採用される秘訣は早めに応募すること?新着求人をチェックするメリットとは。

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採用される秘訣は早めに応募すること?新着求人をチェックするメリットとは。

求人サイトで気になる求人を見つけたとき、多くの方の行動は「今日掲載されたばかりだし。他の求人も見てから応募しよう」というものです。もちろん仕事先を慎重に選ぶことは重要ですが、慎重になることでのデメリットも。積極的な行動が生み出すメリットを、求人サイトの裏事情を踏まえて紹介いたします。

この記事の目次

    サイトに寄せられる「掲載終了した求人に応募したい」という声

    求人サイトを運営する中でご利用いただくユーザーの方から様々な声を日々いただきます。そんな中、定期的に寄せられるのが「掲載が終了してしまった求人に応募したい」というお声です。

    しかし、企業様が募集を打ち切っているため、残念ながらご要望にはお応えできないケースがほとんどです。

    ユーザーの方からすれば「掲載終了予定日が入っているのだから、そこまでは当然掲載されないとおかしい。そこまでは応募を受け付けて欲しい」と考えることも理解はできます。

    ですが、あくまでこれは目安のもの。だからこそ「予定日」となっているのです。「予定は未定」ではありませんが、掲載が途中で終了する場合もあるのです。

    では、なぜ予定よりも早く掲載を終了するのか?その事情について説明します。

    企業が予定より早く掲載を終了する理由

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    求人を掲載している企業側から考えてみましょう。求人を掲載する目的は当たり前ですが「人を採用したい」から。そのために、求人サイトへ掲載をしているのです。

    採用枠が埋まれば掲載は終了

    掲載した初日によい人から応募があった

    タイミングが合ったので翌日面接、好感触

    そのまま採用!

    という流れの場合、早ければ掲載して一週間後には掲載終了ということもあります。特に人気の事務求人や、採用枠が1-2名という小規模募集の場合は、このようなケースが多くあります。
    この場合、採用という目的が達成されているため、掲載終了となります。

    採用が決定していなくとも、掲載終了する場合も

    しかし、採用は決定していないにも関わらず、掲載が終了する場合も存在します。

    大量募集などの求人の場合、「多くの応募を集めてから吟味」するため、一定の期間を設けて応募の集団を形成します。これを採用側では「母集団形成」と呼びます。

    例えば、「今回は5名の採用だから、4週間かけて20名くらいの母集団を集めたい」などの計画が立てられますが、想定以上に募集が多く2週間で40人の応募が集まったとします。

    採用の裏側では、応募者への連絡、面接の手配など様々な作業が発生します。その手間がかかることを考えると「今回はこの母集団で十分!」と判断して、募集を打ち切る場合も多々あります。

    つまり、掲載を途中で終了する理由は2つ。

    1. 良い人材がすでに採用できた場合
    2. 採用を検討するに満足な母集団が形成できた場合

    という理由によるものなのです。たとえあなたが募集している求人に100%マッチしている人材だとしても、応募が終了していれば諦めざるを得ません。

    気になった求人には即応募!が求職活動の大原則

    となれば、どうすればよいか。答えは簡単です。「良い求人を早く見つけて、人より先に応募する」ということです。そうすれば少なくとも「気になった求人に応募できない」というケースは避けられます。

    「そんな軽々しく応募してよいのだろうか...」
    「自分の働く先は様々な情報を比較・検討してから決めたい...

    もちろんそういった考えもあると思いますし、概ね正しいことだと思います。それぞれについて述べていきます。

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    気軽な応募は企業にとって迷惑なの?

    ミドルシニア世代は、「気持ちが固まって初めて応募を行う」という選択をする割合が、若年層に比べて多い印象があります。

    そこにブレーキをかけているのは「企業に対して失礼なのでは」というモラルの要素が大きいのですが、多くの企業では応募があって喜びこそすれ、迷惑と捉えることはほぼありません。

    もちろん、働く気がないのに応募するのはNGですが、少しでも興味があっての応募であれば、その度合が問われることはほとんどないといってよいでしょう。

    多くの情報を一度に集めるには、面接が最も効率的

    求人原稿には多くの情報を掲載するよう作成していますが、全ての内容は載せきれません。さらに、ネットに掲載されている口コミなどの情報をいくらかき集めても、正しい情報とは限りません。

    ならば、少しでも興味があれば応募したほうがよい。応募することで採用担当者と接触する中で「多くの情報を集められるから」です。しかも、質問するだけではなく、待遇などの交渉ができる場合もあります。

    「入社前にいろいろ質問したら、気分を悪くされたりしないかな‥」という不安を持つ方もいますが、聞きたいことも聞けない会社に入社したいですか? 採用されることがゴールでは無いはずです。

    そういった対応を取られた場合は、縁がなかったと割り切って他の会社を探しましょう。

    必要な情報を得られる効果的な習慣を3つ!

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    仕事探しでは複数の求人サイトを活用している方も多いことから、おすすめの方法は以下のものです。

    サイトの更新日を覚えておく

    毎日サイトを訪問するのは手間なもの。ならば、更新日を覚えておいてその時だけ閲覧するのであれば訪問回数を減らすこともできます。

    サイトに会員登録をしておく

    マイナビミドルシニアをはじめ、多くの求人サイトでは会員登録ができるようになっています。希望の条件を登録しておけば、毎回検索をする必要もなく、希望の条件の新着求人のみを閲覧することが可能です。

    メールマガジンを受信する

    メールマガジンを受信し、気になる求人が掲載されたときだけサイトを閲覧する、というのも効率的です。「希望している条件で新着求人が出た」ときだけメールを受信できる機能なども備わっているので活用しましょう。

    求職活動の第一段階は「自分が興味持てる仕事が募集されている」ことを見つけられるかどうか。新着の求人を常にチェックし、興味が湧いたらすばやく応募。これが実践できれば、第二段階である面接に進む率も向上することでしょう。

    「拙速は巧遅にまさる」という言葉があるように、素早く行動することには大きなメリットが生まれます。

    自分の縁を作り出すのは行動しかありません。皆さんの積極的な行動が良い結果を生みますように!

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