1歳児の子育てと仕事の両立、心にゆとりを持つ秘訣

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1歳児の子育てと仕事の両立、心にゆとりを持つ秘訣

自分の足で歩き始め、母乳やミルクから徐々に卒業する1歳児。しかし、抱っこと授乳に追われていた育児の日々に仕事が加わると、ママの忙しさはピークに!心にゆとりを持つためにはどのようにすればよいのでしょうか?

この記事の目次

    育休から復職するベストの時期は?

    最短で産後から2ヶ月

    専門性の高い職業についていたり、仕事が大好きなママの中には、子どもを産んで体力が回復したらすぐにでも仕事に復帰したい!と考えるママもいるかもしれませんが、現在の日本では労働基準法によって、産後2ヶ月(8週間)までの女性は働いてはいけないことが定められています(自らが希望し、かつ医師から体に支障がないという診断書をもらっている場合は6週間)。そのため、最短でも産後の2ヶ月が終わってからしか仕事に復帰することはできません。

    保育園などの預け先を決めるのが先決

    仕事復帰に先駆けて、両親やパートナーなど、子どもを自分以外の大人にみてもらえる環境下にない人が行うのが、保育園の準備です。「保活」という言葉をニュースなどでもよく目にしますが、働くママが急増している現在の日本では、エリアによっては入れる保育園を探し出すことすら、至難の技です。

    保育園は「預けられればどこでも同じ」というものではなく、それぞれの園で個性や特徴があります。仕事に復帰してからは「仕事と育児で疲れた...」「両立でストレスがかかる...」という悩みが日常的となるため、安心して預けられる園を見つけられるかが仕事と育児の両立の鍵を握ります。

    保育園の入園の手続きはいつから始めれば良い?

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    ・見学は産前にいくのがベター

    保育園を探す際、必ず行いたいのが園の見学ですが、産前に行うことをおすすめします。産後は、生まれて間も無い赤ちゃんと一緒に行くことになるママが多いので、一度に何箇所も回ることが難しいのと、在園児から風邪などの感染症をうつされてしまうリスクもあります。妊娠中も自身の体調管理や仕事もあるため、なかなか時間を作ることも難しいもの。ですが、今後の育児と仕事の両立のために、タイミングを見て保育園見学を行うようにしてください。

    ・入園申し込みは前年秋から冬

    4月入園を目指すのであれば、入園申し込みは前年の秋から冬になります。自治体が認可している保育園は、市役所などの公共機関で一斉に申し込みが受け付けられますが、認可外や無認可の保育園は、それぞれの施設が独自に進めていますので、入園を希望する際は、各施設に問い合わせるようにしてください。

    ・0歳児の方が入園できる確率が高い

    一般的に、保育園では1歳児よりも0歳児の方が入園できる確率が高いです。それは、1歳クラスの入園時点では、すでに0歳クラスから持ち上がりで進級する子どもたちが一定数いるため、必然的に入園枠が少なくなるからです。また、0歳で保育園に入園させるよりも育児休暇をしっかり使って、1歳になってから入園させようと考えるママが多いことも、理由として挙げられます。1歳クラスの入園枠が激戦区であることは、保活に奮闘するママたちの最大の悩みともなっています。

    1歳児の子育て・家事と仕事を両立させるコツ

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    ・旦那さんと一緒に育児をする

    核家族化が進む現代では、生活を共にしている大人が旦那さんのみというママも多いもの。旦那さんとの会話で、「仕事と育児どっちが大変か?」という議論はよく起きることですが、"旦那さんは家事育児のサポート役"という意識では、ママが仕事と育児を両立することは難しいもの。「一緒に育児をする」という考え方に立ち、育児は女性が主導でするという考え方をママの中からも取り払いましょう。

    ・育児と仕事が両立できる働き方・職種にする

    子どもを産むまでは、フルタイムで昼夜を問わず働いていたママも多いと思いますが、仕事と育児の両立を目指すのであれば、働き方や職種を再考するのもおすすめです。同じ職種で時短勤務にするのもよし、直接顧客を担当する営業であれば、営業事務や補佐などの裏から支える仕事などに、思い切って職種を変えてみるのもおすすめです。子どもが大きくなったらまた現場に戻るという先輩ママも大勢いますので、職場に復帰する前の会社との面談で相談してみましょう。

    「1歳の子育てと両立しやすい仕事をさがす」

    ・病気などの際に頼れる場所・人を作っておく

    子どもは小さいうち、本当によく病気にかかります。大事な商談など、どうしても抜けられない時のために、頼れる場所やサービスを手配しておきましょう。自治体によっては「ファミリーサポート」と呼ばれる育児サポートサービスが充実しているところもあります。民間企業で病児保育を経営しているところもあるので探してみましょう。

    ・家事は手抜きをする

    働くママが増えた現在の日本には、家事をサポートしてくれるグッズやサービスもどんどん増えています。家電では、食洗機やオートミール調理器。サービスでは、家事代行やネットスーパーなども充実し始めています。自分でやるよりも上出来に仕上がったり、スーパーで購入するよりも質の良いものが手に入ったりと、思い切って利用してみると思わぬ副産物があることも。

    一人で完璧を目指すのではなく、周りの協力を仰ぐのがポイント!

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    まだまだ手のかかる1歳児を育てながら職場に復帰するには、それなりの覚悟と入念な準備が欠かせません。絶対にママ一人の力で両立を目指すことは無理ですし、体を壊して両方がうまくいかなくなるケースもあります。気兼ねなく周りの人やサービスを使って、思い描く両立スタイルを実現させてみましょう!

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