んでいる祖父母などの親族を頼ってもいいのでは。そんな状況に子供が対応できるよう、食べたもののお皿は自分で下げる、など自分のことは自分でできるようになるよう、日頃から自立を促しておくことがポイントです。
家事の負担が大きくなる
仕事を始めると必然的に家事の時間が少なくなります。今まで完璧にこなしていたママには、雑然とした家の中がストレスになるかも。家事の負担を減らすには、家族の協力も必要ですが、時短を考えるのが合理的です。負担が大きいのは食事の支度と掃除。解決策として、時短メニューのレパートリーを増やしましょう。レシピ本もたくさんありますし、パソコンやスマホのアプリを利用してもいいですね。最近は、調理や掃除の時短に繋がる優秀な家電もあります。
掃除については、モノが多過ぎるので散らかるし、片付けるのが大変になるのですから、この機会に断捨離がおすすめです。経済的に余裕があれば、家事代行サービスなどにお願いするという手もあります。一度プロに完璧に掃除してもらっておけば、その後はこまめに簡単な掃除だけで、きれいな状態が続きます。
まとめ:子育てと仕事の両立のコツは「働きやすさ」
両立できる仕事を選ぶポイントは「働きやすさを重視する」ことです。無理なく働きやすい職場の特徴は、「通勤がしやすい」「子育て中の同僚・管理職がいる」「年間の休日数が多く、有給も取りやすい」「シフトの融通がきく」「残業が少ない」ということです。
厚生労働省では、そのように子育てしながら働きやすい要件を満たしている企業に、子育てサポート企業と認定する制度も行っており、「くるみんマーク」「プラチナくるみんマーク」で認定しています。職場を選ぶときの指標にしましょう。
そして、子育てにも仕事にもパーフェクトを求めないことです。「必ず◯◯をしなければいけない」ではなく、できることをするようにしましょう。心と時間にゆとりをもつコツです。うまくいかなくて、イライラしてきたら笑い飛ばしてしまう柔らか頭を持ちたいですね。
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