子育ても仕事も家事も賢く両立する方法とは?
- ライフプラン・人生設計
- 公開日:2018年6月11日
ワーキングマザーにとって、仕事と子育て・家事の両立は避けられない重要なテーマ。自分なりに頑張っているのに、思ったようにうまく両立できず、悩むママも多いのではないでしょうか。そこで今回は、仕事・子育て・家事の両立に奮闘するママに向け、うまくスケジュールをこなすためのテクニックをお伝えします。
この記事の目次
やっぱり大変?子育て、仕事、家事の両立
夫婦二人の共働きのときは、家事と仕事の両立は、うまく分担できていた人も多いのではないでしょうか。しかし子どもが生まれてからは、急な病気や予定変更は日常茶飯事。園や学校の行事参加なども増え、思い描いた通りのスケジュールで動くことは難しくなります。具体的にどのような悩みがあるのか、その事例と仕事を始める前に整えておきたいことを解説します。
子育て、仕事、家事を両立したいけど...
・子どもの急病時に休めない
実際に働きながら子育てをするママからは「子どもが急に病気になった時、休みがとれない」という悩みが多く寄せられています。特に集団生活をしていると、風邪にインフルエンザ、プール熱、ウイルス性胃腸炎、ヘルパンギーナ、溶連菌感染症などさまざまな感染症にかかる機会が増加。兄弟で順番にかかり、長期間仕事を休まざるを得ない状況になることも。
健康に気を配り、病気予防に努めることは大事ですが、それにも限度があります。もしもの時のために、仕事を始める前には、病児保育を行っている施設に登録しておくと安心です。職場でも同僚・上司とのコミュニケーションを大事にし、いざという時は助け合える関係づくりをしておきましょう。
・帰宅後の食事の支度
「食事作り」に悩むママも多いようです。いくら仕事でクタクタでも、お腹をすかせた子どものために、食事を作らなければなりません。さらに子どもは待ったなし。空腹で不機嫌な子どもの相手をしながらの食事作りに、慌てたりイライラした経験を持つ人も多いのではないでしょうか。
休日にまとまった時間がとれるなら、ハンバーグ、フライ、ミートソースなど保存のきく料理を作り置きしておくと、平日も短時間で手作りの食事を用意することができます。必要な食材や調味料があらかじめセットされている、食材宅配サービスの利用もおすすめです。その時間も取れないほどに忙しいときには、お惣菜を買う、または外食という手段も考えましょう。
・自分の趣味の時間がとれない
平日は、仕事と家事、育児でいっぱいいっぱい。お休みの日は平日できなかった家事をこなすため、自分のために時間を割くことができないママも多いようです。
そのため、ストレス解消や気分転換のためにも、ママが趣味の時間を持つことは大切なこと。家事の負担はママの方が重くなりがちですが、夫婦で協力すればそれだけ早く家事を片付けることができます。空いた時間は積極的に自分のために使いましょう。
仕事を始めてから両立の壁に突き当たり、悩むママも少なくありません。何とかしなくてはと頑張るあまり、育児と家事を一人で抱え込むこともよくありがちです。仕事を始める前に夫婦で家事・育児の役割分担を決めておきましょう。病児保育サービスや宅配サービスなど、利用できそうなものにはあらかじめ登録しておけば、万一の時にも慌てずにすみますよ。
両立のための賢い時短術
仕事と家事・子育ての両立は大変。思い通りにいかず、イライラして、子どもや夫にあたってしまったという経験を持つ人も少なくないはずです。そこでママの負担を軽くする時短術をご紹介。ゆとりある時間は、ママの気持ちの余裕にもつながります。
・料理や買い物は「時短」がキーワード
お店で買い物をすると時間がかかるうえ、買うつもりのないものまで買ってしまこともありがち。時間を節約するために、ネットスーパーや食材宅配サービスなどを使うのもおすすめです。あらかじめ夕食用の素材がセットになっており、下ごしらえもされた食材宅配サービスを使えば、献立作りに悩む必要もなくなります。
・家事にかかる労力を減らす
