【広告】400名超のミドルシニア世代が在籍。50代以上も活躍&積極採用中の「スターツアメニティ―」に迫る |ミドルシニア社員採用企業インタビュー
- ミドルシニア社員 採用企業インタビュー
- 公開日:2021年8月10日
マンション、アパートの管理・運営をはじめ、駐車場の管理、内装工事など幅広い事業を展開するスターツアメニティー株式会社。東証1部上場のスターツグループの安定感のもと、独自のビジネススタイルや理念を確立。そんな同社の特徴は、なんといっても420名ものミドルシニア層の嘱託社員を抱えていることです。「なぜ多くのミドルシニア層を採用するのか」「どんな活躍をしているのか」などについて、総務人事部長の根岸様に詳しくお伺いしました。 ※写真 左:根岸様(総務人事部長) 右:福井様(総務人事部)
この記事の目次
会社設立・事業環境について教えてください。
1985年に「千曲管理サービス株式会社」として設立しました。当時の賃貸住宅の管理というと、建築や入居者斡旋業務の延長という位置づけでした。
しかし賃貸住宅の建築需要の高まりや複雑化する賃貸経営の流れから、"適切な対価を得て管理をサービスとして提供しよう"という思いがビジネスとなり、業界に先駆けて設立されました。
はじめは東京都江戸川区を中心に、首都圏へ物件・駐車場の管理事業を展開。その後、「スターツアメニティー」と改称し、時間貸駐車場「ナビパーク」の運営、分譲マンション管理と更に事業を拡大してきました。
設立当初は5名の社員から事業が始まりましたが、今では1000名を超えスターツグループの中でも大きな組織となっております。
Q.具体的な事業・サービスについてもお聞かせください。
マンション、アパート等の管理・運営を中心に、賃貸経営コンサルティング、時間貸駐車場の管理・運営、改修・内装工事などを展開。
「つながる想い 暮らしに笑顔を」を企業理念として、関わるすべての皆様が笑顔でご満足いただけるよう、私たちは日々の業務に取り組んでいます。
Q.現在の従業員人数や年齢構成は?
総勢1000名ほどの社員が在籍しており、そのうちの約420名がミドルシニア世代です。嘱託社員として採用し、弊社のマンション管理や駐車場の巡回スタッフなど幅広い業務で活躍していただいています。
ミドルシニア層を採用したのはいつからですか?
採用をスタートしたのは20年ほど前。設立時にはミドルシニア層の採用枠を特に設けていなかったのですが、事業が拡大することに付随して、物件巡回業務、マンションの管理人、コインパーキングの集金といった形で様々な業務が発生してきました。
事業拡大により管理が行き届かないという事態を防ぐためにも専門業務に特化する人材・部署を立ち上げようと考案。
そこでミドルシニア層を迎え入れ、業務を担ってもらうことになりました。現在弊社で活躍するミドルシニア層の社員を「SP社員」と呼び、多くの業務で助けていただいています。
※【S】Speciality Staff 【P】Partner for Purpose and Profit の略
Q.貴社でミドルシニア人材が活躍しているポジションは?
マンションの管理人や入居者様のサポート、鍵交換、リフォーム工事のチェック、賃貸住宅の管理・巡回業務など住まいをサポートするポジションが中心です。
その他、駐車場の集金業務や改修工事の施工管理などに携わっていただいている嘱託社員もいます。
弊社で活躍しているミドルシニア人材は、大体60歳から70歳くらいの世代がメイン。特に分譲マンションの管理はミドルシニア層の活躍が著しく、長い方だと10年くらいご勤務いただいています。
Q.ミドルシニア人材は仕事に対してどう向き合っていらっしゃいますか?
意見としてよく聞くのが、「定年後に社会との関わりが持てて嬉しい」、「社会貢献活動につながって誇らしい」など、やりがいを感じながら前向きに向き合っていただいていると感じています。
Q.ミドルシニア層採用のメリットは?
ミドルシニア層の方は、若い世代よりも社会人経験が豊富で、仕事に対しての視野も広いと感じています。
先日、ある嘱託社員の方が管理物件で乱雑に自転車が駐輪されている点をご報告くださり、その解決方法まで具体案を提示して営業社員と話合っている姿を拝見しました。
細やかな気配りと視野の広さは、若手だけでは補えないところなので、すごく助かっています。
Q.反対にデメリットはありますか?
特にデメリットは無いかと思います。強いてあげるならば、近年では賃貸物件管理にタブレットのようなデジタルツールを使うことが増えてきた点です。
そういったデジタルツールに抵抗感がある方は、使いこなせるまで少し苦労されるかもしれません。しかし慣れてしまえば業務を円滑に進めることができるツールなので、皆さんうまく活用されています。
ミドルシニア層に応じた研修などもされているのですか?
そうですね。現場で学び、業務に慣れていただくことを基本とし、嘱託社員向けのスキルを学ぶようなフォローや仕組みがあります。学びが身についているかのチェックテストなどもあるので、自信を持って業務に臨んでいただける環境を整備しております。
Q.その他独自で設けられている制度があれば教えてください。
頑張ったことを自己完結で終わらせないために、表彰制度も設けています。全社の嘱託社員・契約社員・パート社員向けに年に一度開催する決起大会で永年勤続表彰と評価による表彰を実施。
決起大会では、一緒に働く仲間として、会社の方針についての説明や、横のつながりを形成するための懇親会なども開催。嘱託社員は会社にとって欠かせない存在ですから、感謝の気持ちを込めてさまざまな仕組みを導入しています。
※決起大会はコロナウイルス感染拡大の観点より、昨年と今年は中止となっております。
Q.嘱託社員の方々の反応はいかがですか?
嘱託社員の皆様からもこうした取り組みは好評ですね。特に決起大会は多くの方が楽しみにしていて、知り合いや仲間が増えると喜びの声を多く聞きます。
雇用が難しくなる昨今。なぜミドルシニア人材を新規採用するのでしょうか?
ミドルシニア層には、それぞれが前職や人生で培ってきた豊富な経験があります。それは未経験の職種や場所でも活かされる場面が多くあるはず。
当社の見解ではありますが、実際に20年以上、多くのミドルシニア層の方に助けていただいた経験に基づいたものです。だからこそ、今後も変わらずミドルシニア層の方々を採用し続けたいと考えています。
Q.活躍されるミドルシニア人材を一言で表すと?
会社に欠かせない人材です。嘱託社員の皆様はとても大きな戦力。ミドルシニア層の活躍の上に成り立っている会社だといっても過言ではありません。
Q.今後ミドルシニア人材に期待することを教えてください。
期待するのは専門的な知識や経験ではなく、誠実に仕事に向き合える人柄です。弊社では幅広い世代の社員が働いているので、若年層とのやりとりも必然的に生じてきます。そんな時にも互いに歩み寄れるようなお人柄の方にきていただければと思います。
最後にミドルシニア人材に対して激励のメッセージをお願いします!
スターツグループの基本精神は「人が、心が、すべて」。
どんな時にも心に残る《人》であるために、前向きにそして自分以外の誰かのために行動できる人であれば大歓迎です。実際に弊社では、定年を迎えられた60歳以上の方も多く採用しています。もちろん社員と嘱託社員などの優劣もありません。
どんなお仕事でも、前向きに第二の人生に踏み出そうとされる方ならご活躍できると感じています。