職業紹介業の人事担当者必見! シニア人材活用におけるポイントとは?
- 人事採用担当者向け
- 公開日:2018年3月22日
本記事は独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構より発行している『職業紹介業 高齢者雇用推進ガイドライン 活躍するシニア 5つのタイプ ~シニア人材が企業を強くする~』の概要を紹介するコンテンツです。
この記事の目次
ガイドラインの概要
職業紹介業においては、1999年の職業安定法改正により急速に業界規模が拡大するなかで、各社が自社の人材確保のために中途採用を積極的に行った結果、シニア年齢層の社員が多く活躍するようになっています。
一方、「一億総活躍社会」の実現が不可欠であり、シニアがより活躍できる場を紹介することが業界の使命であることから、職業紹介業界が率先してシニアの採用と活躍の場を拡大することによって、業界自身の業績アップが期待されることはもとより、ビジネス経験豊富なベテランの参加によって組織強化や若年層の育成を図ることを提起しています。
本ガイドラインは、職業紹介業界で活躍するシニア人材を5つのタイプに分けて特徴をまとめるとともに、シニア人材の拡大のために取り組むべき課題と、基本的な考え方を提示しています。
本ガイドラインの構成
本ガイドラインの冒頭には、該当ページへの検索ガイドと、本ガイドラインの概要を設けており、ガイドを参考にすれば、読者のニーズにあったページにすぐ誘導できるようになっています。また、概要では本ガイドラインの構成をわかりやすく2ページで紹介しています。
ポイントⅠ 活躍するシニア人材像
業界のアンケート調査から、活躍しているシニア人材がいる企業といない企業を分け、データで比較し、シニア人材に対して考えるメリットや不安に違いがあることを導き出しています。
次に、活躍しているシニア人材のプロフィールを紹介。性別・年齢、雇用形態、現在どのような仕事をしているのか、企業に果たしている貢献内容などを集計データで示し、活躍しているシニア人材像を概観する内容です。
ポイントⅡ 活躍するシニア 5つのタイプ
職業紹介業で活躍しているシニア人材を5つに分類し、各タイプの強み、活躍の秘訣、企業のメリットと、実例紹介~活躍しているシニア人材の過去、現在、これから~という項目立てで具体的な活躍の内容を紹介しています。
その後、シニア人材が活躍する企業が実践している工夫や配慮、制度・支援の具体例をまとめて紹介しています。
章末には「(参考)シニア人材を雇用したい!と思った企業への公的サービス」と題して、高年齢者雇用アドバイザーを取り上げ、提供しているサービスと利用方法の紹介も行っています。
ポイントⅢ シニア人材の雇用を取り巻く社会背景と業界の実態
シニア人材の雇用をめぐる社会的背景について統計データを用いて説明します。また、アンケート調査結果をもとに、業界におけるシニア人材の雇用をめぐる実態を読み取ることもできます。
ポイントⅣ 参考情報
高年齢者雇用安定法の改正法についての説明。シニア人材の雇用のための諸条件の整備のポイント、行政機関が設置するアドバイザー、活用できる公的助成策、関係窓口一覧など、制度整備を進める際に参考になる情報を集約しています。
さらに詳細な情報が欲しい方へ
今回紹介した内容は、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が発行している「エルダー3月号」に掲載されている「職業紹介業 高齢者雇用推進ガイドライン 活躍するシニア 5つのタイプ ~シニア人材が企業を強くする~」の紹介記事より作成しています。より細かな内容を知りたい方は以下のページへアクセスください。
職業紹介業 高齢者雇用推進ガイドライン(平成29年)
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このコンテンツは独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構の発行雑誌「エルダー3月号」の紹介記事です。(当サイトは独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構の許可を得たうえで、コンテンツの作成を行っています。)
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