資格取得で就職が有利に!? 意外と知らない清掃の資格

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資格取得で就職が有利に!? 意外と知らない清掃の資格

気軽に始めた清掃の仕事。やってみたら意外と面白く、はまってしまった。そんな人に目指してほしいのが、清掃関連の資格です。「就職に有利」「年収アップが見込める」など、メリットがたくさんの「清掃の資格」を特集します!

この記事の目次

    清掃の仕事と資格

    清掃のプロフェッショナルとは?

    身の回りをきれいにして、清潔な環境を保つ。清掃は、誰もが日頃から行っている日常的な行為です。では、日々の生活で行う「清掃」と、プロが行う「清掃」には、どんな違いがあるのでしょうか。

    たとえばホテルや病院、オフィスビル、百貨店、マンションといった大規模な施設の場合、清掃の範囲が広大になります。清掃する場所によって清掃方法が異なりますし、多くの人々が利用する建物ですから、短時間で効率よく清掃を進める技術も求められます。

    未経験からのスタートが可能

    清掃に関する専門的な知識と技術が必要な仕事ではありますが、敷居が低く、「チャレンジしやすい」というメリットがあります。未経験者を歓迎する求人が多く、働きながら清掃に必要なスキルを身につけることができます。

    現場で経験を積み、一通り清掃の仕事を覚えたら、次のステップとして、資格取得を目指す道もあります。

    資格を取得すれば、年収アップも見込める!

    雇用形態も、アルバイトやパート、正社員などさまざまです。資格がなくても働くことができますが、関連資格を取得すれば、清掃現場の責任者として現場をマネジメントするなど、キャリアアップも可能です。資格取得者を歓迎する求人もあり、転職により年収アップを狙うこともできます。

    清掃関連の資格は、清掃の対象となる建物や作業の内容・種類によって細かく分類されています。ここでは、主に建築物の清掃に関連する資格をご紹介します。

    建築物清掃に関連する主な資格

    ・ビルクリーニング技能士
    ・清掃作業監督者
    ・病院清掃受託責任者
    ・清掃作業評価資格者
    ・建築物環境衛生管理技術者
    ・統括管理者
    ・空気環境測定実施者
    ・貯水槽清掃作業監督者
    ・飲料水水質検査実施者
    ・排水管清掃作業監督者
    ・防除作業監督者
    ・空気調和用ダクト清掃作業監督者

    これらの資格の中には、一定の実務経験を必要とするものや、前提資格が必要なものもあります。難易度が高い資格もあるので、資格取得を考えている人は、将来のビジョンを明確にした上で、計画的に準備をすることをおすすめします。

    次の項では、ビル清掃関連の資格の中から代表的なものを取り上げ、詳しくご紹介します。

    清掃の資格、受験資格や難易度を徹底解説!

    ビル清掃の資格は、「清掃のスキル」に関連した資格と、「清掃の管理」に関連した資格に大別できます。

    ビルクリーニング技能士(国家検定)

    【概要】
    「国家検定制度」で定められた職種の一つで、ビルクリーニング技能士の国家検定取得により、「ビルクリーニングの必要な技能を備えていること」が証明されます。1級・2級・3級・基礎級に分かれており、それぞれ、学科試験と実技試験に合格する必要があります。

    【活躍場所】
    ビル清掃のスキルを備えていることが証明されるため、オフィスビルやマンション、ショッピングセンターなどに活躍の場があります。1級は到達目標を「現場責任者」としており、清掃作業計画の作成や人員配置など、現場の管理的な業務を担うことが期待できます。

    【受験資格】
    3級......ビルクリーニングに従事している者およびこれから従事しようとする者、または外国人技能実習生で2号2年目終了予定者。
    ※2級以上は、一定の実務経験などが必要です。

    【合格率】
    1級49.1%、2級43.8%、3級58.2%(2016年度)

    建築物環境衛生管理技術者(国家資格)

    【概要】
    通称「ビル管理士」「ビル管」と呼ばれるこの資格は、特定建築物の環境衛生管理を担う国家資格です。特定建築物とは、延べ面積3,000平方メートル以上<学校は8000平方メートル以上>の建築物のこと。
    資格取得の方法は、「講習受講」「試験受験」の2種類があります。講習は受講時間が101時間と長時間に渡るため、多くの方が、試験を受けて資格を取得しています。

    【活躍場所】
    特定建築物の環境衛生管理をする場合、必ずこの資格者を配置しなければなりません。そのため、映画館や劇場、デパート、図書館、博物館、オフィスビルなど、該当するすべての建築物が活躍の場となります。

    【受験資格】
    「試験受験」2年以上の実務経験、「講習受講」5年以上の実務経験

    【合格率】
    21.1%(2018年度)

    清掃作業監督者

    【概要】
    清掃作業監督者は、企業が建築物清掃業として自治体に登録する際、人的要件の一つになっています。2日間の講習と試験で取得でき、難易度はそれほど高くありません。

    【活躍場所】
    建物内の清掃作業を監督することから、さまざまな活躍の場が考えられます。仕事内容は清掃作業の工程管理や仕上がりのチェック、作業員への指示などの監督業務です。

    【受験資格】
    「1級ビルクリーニング技能士」または「建築物環境衛生管理技術者」の資格取得者

    【合格率】
    約100%

    そのほかの資格

    さらに、貯水槽や排水管、エアコンなど、さまざまな場所の清掃スキルを証明する資格として、以下のようなものもあります。

    【貯水槽清掃作業監督者】
    受水槽及び、高置水槽等建築物の飲料水の貯水槽の清掃・管理・監督を行う上で必要となる知識・技能を習得した者のこと。講習を受講することで資格が交付されます。

    【排水管清掃作業監督者】
    オフィスビルなどの建築物の排水管清掃に必要な知識・技能を証明する資格です。講習の受講により資格が交付されます。

    【エアコンクリーニング士】
    一般社団法人日本エアコンクリーニング協会が実施する資格で、スタンダードエアコンからお掃除機能付きエアコンまで、広くエアコンの仕組みや分解・組立の方法について学ぶことができます。

    【水利用設備環境衛生士】
    公衆浴場や入浴設備をもつホテルなど、水利用設備の清掃・検査・維持管理方法と補償などに関する知識と技術を習得した者に与えられる資格です。講習の受講により、登録証が発行されます。

    貯水槽や排水管、エアコンに入浴設備など、その設備特有の汚れを取り去るには、専門の知識と技術が必要です。たとえば、厨房排水には油脂や残飯が含まれるため、グリストラップといって、油脂を分離阻集する機械の設置が義務付けられています。

    上記の一覧以外にも、さまざまな資格があるので、興味がある方はぜひ調べてみましょう。

    清掃の仕事は極めれば極めるほど、面白い!

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    「これは油の汚れだから、この洗浄剤を使うといいんだよね」「水垢を落とす良い方法はないかな」――なかなか落ちずに悩んでいた汚れが、適切な洗浄剤や清掃方法を用いることで、いとも簡単に落ちてしまった! 皆さんもきっと、このような経験をしたことがあると思います。

    誰もが日常の生活で行う「清掃」は、実はとても奥が深いもの。そして、正しい知識と技術があれば、汚れを取り去るのは決して難しいことではありません。

    せっかく清掃の仕事に興味をもったのなら、ぜひスキルを磨いて、資格取得を目指してみませんか。そして、スキルだけでなく、キャリアアップや年収アップも実現させましょう!

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