【広告】定年後のセカンドキャリアに最適。キュービクルメンテ協会がミドルシニアにとって働きやすい環境である理由とは
- ミドルシニア社員 採用企業インタビュー
- 公開日:2021年12月15日
- 最終更新日:2024年6月25日
転職や起業が当たり前になりつつある現代、ミドルシニア層にとっても働き方の多様化は人生を豊かにするものです。今回は、平均年齢70歳、500名もの業務委託スタッフを抱えるキュービクルメンテ協会を運営する「明鏡管理サービス株式会社」にインタビュー。業務委託で働く方たちの活躍や、自分らしい働き方を実現できるキュービクルメンテ協会のしくみ、ミドルシニアが働くメリットなどについて詳しく聞いてきました。
この記事の目次
会社設立・事業環境について教えてください。
もともとはビルメンテナンスの会社として設立しました。そこから電気設備の点検業務にいち早く目をつけ、「キュービクルメンテ協会」の運営をスタート。
キュービクルメンテ協会とは、自家用工作物の保安管理サービスを提供する受変電設備点検のパイオニア集団です。全国にいる電気設備経験をお持ちの方に業務委託をお願いし、さまざまなお客様のベストパートナーとなり、現場の安全の提供やスキルの発達、コンプライアンス意識の普及向上に努めています。
立ち上げから約20年が経ちますが、年を重ねるごとに規模は拡大し、電気点検のご依頼は全国で約2万件にわたります。その大きな理由としては、会員様の技術力高いという点が大きいと思います。すべての会員様が電気主任技術者免状(電験1~3種)を受けており、経済産業省の電気管理技術者審査に合格しています。
また、大幅なコストダウンを実現できたことも大きいでしょう。従来の保安管理業務の手数料よりも、およそ20%ほど削減することができています。お客様には費用を抑え、高い技術力による万全なサービスをご提供することで、ご満足をいただいております。
そして、会員様にとって働きやすい環境を実現することにより、お仕事の方はもちろん、プライベートの方も充実していると話してくれる会員様もいらっしゃいます。協会を運営する側として、これほど嬉しいことはないですね。
Q.現在の従業員人数や年齢構成は?
業務委託として業務を請け負ってくださっている会員様は、北海道から沖縄、すべての都道府県を合わせて500名ほどおります。定年退職された方が中心なので、平均年齢は70歳くらい。ミドルシニアの方が多く活躍している理由は、時間にとらわれずに働いていただきやすいことです。
また、現役世代に比べて、雇用じゃない業務委託としての働き方をポジティブにとらえてくださる方が多く、新しいキャリアとしてのニーズがあるのだと感じています。
Q.今回募集しているお仕事を具体的に教えてください。
変電設備点検業務です。仕事をご依頼する流れとしては、協会から業務委託の会員様にお住まいから近いエリアの現場点検を打診します。承諾していただけるようなら、最初は数件からお任せし、徐々に件数を増やしていただく形式です。
ご本人が毎日お仕事を受けたいのであれば、毎日でも紹介できるお仕事はございますし、年金と併用しながらゆったりとしたペースで働きたいのであれば、もちろんそちらも考慮いたしますので、自由度高く活躍できます。
ミドルシニア層を採用したのはいつからですか?
協会の立ち上げ当初からなので、20年前からですね。もちろん30代・40代も歓迎していますが、お互いにニーズがマッチするのは定年退職した世代だと感じています。業務委託とはいえど会社から離れて個人で働くスタイルなので、小さなお子様がいる世代よりはある程度私生活が落ち着き、セカンドキャリアを築いていきたい方を自然に採用するようになりました。
Q.ミドルシニア層に応じた研修などもされているのですか?
