生活機能が低下してしまう!? 「生活不活発病」の原因と対策とは

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生活機能が低下してしまう!? 「生活不活発病」の原因と対策とは

体力の衰えも感じてきたし、仕事を辞めたらのんびりすごそう――そんな定年後の生活を考えている方もいるのでは。 しかし、定年後には生活不活発病を発症するリスクが。人生100年時代を楽しく生きていくための生活スタイルを考えてみましょう!

この記事の目次

    生活不活発病とは?

    生活不活発病とは?

    久しぶりにスポーツをしたら、捻挫(ねんざ)に。。 病院で患部を固定してもらい、しばらく安静にしていたら、すっかり筋肉が落ちてしまった――これって、ケガをした人の「あるある」ですよね。

    生活不活発病とは、このように長期間にわたって身体を動かさない生活をすることで、身体機能が低下し、心身にさまざまな症状が出ること。名前にある通り、"生活"が"不活発"になることが原因で起こる病気や症状を指します。

    生活不活発病になると、立ち上がったり、歩いたり、階段の上り下りをしたりといった日常生活のあらゆる動作が辛くなってきます。そして、症状はこれだけではありません。

    実はこの病気の怖さは、心身のあらゆる機能を低下させることにあります。日常の動作だけでなく、心肺機能や消化器の機能が低下したり、血栓症にかかったり、さらには周囲に無関心になったり、うつ状態になるなど、精神の機能が低下するリスクもあるのです。

    特に高齢者や持病のある人は、生活不活発病になりやすいと言われています。

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    要注意なのはどんなタイプ?

    「いやいや、自分は体力に自信があるから。まだまだ若者には負けないよ!」と思っているみなさん。年齢を重ねるに連れて、「体力が落ちてきた」と実感したことはありませんか?

    たとえば体重が減ってきたり、筋肉が落ちてきたり、身体のだるさや疲労感を常に抱えていたり――。このような「体力の衰え」や「疲れやすさ」といった加齢によりよる身体機能の衰えは、高齢者が健常な状態から要介護に移行する中間のプロセスとして「フレイル」と呼ばれています。

    つまり、ごく普通の生活をしていたとしても、自分は健康だと思っていても、ミドルシニア世代はいずれ要介護状態に陥るリスクがあるわけです。そして生活不活発病は、たとえ健康な人であっても、生活が不活発になれば十分に発症する可能性があることを忘れてはなりません。

    特に、インドア派の皆さんは要注意。「仕事のない日は家に引きこもり、一日中ベッドの中でだらだら」といった生活をしていると、あっという間に体力が低下してしまいます。

    体力が落ちて、さらに外に出るのがおっくうになり、気がつくと「身体を起こすのもしんどくなってきた」なんてことも起こりかねません。このような悪循環に陥らないためにも、早めの対策を取りましょう。

    生活不活発病の主な症状とは?

    では、生活不活発病になると、どのような症状が出てくるのでしょうか。「全身に影響する症状」「身体の一部に起こる症状」「精神・神経の働きに関する症状」の三つに分けることができます。

    【全身に影響する症状】
    心肺機能低下や消化器機能低下、尿量の増加など

    【身体の一部に起こる症状】
    筋力低下、廃用性骨萎縮、皮膚萎縮、血栓症など

    【精神・神経の働きに関する症状】
    うつ状態、知的活動低下、周囲への無関心、自律神経不安定など

    これら心身のさまざまな症状が同時に少しずつ起こり、結果として、次のような日常の生活動作に支障が起きてくるのです。

    ・筋肉が落ち、関節の動きが悪くなった
    ・座っているだけなのに、なんだか疲れる
    ・時々、立ちくらみがする
    ・食欲が低下し、便秘になる
    ・物忘れが増えてきた
    ・やる気が出ない

    生活不活発病が起こる原因は

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    退職を機とした生活の変化が、生活不活発病を引き起こす?

    周囲を見渡してみると、60代でも生き生きと生活している人もいれば、40代でも家に閉じこもって生活不活発病予備軍のような生活をしている人もいます。なぜ、このような違いが出るのでしょうか? ここでは、生活不活発病が起こる原因を探っていきましょう。

    【原因①】することがない
    退職など環境の変化が原因ですることがなくなり、身体を動かす機会が一気に減った。

    【原因②】動けない・動かない
    病気やケガで安静状態。身体を動かすことができない状態が続く。

    【原因③】やる気がない
    外に出なくても生活ができる等の理由から、生活の動作が減ってしまう。


    これらの原因の中でミドルシニア世代が最も注意したいのは、【原因①】です。退職を機に一気に生活動作が減り、生活不活発病を引き起こす要因となってしまうためです。

    仕事をしていれば、外に出る用事があるうえに、人と関わりながら仕事をする中で、時にやりがいを感じることも。

    しかし、退職によって外出するための理由がなくなってしまうと、自然と周囲との関わりも途絶え、1日のほとんどを家の中で過ごすように。結果として生活不活発病を引き起こしてしまうのです。

    生活不活発病を予防・改善するには?

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    冒頭で説明したとおり、生活不活発病は"生活"が"不活発"になることで起こります。つまり、"生活"を"活発"にすることが、生活不活発病を予防・改善する上で最善の方法です。

    生活不活発病にならないためにも、また、生活不活発病になった場合は少しでも改善できるよう、日々の生活動作の見直しを行っていきましょう。

    活発な生活を長続きさせるコツは、苦手なことに我慢して取り組むのではなく、好きなことや楽しいことに取り組むことが大切です。

    【生活不活発病予防・改善のポイント】
    ・規則正しい生活を送る
    ・こまめに身体を動かす
    ・「年だから無理は禁物」と思わない
    ・趣味を楽しむ
    ・外出する機会を増やす

    外出して身体を動かすのはいいけれど、家に帰ってきた瞬間、疲れて何もできなくなってしまうんだよね――家に引きこもりがちな生活をしていた人の場合、最初は確かに辛いかもしれません。それでも、毎日少しずつ続けていくことが大切です。ゆっくりお風呂に浸かるなどして、一日の疲れを取りましょう。

    人生100年時代においては、仕事を続けることが最も効果的?

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    家から出ない人の多くは、「そもそも外に出る用事がない」という人が多いもの。特に退職した人の場合は、その傾向が強いのではないでしょうか。それでは、どうすれば外に出る用事を作れるのでしょうか?

    その答えの一つは「再就職」です。

    定年退職後も自分に合った仕事を探し、働き続ける人はたくさんいます。また、新しい職場には、新しい出逢いがあります。仕事をすることで「会社に貢献している」「社会参加している」という実感も得ることができます。

    仕事を見つけるのが難しい、という方であれば、パート・アルバイトがオススメです。「長年部長を勤めた自分がアルバイトなど..」と考える方もいるかもしれません。

    しかし、人生100年時代における退職後の時間はとても長いもの。体面やこだわりを捨てることで、新しい楽しみが見つかるのであれば、それはきっと悪くはないでしょう。

    もちろん、社会との関わり方はそれぞれ。地域活動やボランティアに参加したり、習い事を始めるのも、良い方法でしょう。

    人生100年時代、皆さんの人生を輝かせるためにも、外に出る機会を積極的につくって、社会と関わっていきましょう。

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