働くママが子供との時間で気をつけていることは?

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働くママが子供との時間で気をつけていることは?

家事に、仕事に、毎日慌ただしく過ごしている働くママ達。頑張る理由は子どものため!だけど、日常に追われ子供とのコミュニケーションが疎かになることも。他の親子はどうしているの?そこでアンケート調査から、働くママと子どものコミュニケーションの取り方に迫ります。

この記事の目次

    働くママにおける「親子のコミュニケーション調査」

    気がつけばいつの間にか春がそこまで来ていますね。これから始まる新学期や新生活が、子どもにとって新しい出会いと経験の場になるよう期待する一方で、新たな環境にスムーズに溶け込めるかを不安に思っている方もいるのではないでしょうか?

    起きたことの全てを語ってくれるわけではない子ども達。新しい環境の中で生まれる些細な変化を見つけるためには、やはり親子間での日頃のコミュニケーションがポイントになってきます。

    働くママ達はどのように子供とのコミュニケーションの時間を確保し、どんなことに気をつけているのか、ソフトブレーン・フィールドが行った調査から読み解いていきます。

    <調査概要>
    【調査主体者】ソフトブレーン・フィールド株式会社(東京都港区)
    【調査対象】ソフトブレーン・フィールドにキャスト登録しているアンケートモニター会員
    【回答者数】 760人 の既婚女性(20代:2.0%、30代:24.7%、40代:46.3%、50代:24.3%、60代:2.6%)平均年齢45歳
    【調査方法】自社リサーチサイト「 リサれぽ!」を活用したインターネットリサーチ
    【調査期間】 2018年3月8 日~3月18日
    出典:https://www.sbfield.co.jp/press/20180328-12651/

    親子のコミュニケーションはおおむね取れている?

    A.png

    親子のコミュニケーションについての設問を見てみると、「十分取れている」が27.4%、「だいたい取れている」の62.6%。合計すると90%以上の母親が「日頃、親子のコミュニケーションが取れている」と感じていることがわかりました。

    「十分取れている」と「だいたい取れている」の間に35.2%と大幅な差が生まれているところは気になるところですが、忙しい日常の中でもしっかりと時間を確保して子供とのコミュニケーションに当てていることが読み取れる結果となりました。

    子どもとはいつ、どんな話をしている?

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    子どもとコミュニケーションを取る場面が最も多かったのは、「夕食時」の82.2%。それに次ぐのがリビングなどで「くつろいでいるとき」の72.9%、この二つが最も高止まりしていることがわかります。

    その他では「寝る前」「送り迎えの時」「お風呂」など、子どもとともに過ごす様々なタイミングで会話を交わしていることがわかりますが、自由記述の内容を見てみると子どもの年代に関わらず「一緒に食卓を囲む」「家族そろって食事をする」「食事の準備を一緒に行う」など、食を通じたコミュニケーションを大切にしているという声が多く挙がっています。

    C.png

    会話の内容については、「友人関係について」話すことがもっとも多く、60.8%の回答となりました。子どもがお友達のことを積極的に話す場合も多いでしょう。その他、友人関係を知ることでトラブルの種を把握しておきたい親の心理も垣間見えます。

    次いで「幼稚園・保育園、学校などの話題や勉強について」が57.6%。子どもが自分の生活環境で起きていることを熱心にお母さんに話す光景が目に浮かびます。

    その他では、「塾や習い事」などの話題も上がりますが、多くは子どもの好きなことについて一緒に話しているようです。自分の好きなこと、興味を持っていることを大好きなお母さんに話したい、そんな親子の自然な関わりが数字に現れた結果となりました。

    子どもとの会話において、気をつけていることは?

    D.png

    母親が子どもと会話をする際に「話を最後まで聞く」ということが、最も気をつけていることであることがわかりました。急いでいるときなどは途中で遮ってしまうこともあるかもしれませんが、後で「ちゃんと聞いてあげればよかった」と反省してしまうもの。この悩みは多くのお母さんにとって共通であることがわかりました。

    それに次ぐのが「相槌を打つ」、「一緒に考える」、「目をみて話す」がいずれも約40%の回答を獲得しています。「ちゃんと話を聞いているよ」ということを態度で表すことで、子どもの気持ちを受け止める。そうすることで、「お母さんは自分の話を聞いてくれる」という安心感が生まれ、子どもの自己肯定感が醸成されていくのでしょう。

    その他のコメントとしては、「わかりやすい言葉で、説明するように話す(20代 お子さんが乳幼児)」「一日1回以上抱きしめる(30代 お子さんが乳幼児)」などが上がっており、子どもが小さいうちはわかりやすい言葉で接することやスキンシップを大切することなどが読み取れました。

    より子どもとコミュニケーションを深めるために必要なことは?

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    母親が考える「子どもとコミュニケーションを取るためにもっとも必要」なことは、「自分自身の心の余裕」でした。限られた時間の中で仕事、そして家事をこなす母親が自分だけの時間を作ることは至難の業です。そのなかでもささくれだった気持ちを家庭に持ち込まないためには、メンタル面でのゆとりが重要だと考えているようです。

    次いで「時間を作る」「共通の趣味や楽しみをみつける」「家庭と仕事のバランス」などが上がり、その後に「夫との育児や家事の分担」「夫や周りの人のサポート」が並ぶのを見ると、まずは自分でできることは自己解決。それでも難しければ、他の手段を探す、という流れも読み取れました。お母さんはみんな立派ですね。

    まとめ

    新しい季節が始まるこのタイミングで、他の母親の気持ちも参考にしつつ、愛する子どもとより深いコミュニケーションを心がけてはいかがでしょうか。

    出典

    子を持つ母親の9割以上が、日頃親子のコミュニケーションが取れていると感じている~親子のコミュニケーションに関する調査報告~
    ソフトブレーン・フィールド株式会社調べ

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