【広告】社会に貢献できることが誇らしい、セコムの仕事|ミドルシニア社員採用事例インタビュー
- ミドルシニア社員 採用企業インタビュー
- 公開日:2021年3月30日
「あんしんプラットフォーム」構想の実現により、「変わりゆく社会に変わらぬ安心を。」のビジョンを掲げているセコム株式会社。機械警備、施設警備など様々なサービスの第一線で活躍している会社の中で今回ATM対応スタッフとして活躍されているK氏に、実際の働き方、やりがいなどについてお話をお伺いしました。
この記事の目次
未経験、異業種からこの会社へ。入社の決め手はセコムの安心感とビジネスモデルだった
----セコムへ転職する前はどのような仕事をしていたのですか?
以前は旅行会社に勤務し、海外のホテルやレストラン、移動手段などを手配するラウンドオペレーターをしていました。現地のサービスを仕入れて販売する営業職ですね。
----なぜ転職しようと?
薄利多売のビジネスでしたが、業界全体の景気が悪くなり私たちのサービスも縮小傾向だったんです。そこで、より安定した環境を求めて転職を決意しました。
----どうしてセコムを選んだのですか?
もう一度営業職をやるつもりはなく、未経験からチャレンジできる求人を探していた時に国際空港の施設警備の仕事を見つけました。CMなどでセコムの社名は知っていたので、試しに説明会に行ってみるか、という軽い気持ちで参加したんです。
ただ、その説明会でセコムの警備契約料は前払いだと教わり、旅行会社に勤めている時は集金に苦労していたためサービスの提供前に入金されるビジネスに興味が湧きました。そのまま筆記試験に進み、面接、内定ととんとん拍子で転職が決まりました。
----未経験の仕事に不安はありませんでしたか?
もちろん不安はありました。でも、安定企業で働きたいという想いと、何より会社のネームバリューが高いことが安心材料になりましたね。
ATMを扱った経験がほとんどないまま、ATM対応スタッフへ
----入社後は国際空港に配属となったわけですね
2年間ほど国際空港で施設内の警備を担当しました。ロビーや出国エリアの巡回、動線の確保、お客様からの質問対応が主な業務です。
----その後、現在のATM対応スタッフになったんですね
空港で経験を積む中でもっと多様な業務に携わりたいという気持ちが強くなり、ATMの障害対応に携わることにしました。
----ATMのような機械を操作することは得意だったんですか?
それが全く(笑)。不安があったのは事実です。
でも、私たちが行うのは主に無人のATMに何かしらの障害が発生した時の初期対応です。鍵で扉を開け、セキュリティを解除し、金融機関に連絡してから復旧作業に取り掛かる。すぐに復旧しない場合や修理が必要な場合は、その旨を金融機関に伝えると別途に修理業者を手配してくれます。あくまで初期対応だからこそ、未経験でも無理なくできるんです。
----とはいえ、最初は覚えることもいろいろあると思います。研修はありますか?
新人向けに長期のOJTを実施しています。ATMが設置してある金融機関の研修施設でも実践的なトレーニングを積めますし、未経験でもATMの仕組みや開錠方法をイチから学べるので安心してください。
世の中の"当たり前"を、当たり前に稼働させる。それが仕事のやりがい
----ATMへ出動する時はどのような場合が多いのでしょう?
ATMが止まった時ですね。入金する時にお札と一緒に買い物のレシートが入っていたり、通帳へ記帳する時に通帳に付箋が貼られたままだったり。そのようなケースが多いですね。
----入金時にお札と一緒にレシートが混ざるというのはありそうですね。ATMは止まるとどうなるんですか?
「お取り扱いできません」という表示が出て、一切の操作を受け付けません。そこで、私たちが現場へ向かうわけです。
----金融機関でもコンビニでも、ATMは常に稼働していることが当たり前になっています。操作中にATMが止まったことがある人もあまりいないように思いますが、それほど多くの出動依頼があるのですか?
エリアにもよりますが、平均すると1日5件ー6件程度はありますね。
----そんなに多いんですか。意外です
定期点検と保守作業が行われていますが、機械である以上ATMも経年劣化していくため停止することがあるんです。
でも、ATMが停止して困る人がいるのなら、そのまま放置しておくわけにはいきません。経年劣化する機械であっても、稼働することが当たり前なら稼動させる。縁の下の力持ちとしてインフラを正常に機能させる。それが、私たちの仕事です。この仕事に携わっていると、人のため、社会のために役立てているという実感がありますし、やりがいはとても大きいです。
一言で言えば、ややこしい。だから、自分の経験を後輩に伝えていく
----この仕事に興味を持った方に向けて、大変なところも紹介したいと思います。どのような点に苦労しますか?
まず、鍵の扱いが大変です。何本かの鍵を使ってATMの確認をします。セキュリティが厳重な分、少しややこしい部分がありますね。
現場での対応も金融機関からの指示に沿って行いますが、どうしても上手くいかなかったり、やはり現場ではいろいろなことが起こるものです。経験が浅いうちは冷や汗をかくこともあるかもしれませんが、大変なところはそれくらい。何か困ったことがあれば、指令センターや事業所の仲間がサポートしてくれるので安心です。鍵の扱いも対応も件数をこなしていけば慣れますし、経験を積んでコツを掴めば自然とできるようになります。
----対応方法などの情報はみんなで共有しているんですか?
私は現場でわからないことがあればよく調べ、書き残して後輩に伝えてきました。情報を共有すれば現場で困ることも減り、全体のスキルアップにもつながりますから。
これから入社される方も、事前に先輩たちに聞いておけば、初めて行く場所でもスムーズに仕事ができると思いますよ。
大切なのは、経験よりも人間性。異業種からも積極的にチャレンジしてほしい
----どんな人がこの仕事に向いているでしょう?
これまでの学歴や職歴は一切関係ありません。誠実に、責任感をもって仕事に取り組むこと。奉仕の心を持ち、見返りを求めないこと。これらを実践できる方なら、きっと活躍できると思います。
----職場の雰囲気はいかがですか?
若手からベテランまで年齢層は幅広いですが、みんな明るく、きちんと挨拶する職場です。コミュニケーションが活発なのでいつも気軽に話せますし、質問を面倒くさがる人もいません。わからないことがあれば何でも聞いてほしいですね。
----最後に、エントリーを考えている方にメッセージをお願いします
私もそうであったように、異業種からの転職でも「一人前になりたい」という気持ちがあれば必ず独り立ちできます。仕事のやりがいは大きく、自分の仕事が社会に役立っている満足感も得られます。ぜひ積極的にエントリーしてください!
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