何歳になっても、健康で働けることのありがたさ|現代のミドルシニア

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何歳になっても、健康で働けることのありがたさ|現代のミドルシニア

歳を重ねるごとに不安になってくるのは自身の健康。人生100時代になり、長く生きられたとしても、残された寿命が健康でなかったら何の意味もありませんよね。本日は働くことは健康でなければできないこと、そして、健康とは人生にとって最も大切であることをお伝えして参ります。

この記事の目次

    健康あっての働ける喜び

    皆さん、明けましておめでとうございます。
    本年も皆さんに読んでいただけるよう、書いて参ります!よろしくお願いいたします。
    と、その前に年末から現在もそうなのですが...私事ですが腰を痛めてしまいました。

    よく、前職の上司が「腰が痛い、痛い」と言って早退をしていました。
    その当時の私は「熱があるならまだしも、腰くらいでどうして会社を早退しなければならないのか...」と心の中で毒づいていたことを思い出します。

    もしその頃に戻れるならどんなに上司の大変さがわかるでしょうか。今更ながら「腰ぐらいで...」と思ってしまってすみません。
    私の年末、年始はこのように悲惨な締めくくりと幕開けでした。みなさんもくれぐれもお身体にはお気を付けください。

    さて、本日は歳を重ねる中で健康で働けることが貴いことかをお伝えできればと思います。

    私たちの体は歳を取れば、個人差はあるものの、何かしらの支障が徐々にあらわれてきます。
    今年、2022年は団塊の世代が75歳となり、後期高齢者の仲間入りをする年です。

    そんな中、今年10月からは75歳以上でも一定以上の所得がある人の医療費の自己負担額が1割から2割に引き上げられることになりました。

    これは働くシニアにとっては、考えておかなくてはならないポイントです。
    せっかく働けているのにも関わらず、無理をして体を壊してしまっては医療費が嵩み、生活を圧迫するという事態にも陥りかねません。
    これでは、何のために働いているのかわからず、結果、本末転倒である状況になってしまいます。

    このように、寿命が延びた現代では、いかに健康で働けるかが焦点となるのです。

    参考:「厚生労働省 高齢者医療制度の概要等について

    健康は貯金と同じ!

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    「まだそんな歳じゃないから健康とか言われても...」とおっしゃる方もいるかもしれませんが、僭越ながら申し上げると、健康が失われる瞬間は予測ができません。

    この度の私がそうでした。「え、なにこれ...」と思った瞬間には脚と腰に激痛が走り、師走の病院に慌てて駆け込みました。しかし、年末の病院の込み具合と言ったら...。
    それに、私のような年齢の方は患者さんでは少なく、ほとんどの方が私よりもかなり年上の方でした。

    診察していただいた先生に言われたことは「体は一つしかない。普段から不摂生だったり、運動不足だったり、体は正直だけど悲鳴を上げ、教えてくれるまでに時差があるから。だから毎日の体を労わることが健康に繋がります」と、辛らつに私の生活習慣を見抜いているような言葉をくださいました。

    30代の私でも腰を痛めると生活に支障があります。これがもっと歳を重ね、体力も落ちてしまっている40代、50代だったら...と想像するだけで恐ろしいです。
    何しろ、独身かつフリーランスの私は社会的保障も、支えてくれるパートナーの存在もありません。普段は当たり前だと思っていましたが、健康が何より大切であることを嫌でも痛感させられました。

    それは何も私だけでなく、歳をとっても働きたいと考える人にとっては通じるものがあるのではないでしょうか。
    健康を維持するためには筋トレを週に2〜3回ほど、睡眠は毎日7時間ほどが必要だと言われています。老後の楽しみのために、「あれ太ってきたな」「最近運動してないな」という方は将来を健康で楽しく働くためにも、今からコツコツ体のための「健康貯金」を始めてください。

    シニアになっても働かないといけない現実も・・・

    内閣府によると、65歳以上の高齢者世帯の年間所得は平均318.6万円です。これは現役世帯の年間平均所得のおよそ半分となっています。

    ご覧のように、健康で長く働けることが老後生活の鍵を握っていることがわかります。
    さらに、健康で働けることは人間の幸福度に繋がるというデータもあるほどです。

    また、2014年5月にEuropean journal of epidemiology誌で仏研究チームが発表した研究結果では、仕事を引退する年齢が高くなるほど認知症の発症リスクが減少することが確認されたといいます。
    "健康で働けることはますます健康をもたらす"、そのような関連性があるのだそうです。

    参考:「内閣府 2019年 令和元年版高齢社会白書」

    シニア世代が働く意義

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    健康的なシニア世代のほとんどは、体が動くうちは働きたいという希望を持っているのだとか。

    そんなシニアたちは、現役時代には正社員として働いていた人でも、老後には多くが嘱託やパート、アルバイトに働き方を変えています。
    それは、シフトが自由なパートやアルバイトの方が自分の希望の時間で働けますので、身体に無理のない範囲で仕事ができるからだというのです。

    このように、比較的自由度の高いパートやアルバイトは、老後の仕事には向いている働き方の一つだといえるでしょう。

    また、リタイア後は若い人とも交流する機会が減りますから、アルバイト先で出会う若者たちとの交流も楽しみにしているというシニア世代も少なくありません。

    健康であることは生活を豊かにするだけでなく、生きる意味や、存在価値までを見いだせる大切な社会活動なのです。

    まとめ

    健康は損なってはじめてその大切さに気づきます。
    悲しい思いをしないためにも、みなさんはしっかりと健康貯金をしつつ、将来の働ける体作りを心掛けてくださいね。

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