これなら私もできるかも!在宅ワークの仕事内容と報酬相場
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- 公開日:2017年10月 1日
在宅での仕事は、自分の空いている時間を有効に活用しながら、お小遣い稼ぎや生活に必要な収入稼ぎができるというメリットがあります。しかし、どんな仕事があるのかご存じない方も多いのでは。そこで在宅の仕事についてお伝えし、それぞれの報酬相場もご紹介します。
この記事の目次
定番の在宅ワーク!仕事の内容と報酬について
自宅にいながらにして働ける在宅の仕事は、会社勤めで通勤経験がある人だけでなく、様々な事情で自宅から離れにくい人にとって魅力があります。在宅の仕事にも多様な内容がありますが、定番の仕事として人気があるものはデータ入力と内職です。
パソコンが得意な方に人気!データ入力のお仕事
データ入力とは、指定された文章や数値をパソコンなどで入力する仕事です。スーパーのチラシの内容をテキスト入力するような単純作業の場合や、商品の口コミを入力するといった自分なりの文章を入力することが求められる作業もあります。
これは空いた時間を有効活用でき、気軽にできる点がメリットといえます。報酬は時給に換算すると数百円程度が多いといわれていますが、スキルアップすると効率的に作業ができるほか、難易度の高い案件を担当できるようになると報酬が上がる可能性は高まります。
手先が器用な人に人気!内職のお仕事
内職については様々な仕事内容があります。ダイレクトメールやハガキなどへの宛名シール貼りや、ブランドバッグなどの値札のカットが代表的なものです。他にも型抜きした製品のゴムのバリ取りや、靴下などへの値札取り付けなどがあげられます。
単価についてはシール貼り0.1~2円程度、値札カット40円程度、ゴムのバリ取り0.2~10円程度、値札結びは4円程度以上が相場です。どの仕事も高度なスキルを求められることはありませんので、データ入力同様気軽に取り組める点が魅力です。
自分のセンスでお金を稼げる!クリエイティブの仕事も選択肢に入れよう
在宅の仕事には、クリエイティブ系の仕事が多く存在します。代表的な仕事としてはwebライターやイラストレーター、webデザイナーなどがあげられます。
これらの仕事の特徴は、オンライン上で不特定多数の方に仕事を依頼するクラウドソーシングと相性がよいことです。クラウドソーシングの仕組みが広がったことによって、在宅で手軽にクリエイティブ系の仕事ができるようになりました。
文章を書いてお金を稼ぐ、webライターのお仕事
webライターは、文章を書いて投稿する仕事です。書くテーマやルールが定められており、それに従って数百文字、時には数千文字の記事を作成します。
パソコンで文字の入力ができれば誰でもできる仕事ではありますが、文章のスキルによって得られる報酬は変わってきます。報酬の相場は、初心者レベルで1文字0.35~0.45円。スキルがアップすると1文字1-4円程度の報酬が得られる場合もあります。
イラストやデザインで報酬を獲得!
イラストレーターは、企業や個人の要望に沿ってイラストを制作します。多くは、IllustratorやPhotoshopなどのパソコンソフトを用いて作成しますが、時には手書きでもOKな案件もあります。webデザイナーは、発注者の要望に沿ってwebサイトを制作する仕事です。どちらも、一定の経験やスキルが求められる点が特徴といえます。
イラストレーターの報酬は、仕事内容によって大きく変化しますのでケースバイケースです。webデザイナーの報酬相場は、プロレベルになるとサイト構築全体で20~30万円、なかには70~80万円程度になることもあります。
しかし、テンプレートを使用した単純なものであれば、数万円から10万円程度が相場です。また在宅の仕事の案件としては、バナー作成やアイコン作成などwebサイトの一部分を担当するタイプの仕事も多く、報酬相場は1点3,000円~1万円程度といわれています。
字のキレイな人にはこんなお仕事も!
キレイな手書きの文字で賞状や宛名書きを行う、「筆耕」という仕事があります。案件にもよりますが、書道の楷書体が書ける人であれば、仕事を受けることができるようです。
近頃では自宅でも印刷ができるようになり、パソコンでも字体を選べることができるようになったため、仕事が多い、とは言い切れませんが、自分の得意なスキルを活かしてお金を稼ぎたい、という方には人気のお仕事です。
特殊なスキルを活かすタイプの在宅の仕事も
在宅の仕事の中には、特殊なスキルを活かすタイプのものもあります。主なものとしては、翻訳とCADオペレーターの仕事があげられます。どちらも素人が一朝一夕で対応できるような仕事ではありませんので、だれでもできる内職と比較すると報酬が高くなる傾向があります。
外国語スキルを活かして翻訳のお仕事を!
翻訳はフリーランスとして在宅の仕事でやっている人が多いタイプの仕事です。仕事内容としては、外国語を日本語に訳す、または日本語を外国に訳すことですが、言語の種類はもちろん、翻訳する文章の専門レベルによって難易度が大きく変わる特徴があります。
報酬相場としては、英語から日本語に翻訳する場合は原文1ワード10~15円、日本語を英文に翻訳する場合は英文200ワードにつき2,600~3,800円程度だといわれています。/
ニーズは高い、CADのお仕事
CADオペレーターのCADとはコンピュータエイデットデザインの略。パソコンを使用して図面作成をするのがCADオペレーターです。CADソフトが使えないと仕事ができないため、特殊なスキルが必要な仕事だといえます。報酬相場は時給1,000~1,800円程度ですが、スキルや経験によって変化します。
在宅の仕事をしたいという思いがあり特別なスキルを持っている場合は、まずそのスキルを活かせる仕事から探してみることをおすすめします。
まとめ:まずは無理のない、自分に合った仕事を選ぼう
在宅の仕事の多くには、締め切りが設定されているものが多いです。そのため、自分のペースで仕事を進められるというメリットはありますが、納期を必ず守ることが重要です。また、納期を守り続けることが、次の仕事の依頼につながります。
また、在宅の仕事には誰でも気軽にできるものから、特殊なスキルが必要なものまで様々な仕事があります。そのため、自分に合ったスキルをまず認識し、始めは無理のない範囲で、確実に締め切りを守れる仕事を見つけることが大切です。そうして自分のペースを把握できたら、徐々に仕事を増やしていくなどすると着実に報酬を増やしていくことも可能でしょう。