中高年の営業職への転職では、即戦力として貢献できるかを職務経歴書から見極めています。同職種であれば、売上だけでも採用担当者がイメージできるかもしれませんが、目標達成率や前年対比、さらには社内での売上順位などを記載することで、これまでの実績がイメージしやすくなります。

売上に貢献したことだけでなく、営業スタイルや営業に対する姿勢。さらに目標達成に向けての責任感などを盛り込むことで、ヒューマンスキルがアピールできます。応募企業の営業スタイルが法人営業か個人営業なのか、など想定したうえで、関連する経験を強調して記載してください。

中高年の営業職の転職でこれまでの実績を強調しすぎると、採用担当者は自慢しているように受け止め好感を持ちません。実績は営業職としての能力を裏付けるものとして記載すべきですが、大切な事は「経験があるからこそ応募企業で成果を上げられる」ということを、発揮できる能力として具体的に記載しましょう。