ルーティンな家事は、思い切って機械にまかせてしまうのも一つの方法です。食器洗い乾燥機や、洗濯~乾燥までしてくれる衣類乾燥機を使えば、洗う手間や干す手間を節約することができます。ロボット掃除機にお掃除をお任せしておくと、仕事から帰宅後、気持ちよく家の中に入れそうですね。
・家族を自立させる
時短とは少し違いますが、家族に自分でできることは自分でするように働きかけをするのも大切なこと。これまでママがやっていた「配ぜん」「お弁当箱にごはんやおかずを詰める」などの作業も、子どもが行うようなれば、少しはママの気持ちのゆとりが変わってくるはずです。
・「ながら作業」を取り入れる
洗面所で歯磨きをしながら、粘着式ローラーで落ちた髪の毛やホコリを取るなど、「ながら作業」をこまめに取り入れましょう。入浴後に風呂掃除をしておくと、翌日の帰宅後のゆとりも違いますよ。
・朝の時間を有効活用する
朝、1時間ほど早く起きて、その時間に夕食の下ごしらえ、タイマーでセットしておいた洗濯物を干すなどの家事をこなしておいてもいいですね。ただし、働くママにとって睡眠時間はとても大切です。無理せず、自分ができる範囲での早起きが基本です。
両立の秘訣、教えます!
さまざまな工夫をして、仕事と家事・育児の両立に頑張っているワーキングマザー。毎日フルスロットルで走り続けているのですから、時々「疲れた」と感じてしまうのは当たり前のことです。ここでは、両立しようと頑張るあまり心身に出る疲れや、ストレス解消法についてまとめました。「辛い・きつい」と思ったときに、ぜひ試してみてください。
辛いな、疲れたなと感じた時に試してほしい5つの方法
ストレスがたまると、何か気分がモヤモヤする、些細なことにイライラしてしまう、涙もろくなる、眠れない、やる気が出ないといった心身にさまざまな不調が出るようになります。「ちょっと疲れたな」と思ったら、すぐにできるストレス解消法をご紹介します。
・自分が夢中になれることを見つける
何か一つのことに夢中になることは、とても大切。好きなバンドやアイドルの映像を見て、気分が明るくなった経験を持つ人も多いのではないでしょうか。ドラマや映画を見て世界に入り込むのも、気持ちをリセットするために有効なことのようです。
・ヨガやトレーニングで体を動かす
肩こりや頭痛をひきおこす原因のひとつにストレスがあります。体を動かして血行をよくすることで、疲れもとれ、寝つきがよくなることも。ヨガやストレッチ・ウォーキングなど無理なくできる運動から始めてみましょう。
・一人の時間を大切にする「プチごほうび」
子どもや夫のことばかり優先で、自分のことは後回しにしてしまうことも多いはず。たまには自分にごほうびをプレゼントして、いたわってあげましょう。休日の夜、子どもを寝かしつけたあとに、一人でゆっくり話題のスイーツを食べるだけで、気持ちが豊かになりますよ。
・メイクやおしゃれをして気分を上げる
ストレスが心身にかかりすぎると、身だしなみに無頓着になることも少なくないのだとか。このような時は、流行カラーの口紅を付けたり、仕事に差し支えのないネイルをするなどして、気持ちを上げていきましょう
・入浴してリラックスする
仕事がある日はなかなかゆっくり入浴の時間をキープできないもの。休日は夫に子どもや家事をまかせて、一人の入浴タイムを楽しむのもおすすめです。ストレス解消の効果があるアロマオイルを湯ぶねにたらせば、よりリラックスできそうですね。
まとめ:全部自分でやろうとせず、利用できるものは利用して
「育児」「家事」「仕事」の3足のわらじを履いてがんばるママ。時には挫折しそうになることもあるかもしれませんが、ここで大切になるのは「うまく力の抜きどころを習得する」こと。全部自分でこなそうとせず、利用できるものは利用するようにしましょう。疲れたと思ったら積極的にリフレッシュを取り入れ、自分をいたわることも大切にしたいものです。
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