コンビニのパートとバイトの違いって? メリット・デメリットも

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コンビニのパートとバイトの違いって? メリット・デメリットも

求人サイトなどを見ると、多くのコンビニでパートやアルバイトを募集していますよね。身近な存在であるだけに、どのような仕事なのか気になる人も多いのではないでしょうか。今回はコンビニの仕事や、パート・アルバイトについて解説します。

この記事の目次

    コンビニでバイトとパートに違いってあるの?

    よく、コンビニの店頭などで「パート募集」「アルバイト募集」と書かれたポスターが貼られていることがありますね。勤務時間や仕事内容は同じなのに、パートとバイトの違いはどういった点にあるのでしょうか。

    法律上において違いはない

    「パート」というと主婦向け、「アルバイト」というと学生向けというイメージを持つ人もいるかもしれませんが、法律的には「パート」「アルバイト」の明確な違いはありません。「労働基準法」では、パートやアルバイトは、正社員・契約社員・派遣社員と同様に「労働者」と呼ばれています。

    法律で一括して「労働者」とされているだけに、パートやアルバイトでも、有給休暇は正社員などと同様に取得できます。雇用されてから6カ月以上経過し、すべての労働日数の8割以上出勤しているのであれば、有給を取ることができるのです。

    また、扶養控除の仕組みや、ある一定の収入以上になると、社会保険に加入する必要があることも、パート・アルバイトともに変わりません。

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    一般的な違いって?

    法律的にはパートもアルバイトも同じ。でも求人サイトなどでは「パート「アルバイト」と別に明記されていることが多いですね。違う言葉で表記しているのは、なぜなのでしょうか。

    その疑問の答えは、それぞれの語源にありそうです。「パート」はフルタイムよりも短い時間働く勤務形態である「パートタイム」という言葉が略されたもの。1日数時間の勤務でいいのであれば、子どもが幼稚園や学校に行っている間に働けるとして、主婦に人気の働き方となりました。そのため、パートは「主婦向け」というイメージが強くなっています。

    一方、「アルバイト」は、英語ではなく、ドイツ語由来の言葉です。ドイツ語の「Arbeit」は、労働・仕事・研究などを意味しており、旧制高等学校の学生が、学業の合間に行う家庭教師などの仕事を「アルバイト」と呼んでいたことが一般にも広まったのだとか。そのため、「アルバイト」は、学生向けというイメージが定着しているようです。

    名称は違えど、実際の職場では、パートもアルバイトの仕事内容もほぼ同じです。ただ、パートの場合は主婦が5~10年と長期間勤務するケースが多いのに対し、卒業や進学などを控えた学生はアルバイトをする期間も短くなりがち。社員やアルバイトよりも長い経験を持つパートの中には、仕事に精通し、現場をまとめるリーダー的な役割を果たす人も見られます。

    求人誌や求人サイトでは、「パート」」「アルバイト」と分けて表記していますが、それは企業が便宜的に使い分けているというのが実情のようです。言葉でパートとアルバイトの違いはありますが、主婦だからといって「パートでなければ」と考える必要はなさそうです。

    コンビニのバイト・パートってどんな仕事?

    コンビニの仕事というと「レジや品出し」をイメージする人も多いのではないでしょうか。でも実際にパートやアルバイトが担当する仕事はとても幅広いのです。具体的にどのような仕事か解説します。

    業務1 接客・レジ会計

    カウンターの中で、お客様の商品を受け取り、レジを使って会計を行います。スピーディに会計しておつりを渡すほか、「〇〇は取り扱っているか?」「〇〇はいつ頃入荷しますか?」といった問い合わせの声に答えるため、販売している商品やサービスについて詳しく知っておく必要があります。商品の会計だけでなく、公共料金の支払いやコンサートチケットの支払い、電子マネーのチャージなど取扱い範囲が幅広いのも特長です。

    業務2 品出し・陳列

    日に数回、業者からお弁当やパン、商品が届きますが、注文した通りの商品・数が納品されているか検品します。検品が済んだお弁当やデザート類は、品質を保つために早めに陳列棚へ。お菓子や常温で保管できるドリンク類、雑貨などはバックヤードに運び、必要に応じて品出しをします。話題の新商品などをいち早く見ることができるのも、コンビニの仕事の魅力ですね。

    コンビニに来店するお客様の数は波があり、パート・バイトとして働く中で楽な時間帯もあるかもしれません。かと思えば一気にお客様が来店する時もあり、そのような時は接客をしつつ、品出し・検品・陳列・会計と数役をこなす必要があります。

