主婦の仕事選び、ポイントを全て教えます!
- 働き方を選ぶ
- 公開日:2019年2月 8日
子育てがひと段落して時間的な余裕ができるようになると、「家庭と両立しながら働きたい」と考える人も多くなります。でも年齢やブランク期間が長いことに不安を感じ、なかなか一歩を踏み出せないこともあるのでは?今回は、主婦の仕事選びのポイントやおすすめの仕事についてご紹介します。
この記事の目次
主婦の仕事選び、ポイントは?
主婦が仕事を始めるとき、重視したいポイントとしてはどのようなものがあるでしょうか。家庭と両立しつつ長く働くためには、「無理なく働けるか」「緊急時に休みが取りやすいか」などが挙げられます。そのほかにもチェックしておきたいポイントをまとめました。
家庭との両立が可能か
仕事を始めるときに「うまく家庭と両立できないのでは」と心配になる人もいるのでは。家事もしっかりこなしつつ、空いた時間を利用して働きたいと考えているならば、最初は1日3時間程度の短時間で始めるのがおすすめです。
最初から無理をして仕事を詰めてしまうと、家事や家族に影響が出てしまう場合も。仕事の負担が高まったことで、「家族との関係がぎくしゃくしてしまった」という話はよく聞くもの。仕事に慣れながら様子を見て、徐々に働く時間を長くするといいでしょう。
都合のよい曜日や時間に働けるか
「土日は家族と過ごしたい」「夫が平日休みなので、休日はその日に合わせたい」「早朝を有効活用したい」など、自分の希望する曜日や時間に働けるかも重要です。「時間・曜日応相談」と明記されている募集ならば、こちらの要望をくみ取ってくれることも多いでしょう。
未経験でも働けるか
専業主婦の期間が長かった人ほど、新しい一歩を踏み出すのは怖いものです。研修制度がある職場や、マニュアルがしっかりと整っている職場、未経験者の受け入れも歓迎している職場を選べば安心して働くことができます。
通いやすさ
久々の仕事復帰は気も使うし、体力も消耗しがちです。家事と両立するためには、自宅からの通いやすさもポイントになります。自転車や自動車などの通勤手段や駐車場の有無、交通費を支給してくれるかもチェックしましょう。
どのくらいの収入になるか
働くからには、いくら稼ぐことができるかも大切なポイントです。同じような場所に立地していても、チェーン店によっては時給が異なる場合もあります。複数の職場の時給も確認しておくといいですね。
また、経験者や資格所有者の場合は時給がアップすることも。簿記やパソコンの資格は事務職で、介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)は福祉施設で需要が高くなっています。スキルを活かして働くことができればモチベーションも高まり、長く働き続けられそうですね。
勤務期間が長くなれば、そのうちパートから契約社員、正社員などの道が開けてくるかもしれません。新たに仕事を始めて早々に「辞めたい」と思うことがないように、慎重に仕事選びをしていきましょう。
主婦にオススメの仕事8選
前項では、主婦の仕事選びのポイントをご紹介しました。具体的にどのような仕事が主婦には働きやすいのでしょうか。ここでは40代・50代の主婦にオススメの仕事を8種類ご紹介します。
一般事務
オフィスでパソコンを使用して文書を作成するほか、電話の応対、伝票の入力や書類を整理などをする仕事です。
土日祝日が休みの職場であることが多いため、土日は家族と過ごしたいと考える人にぴったり。残業も少なく、デスクワークが主なので体力も消耗しにくいのも魅力です。以前、同業種で働いていた経験などがあれば、即戦力として期待されることもあります。
コールセンター
お客様からの問い合わせや注文の電話を受けたり、アンケートや新商品の案内について、お客様に電話する仕事です。
空調がきいた部屋での座り仕事のため体力も使わず、マニュアルや研修制度が整っているため、未経験でも始めやすい仕事です。シフト制を採用している職場が多いので、家族の予定に合わせて働くことも可能。店舗での接客業や一般事務と比べて、時給が高いのも魅力です。
コンビニやスーパーのスタッフ
コンビニエンスストアやスーパーで、品出し、陳列、ホットスナックや総菜の調理、発注、レジ打ちなどを行います。
午前中・午後のみ、週に1日だけなど、勤務日や時間に融通がつきやすい点が魅力。スタッフは主婦が多いので気持ちを分かってもらいやすいのもポイントです。求人情報も店舗ポスターに貼ってあることが多いため、仕事探しがしやすいというメリットもあります。
ファミリーレストランやファストフード店のスタッフ
ファミリーレストランやファストフード店で、調理や配ぜん、接客などを行う仕事です。
マニュアルがしっかりしているため、未経験者でも取り組みやすいのが魅力。コンビニなどと同様に、短時間勤務が可能です。夏休みや冬休みなどの長期休暇は学生バイトが多くシフトに入るため、学校の長期期間中は仕事をセーブして子供と一緒にゆっくり過ごしたいと考える人におすすめです。
軽作業スタッフ
工場や作業場などで、商品の検品、梱包や箱詰め、シール貼りなどを行います。仕事は単純作業が多いため覚えやすく、未経験でも始めやすいと言えるでしょう。
多くの現場では、大人数のスタッフが働いているため、家族の急病などで急に欠勤しなければならないときでも、人数の調整がつきやすく休みやすいのが魅力です。短時間勤務よりも、1日6~8時間とまとまった勤務時間であることが多く、しっかり稼ぎたい人向きかもしれません。
食品製造・販売スタッフ
惣菜や弁当、お菓子などの食品の製造や販売を行う仕事です。日々家族のために料理をしてきた主婦には、未経験でも比較的取り掛かりやすい仕事といえます。小さな店舗から、大きな工場まで規模はさまざまですが、スタッフは主婦が多いので、気持ちがわかってもらいやすいというメリットも。割引制度を利用して商品を購入できる場合もあります。
病院の受付
クリニックや医院などで、患者の受付や案内を行います。午前中・午後の診療時間だけといった短時間の勤務も可能。医療事務の資格を取得していれば、時給がアップする可能性もあります。家族を守る主婦としては、健康にかかわる最新の情報に触れられる環境はうれしいですね。
テープ起こし
家庭の事情などでどうしても在宅でしか仕事ができないという人におすすめなのが「テープ起こし(文字おこし)」です。資格は必要ないので未経験でも取り組むことができますが、出来高制なので、慣れないうちは大きな収入に結びつかないかもしれません。在宅作業のため、締め切りにまでに納品できれば、働く時間や日にちは基本的に自由です。
まとめ:無理せず働き続けられる仕事がおすすめ
主婦の仕事探しのポイントは、「無理せず働き続けられる仕事や環境であるか」ではないでしょうか。家事と仕事の両立は体力の消耗も想像以上。家族に負担や不便をかけないよう、休みやすさも重要です。収入も大切なポイントとなってきますが、久々の社会復帰であれば、職場の雰囲気のよさや柔軟な勤務体制を重視して仕事を選ぶのがおすすめです。