50代女性 コールセンターへの転職体験談|年齢を重ねても経験があれば、希望の仕事に就き続けられる

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50代女性 コールセンターへの転職体験談|年齢を重ねても経験があれば、希望の仕事に就き続けられる

短大を卒業してから出版社へ就職し、ご結婚。出産とともに退職し、子育てのため家庭に入るという、この世代の女性として一般的とも言える道のりを歩んできた58歳の赤城さん(仮名)。どうして、58歳となった今でも様々な仕事に就き続けられるのでしょうか?仕事探しなどの秘訣なども伺いました。

この記事の目次

    社会と接点を持ち続けていたい。その思いで仕事に復帰。

    短大を卒業し、事務職として就職。その後24歳で結婚し、妊娠、第一子の長男が生まれました。そして、5年後に下の子が生まれ、家族4人と夫の両親と暮らす毎日は、平均的かもしれませんが、不自由なく幸せと呼べる生活を送っていました。

    きっかけは下の子が小学校に入ったタイミング。子育て中心だった暮らしに少しの変化が生まれました。そこで思ったんです。「もう一度働きに出ようかな」と。36歳のことでした。

    当時は、ママ友なんて言葉はありませんでしたが、子供の同級生の母親の多くは専業主婦。きっと働いている母親のほうが少なかったと思います。ですが、同居の義母が子供を見てくれることもあり、思い切って仕事を探すことにしました。

    不満ということではありませんが、「子育てだけではない自分でいたかった」。そして、社会との接点を持ち続けていたい。そんな思いがありました。

    コールセンターの仕事に就いて、気づけば20年以上

    そして就いた仕事はコールセンターのアルバイト。通信販売の会社のコールセンターで、購入のためかかってくる電話に対応するのが主な業務。カタログやチラシをご覧になりながら電話を掛けてくるお客様の疑問に応え、ご購入いただく。自分が誰かの役に立っていることが実感でき、日々に刺激が生まれたことを覚えています。

    4年ほど働いた後、損害保険の商品を扱うコールセンターへ派遣社員として入社しました。そこでは保険の申し込みを扱うため、商品に関する知識もたくさん覚えなければならず、求められる知識も相当でした。しかし、興味を持って知識を蓄え、必要な資格を取得。それらが評価され、嘱託社員として採用され、11年ほど勤め、多くの経験を積みました。

    それからも、派遣社員やアルバイトとして様々なコールセンターで勤務。長い職場も短い職場もありましたが、一貫してコールセンターの仕事に就き続けて、気づけば20年以上経とうとしています。

    職場を変える理由は、やりがいを感じられる仕事に就き続けたいから

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    一つの職場で長く勤めることでキャリアを積む方もいますが、私は職場を変えることを選択してきました。それは、仕事の中でやりがいを味わい続けたいからです。

    受電の仕事でも発信の仕事でも、一日何十本も繰り返す電話の応対。その中で、一人でも二人でも「満足させることができた」と感じられたときは、やりがいのようなものが味わえます。

    でも、やっぱりやりがいを味わえる仕事は探さないと巡り会えないもの。単にお客様に売り込みをする仕事や、お客様の気持ちを考えず「単に売れればよい、儲けられればよい」という姿勢を感じる会社の仕事などもこれまでに経験してきました。

    そういう職場だと、電話の向こうの相手を「満足させられた」という感覚を味わうことはないうえに、職場の雰囲気が悪いことも。そうなると、よい電話対応も生まれません。

    そんなときはどうするか?私の場合は、すぐに次の仕事を探すようにしています。もしかすると、飽きっぽい性格もあるのかもしれませんが(笑)。

    仕事探しはいろんな手法で

    すぐに仕事を変える事自体は褒められることではないかもしれませんが、職場は入ってみなければやっぱりわからないもの。なので、興味を持って入ってみたものの「ここではやっていけないかな」と感じたときは、早めに次の仕事を探すようにしていました。そのためにも、求人の情報は常にチェックする習慣をつけていますね。

    求人の情報は様々なサイトに登録し、送られてくるメールなどで確認しています。見るのはほとんどスマホです。どんな求人がどのサイトにあるのかもなんとなく見えてくるので、本格的に探すときの準備にもなります。

    その他では、友人からの口コミなども重要ですね。同僚が前に働いていた職場などであれば雰囲気や仕事の内容もよくわかりますし、受かりやすいかなんて裏情報も仕入れられます(笑)。気になるところは目星をつけておき、募集が始まったら電話するなど積極的に動いています。

    年を重ねることで、確かに以前よりも反応は悪くなってきたところはありますが、何歳のときだって反応のない会社なんてたくさんありましたし、あまり気にしていません。今では時給の高い求人は倍率が高いため、少し低めのところなど競争率が低そうなところを狙って応募しています。これは効果的ですね。

    まとめ:経験をしっかりアピールできれば、面接は怖くない

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    2018年の10月から、新しいコールセンターで、化粧品や健康食品などの注文を受ける仕事に就いています。ご高齢の方からの電話も多く、最近では92歳の方から化粧品の注文をお受けしました。

    歳を重ねて思うことは、コールセンターの仕事は年配の女性のほうが話しやすいところがあると思うんです。声のトーンなどが安心感を与えるのかもしれませんね。これまでの職場を思い返しても、40・50代の女性が多くを占めていたと思います。

    自慢になるかもしれませんが、面接まで進めば落ちたことはこれまでありません。応募の段階では年齢で落とされても、面接まで進めば採用する気があるのですから。そこで、これまでの経験をきっちりと、謙虚にアピールすれば、即戦力になることは伝わります。

    65歳までは働きたいと思っています。今は週5日のフルタイムで働いていますが、時折近くに住む母の元にも通いたいので、週4日など調整をしながら働いていくことも考え始めています。
    今の職場は扱う商品の内容もとても気に入ってますし、居心地もよく、長くいてほしいとも言っていただいています。
    ...ですが、長くいるかはまだわかりません。他に面白そうなコールセンターが見つかれば、移ってしまうかも(笑)。いつまでも現役として、腕を磨ける仕事に就き続けていたいですね。

    ※年齢は2019年1月取材当時のものです

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