    業務3 店内清掃

    お客様に気持ちよく買い物をしてもらうように、店内の清掃は大切なこと。床やガラス窓の掃除、陳列棚・コーヒーマシンの付近をきれいに拭いたりするほか、トイレ掃除も行います。店舗の外に設置してあるゴミ箱からゴミを集めることや、駐車場の掃除も大事な仕事のひとつ。中には、店舗付近の道路のゴミ拾い、掃き掃除を行うところもあります。

    業務4 商品の発注

    在庫を確認しつつ商品の発注を行います。単に欠品を補充するだけでなく、付近の学校や行楽地のスケジュールを確認したり、天気予報を見ながら「何が売れそうか」を予測して仕入れることもあります。

    業務5 フライヤー・調理

    レジ付近にあるホットスナックやおでんなどの調理を行います。フライヤーを使ってポテトやフライドチキン・コロッケといった揚げ物を作るほか、中華まんをスチーマーに入れて温めたり、おでんの具の補充も行います。調理だけでなく、おでん什器の洗浄なども任される場合もあります。

    業務6 郵送サービスの受付

    宅配便など郵送サービスの受付を行います。宅配便などは、荷物のサイズを図り、それに則った金額を受け取り、集荷に来た宅配業者に引き渡しをします。通販サイトで購入した商品のコンビニ店頭受取サービスを行っている店舗では、その荷物の管理も大切な仕事のひとつです。

    業務7 近隣の道案内

    コンビニには、買い物をする人のほか、道に迷ってしまった人なども訪れます。「〇〇駅はどう行ったらいいですか?」「〇〇は何時からオープンですか?」などと聞かれる場合もあるので、近隣の情報を押さえておくと役に立ちそうですね。

    コンビニのバイト・パートのメリット・デメリット

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    さまざまな業務があるコンビニのパート・アルバイト。覚えることはたくさんですが、慣れてくると楽しく仕事ができそうですね。ここではコンビニで働く上のメリット・デメリットをご紹介します。

    メリット1 幅広いスキルが身につく

    コミュニケーション能力のほか、短時間で手早く清掃するテクニック、POSレジやフライヤーの使い方、丁寧な言葉遣いなどを身につけることができます。コンビニ・スーパーをはじめ、他の接客業に転職する場合にも役立ちそうです。

    メリット2 求人が多い

    求人サイトや求人誌でもコンビニのパート・アルバイトの募集は多くなっています。「絶対にこの店舗で働きたい」というわけでなければ、求人数が多いので希望の時間で働けるお店を見つける可能性は高くなるでしょう。

    メリット3 経験や年齢関係なく仕事ができる

    未経験OKや年齢不問の求人が多いのも、コンビニのパート・アルバイトの特徴です。経験がなくても、ミドル・シニアからのパート・アルバイトを始めることができます。

    デメリット1 覚えることが多い

    カウンターだけでも、会計だけでなく、宅配便の受付、提携している百貨店のギフトサービスの受付、クーポンによる割引、キャンペーン商品の交換、季節商品の予約受付などさまざまな仕事があります。さらに商品の知識や発注の方法、フライヤーなど調理機器の使い方など、覚えることがたくさん。慣れないうちは、レジなど機械の使い方を覚えるだけでひと苦労かもしれません。

    デメリット2 クレームや文句などを直接受ける

    コンビニは地域に密着した規模が小さいお店が多いので、お客様との距離も近いのですが、それだけに直接クレームを受けることも。カウンターで「仕事が遅い」「言葉づかいがなってない」などの文句を受けることもあれば、「袋に入っていた商品が違う」「おつりが違っていた」など、自分が担当した時間以外のクレームを受けることもあります。

    デメリット3 時給が安め

    コンビニは若干、他の仕事と比べて時給が安めのようです。主婦が多い昼間の時間帯は特にその傾向がありますが、早朝などは時給が比較的高めです。

    未経験でも始めやすく主婦が多いコンビニの仕事

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    未経験でも働きやすく、主婦のパートも多いコンビニ。最初は覚えることが多く大変かもしれませんが、慣れてくればパート仲間と助け合って楽しく仕事ができそうですね。コンビニ限定商品や新商品、キャンペーン情報にも自然と詳しくなるので、子どもとのコミュニケーションにも役立ちそうです。一度、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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