フリーランスが今、熱い!!

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フリーランスが今、熱い!!

会社に所属しないでも働いていける自由な時代になりました。“副業元年”といわれた2018年と比較して、現在では日本のフリーランス人口は500万人以上も増え、1,670万人になったといいます。しかしながら、規則に縛られずに働くフリーランスは増えている一方、働き続けられずに会社員に戻る人も少なからずいるのが現状。今回は流行の働き方「フリーランス」について、ご紹介します。

この記事の目次

フリーランスにはどんな種類があるのか?

ランサーズの『フリーランス実態調査 2021』によると、フリーランスの働き方は大きく4つに分けられるといいます。

副業系すきまワーカー
会社員としての給料を得ながら、空いた時間で副業をするフリーランス。クラウドソーシング等を活用し、年間10万円ほどの副業収入を得ていると言われています。

複業系パラレルワーカー
空き時間や休日に行う副業とは異なり、本業として2社以上の企業と業務委託契約で仕事をしているフリーランス。

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自由業系フリーワーカー
企業との雇用関係がない独立したフリーランス。最近話題のブロガーやユーチューバーがこれにあたります。

自営業系独立オーナー
個人事業主または1人で法人経営をしているフリーランスを指します。税理士や弁護士などの士業がこれにあたるのだとか。

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どんな職種があるの?

職種としては、主にどんなものがあるのでしょうか。具体的にみて参りましょう。

ITエンジニア系
プログラマーや、Webコーダーやエンジニアが分類されます。
年収も比較的安定しているのが特徴です。IT技術を求めている企業も多いことから需要があり、年収も1000万円を超える人も少なくありません。

ライター系
Webライター、編集者、コピーライター、新聞記者やブロガーまで文章を書く人がここにカテゴリー分けされます。収入の幅は大体250~1000万円までと幅があるのが特徴。

最近では、主婦の方や会社員なども隙間時間でライターとして働くなど、層が厚いことから仕事を確保するのが難しくなっていると言われています。

接客系
ヨガインストラクターやスポーツトレーナー、メイクアップアーティスト、コンサルタントや占い師まで、対面で話すことや教えることを主にしているフリーランスが分類されます。

年収でいうと、200~2000万円と幅が広く、人気なインストラクターはテレビやラジオなどで活躍している方も見受けられます。

クリエイティブ系
Webデザイナー、グラフィックデザイナーやイラストレーター、作曲家やカメラマンなどが挙げられます。年収でいえば、平均でも500万円と、安定して稼げるのがこのクリエイティブ系だといえます。

HPや会社パンフレットなどのデザインは日々、必要とされるので需要も途切れない傾向があることが安定して稼げる要因なのだとか。こうした現状を見据えて近年では大学にいくより、専門学校でデザインなどを学んですぐに独立する人も少なくありません。

新興系
インスタグラマーや、ユーチューバー、ライバーなど、IT化が進んだ現代ならではの職業がここに分類されます。

インスタグラムのフォロワーは基本的に、1人1円の価値があるとされています。年収を考えるにはインスタグラマーのフォロワーの数をみるとわかるという訳です。まさに、現代ならではのフリーランス職種だといえます。

運営系
ここには、ネットショップ運営や個人投資家、農家なども分類されます。自宅を使ってリラクゼーションサロンを運営するセラピストもここに入ります。投資家の中には年収数億円の人もいるなど、当たればものすごく稼げる職種です。

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すぐに始めやすいものは?

では、フリーランスとしてすぐに働き始めやすいものには何が挙げられるのでしょうか。

それは、IT業界に携わる職業です。プログラマー、Webデザイナー、Webライターなどが当たります。これらの分野は人材不足が叫ばれていますし、実際にすぐにでも働いて欲しいクライアントが多いのが現実です。

ただその分担い手も多く、実力がなければすぐに他の人に仕事が渡ってしまう場合もあるので、納期を守ったり、責任をもって仕事に取り組んだりするのはもちろんですが、自分に付加価値を付け、ブランディングしていくのも大切でしょう。

例えば、筆者でいえばシナリオなど物語を書いているウェブライターという点で他のライターとの差別化を図っています。自分ならではの強みがあるということが仕事に繋がるきっかけになるのです。

最近ではYouTubeなどでもストーリーが書けるライターを求めていることも多いので、フリーランスになる場合は+αな分野があると息の長い働き方ができるといえるでしょう

まとめ

会社に属さない、自分らしい自由な働き方をしたいと思われるのであれば、フリーランスになるのはおすすめです。もしかしたら始める際に、「大丈夫かな」と不安になる方もいるかもしれませんが、私の経験上、人としてきちんと仕事ができるならばどんな方でもフリーランスになる資格があると思っています。

もちろん、そこには努力が必要ですが、ホウレンソウが出来たり、納期が守れたりと、人間同士の繋がりを大切にしていくことがまずは何よりも大切だからです。フリーランスになることへの不安や抵抗がある方は、まずは副業から挑戦してみるのも自分の働き方の幅を広げる第一歩になるでしょう。

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