自主参加できる勉強会や横のつながりが形成できる交流会などを設けています。個人事業主と開業した場合、スキルを磨くことも仲間をつくることもハードルが高くなってしまいがちだと思います。そうした溝を埋めるためにも、さまざまな学び、出会いの場を設定しています。
Q.その他独自で設けられている制度があれば教えてください。
会員様には、点検に必要な機材一式と名刺、服など、すべて貸与しています。保安業務は決まった機材が揃っていなければ行えない決まりがあるので、個人事業として始めると初期投資に数十万円、ものによれば百万円程度が必要になります。
それが当協会に登録した上でお仕事いただくと、レンタル料もなく自由にお使いいただけます。業界内では珍しく、現場までの交通費も全額支給。車なら高速代やガソリン代も支給しています。
万が一、現場先で何かモノを壊してしまった、怪我をしてしまったなどのトラブルが起きた場合にも協会が加入している保険でサポートしますので、同業者よりも手厚いしくみになっていると自負しております。
実際にどんな方が活躍していますか?
さまざまなキャリアを持った方が活躍されていますが、ご自身で会社を経営されていたような方もいらっしゃいます。
業務委託で業務を請け負ってくださっているHさんという会員様がいるのですが、Hさんは過去にご自身で鉄工所を経営されていました。会社はたたんだものの資格を活かせる仕事がしたいとキュービクルメンテ協会に登録され、10年ほどご活躍いただいております。Hさんには、現在60件から70件ほどのお客様をお任せしています。
業務としては担当しているお客様の設備点検がメインで、その他停電点検業務や他の会員様の応援業務、イレギュラーな停電の原因調査などをお願いすることもあります。会員様の年齢も幅広く、最高齢の方はなんと89歳。年齢が高くても体力と技術力があれば十分ご活躍いただける環境です。
Q.仕事のやりがいはどこにありますか?
登録いただいている会員様からは、これまでのスキルが活かせることや、活動範囲が広くいろんな現場に行ける面白さがあるという声をいただいています。また、案件によっては数人で点検を行う現場もあるので、自然と横のつながりができるのも嬉しいとおっしゃっていただいていますね。
Q.採用基準についてお伝えください。
担当いただく業務が保安業務なので、資格や保安業務の実務経験をお持ちの方です。
お人柄の採用基準としては、真面目にマメにお仕事に取り組んでくださる方と、コミュニケーション力に自信のある方。仕事自体は自由度が本当に高いので、働くエリアの希望や日程などはできるだけ考慮させていただきます。
ミドルシニア層が働くメリットは?
本当にさまざまな現場があるので、代わり映えする仕事なのが1番のメリットではないでしょうか。定年後にご登録いただく会員様からよく聞こえてくるのは、「仕事をやめてから代わり映えしない毎日に飽きた」という声。そんな穏やかな生活も素敵だと思いますが、当協会でお仕事いろんな現場に行ってもらうことによって、生活の中に刺激やハリが生まれると思います。
もうひとつのメリットは収入面の見通しが立てやすく、安定していること。がっつり稼ぎたい、年金の足しにしたいなど、要望に合わせてお仕事の振り分けを考えます。お客様の担当を持てば、報酬は定額でお渡ししていますので安定的に稼ぎたい人も安心できますし、収入増をご希望であれば単発のお仕事も紹介しています。
会員様の具体的な報酬例を挙げると、月20件のお客様を担当している方で10万円程度。月30件のお客様を担当し、かつ単発のお仕事なども積極的に請け負っていただいている会員様であれば、30万円から40万円程度お支払いしています。
Q.デメリットについても教えてください。
個人事業主なので、税金の支払いや確定申告などはご自身でしていただかないといけないことでしょうか。
仕事面では、インフラを扱っている以上、深夜・早朝問わず対応が必要になる場面が月に数件あること。建物の電気設備の責任者として重責のかかる仕事であることは念頭に置いていただかなければいけません。ただし、しっかりとフォロー体制も整っていますので、必要以上に身構えず働いていただければと思います。
まとめ:最後にミドルシニア人材に対して激励のメッセージをお願いします
人生100年時代、定年退職後も十分な時間があります。業務委託という働き方や保安業務は生涯活躍できるお仕事ですので、年を重ねてからでも挑戦していただきやすいと思います。働き方の自由度は高く、フォロー体制は協会から手厚く受けられる。会社員と個人事業主の良いとこどりのような働き方で、ぜひセカンドキャリア&ライフを充実させてください。