配送の仕事はこんな人に向いている! 配送ドライバーの仕事内容や魅力について
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- 公開日:2023年1月18日
IT化が進み、生活にとってはなくてはならない、物流業界。そんな物流業界で様々な物や商品を運搬するドライバーの具体的な仕事内容について、皆さんはご存知でしょうか。本日は、配送ドライバーの仕事内容や魅力をお伝えしていきます。
この記事の目次
配送ドライバーの仕事内容とは?
長距離輸送やルート配送など、一概にドライバーといっても業務は様々ですが、個人宅や会社、店舗などに荷物を運搬・配送・集荷までを行います。
その中でも、ルート配送ドライバーは、固定の納品先に決められた通りに荷物の納品をするので、1日の走行距離もそこまで長くはなく、日帰りで行ける範囲が中心です。
普通免許があればできる仕事も多いことから、ドライバー職が初めての方でも始めやすい職種だといえます。
皆さんもコンビニの前にトラックが停まっている光景を目にしたことがあるのではないでしょうか。実は、毎日決まった時間に商品を届けるコンビニ配送もルート配送ドライバーの仕事の一つなのです。
また、自動販売機配送ドライバーは、街中に設置されている飲料自動販売機を回り、飲料の補充などを行います。
このように、配送ドライバーといっても配達するものは食品や医薬品など多岐にわたり、中には給食を届けたり、新聞を配送したりもします。
配送という仕事の魅力とは?
求人募集の中には、様々な分野の配送ドライバーを見つけることができます。また、正社員としては就職をせずに、アルバイトで配送ドライバーをしている方も多くいます。
そんな配送の仕事をする魅力は、どのような点にあるのでしょうか。配送ドライバーのメリットや、やりがいについて触れていきましょう。
自分のペースで働ける
配送ドライバーが届ける物については、時間厳守なものもありますが納品先はほぼ決まっていることが多く、業務内容も難しくないのが特徴です。
また、始業時と終業時には会社に寄り、納品先での人と会話することもありますが、基本的には1人で仕事を行うので、会社勤めのように日中に煩わしい人間関係はありません。他人とのコミュニケーションが苦手な方や、人間関係を構築するのが苦手な方でも十分にやっていける仕事だと言えます。
配達先で感謝される
ルート配送のドライバーをしていると、感謝を言われる場面が多くあります。物流はダイレクトに消費者の日常生活を支える仕事ということが十分に認識できますので、使命感を持って行える、大変やりがいのある仕事だといえます。
配送先でも「ありがとう」を多く言ってもらえるため、とても社会貢献度の高い仕事だと言えるでしょう。
収入が安定する
配送ドライバーの平均月収はおよそ30万円と言われています。その他、危険手当、遠距離手当、食事補助など様々な手当てが付与される場合があり、他業種の仕事と比較しても福利厚生等も充実しているといえます。さらに、寮や社宅が用意されることもあり、賞与があったり、退職金が手当されたりする会社もあります。
最近では副業が解禁となっている会社も増えてきたため、週末だけアルバイトとして配送の仕事をする人も多くなっています。
また、近年ではドライバーが不足している事情もあるため、急な解雇やリストラが少ないこともルート配送ドライバーを仕事にする、メリットでしょう。
さらに、働き方改革で時間外労働の上限規制が物流業界にとって大きな影響を与えるとも言われています。上限規制によりドライバー1人当たりの走行距離が短くなることで、長距離で物が運べなくなるとの懸念が生じているのです。「2024年問題」と称されたこの問題は、今後ますますドライバーの需要が増えることを示しています。
配送の仕事はどのような点が大変なのか?
配送の仕事についてまとめてきましたが、どのような点が大変なのでしょうか。
早朝勤務や深夜勤務も。体力的にきつい
まず、デメリットの一つとしては主に体力的にきつい点が挙げられます。朝は早ければ午前3時頃から勤務し、繁忙期などで残業などがあると夜遅くまで働くこともあります。
また、荷物を正確な時間に届ける仕事はとても体力が必要となりますので、体力自慢の方には向いている反面、体力に自信のない方や身体が弱い方にとってはきつい仕事だと言えます。
仕事が単調
ルート配送ドライバーの仕事は、基本的に毎日同じことの繰り返しです。同じ納品先に、同じ用に納品する仕事は非常に単調です。飽き性の方や、単調な仕事が苦手という方には少し退屈かもしれません。
また、運転は一歩間違えば事故とも隣合わせですから緊張感を持った上で、ルーティンの仕事を行っていく必要があります。
配送の仕事で活かせる経験とは?
ルート配送ドライバーは採用の際に、学歴や経験が問われることはあまりありませんし、健康で体力のある方なら働き手として歓迎してもらえます。実際に、働かれている方の中には異業種からの転職も多いのです。とは言っても、あれば役立つ経験もありますのでご紹介します。
運送業で培った経験
運送業界はもちろん、バスやタクシーなどトラック以外のドライバー経験はルート配送に活かせるでしょう。物を運搬することは、届けるものは違っても運転の際に注意しなければならない点などは似ていますから、ドライバー経験がある場合は就職活動の際には、積極的にアピールするようにしましょう。
普通免許のほかに、中型や大型など免許や資格を持っている場合は、重宝がられますし、それらの経験を配送ドライバーとして活かすことができます。
接客業に従事していた人
接客とルート配送は一見異なる分野に思えますが、ルート配送の仕事においては接客経験を活かすことができます。
例えば、配達先には一つの業者だけではなく、複数の業者が関わっていることもありますから感じのよい配達員は会社としても働いて欲しい人材なのです。
そのため、丁寧な言葉づかいや接客技術、営業経験などのある場合、会社の中で将来的にステップアップできる可能性もあるといえます。ドライバーは荷物を運ぶのが仕事ですが、時刻通りに丁寧に荷物を届けるという点では、信頼も運ぶ仕事と言えるでしょう。
人当たりがよく、気づかいができる方にはクライアントからも多くの信頼が寄せられます。
まとめ
ルート配送では予め運ぶ荷物や配送先が決まっていたり、配送距離は短く、残業なども比較的少ないです。そのため運転が好きで、煩わしい人間関係が嫌な人、体力に自信のある方にとっては向いている職種と言えます。
ドライバーの働き方も多様化しており、まずはアルバイトから始めたいという方にとっても、魅力的な仕事の一つでしょう。