男性は40歳過ぎたらシミ対策で面接の印象アップ!?
- 転職・退職ノウハウ
- 公開日:2017年12月 5日
身支度をする時に鏡で顔を見て、「もしかして、シミ?」とふと気付いた経験はありませんか?「男が見た目なんか気にしないよ」と思う方もいるかもしれませんが、面接などを控えている場合は第一印象を左右する可能性もあります。転職の面接で良い印象を持ってもらうために知っておきたい、男性のシミ問題と対策を紹介しましょう。
年齢を重ねてできるシミの多くは紫外線が原因 !
「シミといえば女性の悩み」と考える方も多いかもしれません。しかし、男性でも30歳を過ぎたあたりから顔のシミが出始めます。以前は気付かなかった部分にシミができ始めていたら、原因と対策方法を考えてみましょう。
男性のシミの原因として多いのは「老人性色素班(ろうじんせいしきそはん)」によるものです。50歳を過ぎると8割の方に見られるとも言われていて、年齢に比例するように目立ってきます。
さらに進行してイボ状に盛り上がったものは「脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)」と呼ばれます。放置するとどんどん大きくなるケースも多く、手の平や足の裏以外のいたるところにできてしまうシミです。
これらが起きる理由は?
老人性色素班や脂漏性角化症は、紫外線トラブルの蓄積から起こります。紫外線を浴び続けた肌がメラニン色素を生み出して、肌表面に残ったメラニン色素がシミになるのです。
メラニン色素は肌を守るために必要な存在ですが、過剰に発生することでシミを作る原因となります。紫外線を浴びやすい頬、目の周りといった場所にシミが目立つのも、メラニン色素との兼ね合いと理解しましょう。
シミを予防するには?
男性のシミ予防には、紫外線対策が重要です。外出する際にはUVケアを意識し、紫外線をカットを心がけましょう。
UVカット効果が高すぎる日焼け止めは、年齢を重ねた肌に負担がかかるリスクがありますので、SPF15レベルを使いましょう。
日々の食生活では、メラニン生成を抑制するビタミンCを取り入れるのがおすすめです。野菜や果物といった自然の食材から取るのが理想ですが、難しい場合はサプリメントを活用しましょう。
食生活以外では、ストレスや睡眠不足からシミが悪化することがあります。規則正しい生活リズムを念頭として、ストレスを溜め込まないライフスタイルをはじめてみましょう。
シミができたらどうすればよい?対応5選
すでにできてしまった男性のシミに対する対応として、考えられる方法5つを紹介します。
・シミを消す方法1 市販薬で内側からアプローチ
できてしまったシミを改善するには、内服薬やサプリメントによる体内からのアプローチをおすすめします。ビタミンC・ビタミンE・L-システインなどが代表的な成分です。ドラッグストアに行くと、シミ対策サプリメントや市販薬が売っています。女性向けの内服薬でも一定の効果が期待されますから、薬剤師に相談しましょう。
飲むだけなので、「シミを気にしている...」、ということを誰にも知られず対応ができます。
・シミを消す方法2 男性用美白クリームを活用
厚生労働省が認可している美白有効成分配合の男性用スキンケアアイテムを活用、色素沈着を目立ちにくくしていく方法です。美白効果が認められている成分としては、ビタミンC誘導体やアルブチン、ハイドロキノンなどがあげられます。すでにできてしまったシミを薄くするのはもちろん、予防目的にも有効ですから、自分に合ったケアアイテムを探してみましょう。
朝、顔を洗ったときに塗るだけであれば、手軽に導入できる手法です。
・シミを消す方法3 メンズ用ファンデーションで隠す
今すぐシミ・肌荒れを隠したいなら、ファンデーションを活用しましょう。男性用に自然な仕上がりを追求した商品なら「化粧をしている」と気付かれるリスクも低く、身だしなみとして使えます。シミはもちろんカミソリ負け、ニキビといったトラブルを隠すことで清潔感ある印象になりますから、肌の色に合わせて自然なものを選択しましょう。
・シミを消す方法4 メンズ用コンシーラーで隠す
ファンデーションのように顔全体を塗るわけではなく、シミができてしまった部分だけカバーするアイテムもあります。男性用コンシーラーと検索するといろいろな商品が見つかりますから、カバー力が高いものがおすすめです。目の周り、頬など数カ所にポツポツとシミが見えるくらいなら、コンシーラーでも十分対処できるでしょう。
・シミを消す方法5 クリニックのレーザー治療
男性のシミ治療を行う皮膚科、美容クリニックを受診、メラニン色素を破壊するレーザー治療を行います。即効性が高くて、施術後すぐ「シミがなくなった」とわかるところはメリットですが、周囲に気付かれやすい治療です。どのように治療を進めれば内密にシミ対策できるのか、医療機関の先生とよく相談して進めましょう。
また、レーザー治療はそれなりに費用も掛かるものです。美容治療であるために、保険が適用されないケースがほとんどなので、数万円程度はかかると見ておいた方が良いでしょう。施術前のカウンセリング時に料金を確認した上で、本当に治療が必要かどうかを再度検討することをおすすめします。
まとめ:対策をとりつつも、過度に気にしないことが大事!
シミがコンプレックスになっているようなら具体的な対策を進めることもできますが、顔の印象を過剰に心配する必要はありません。
40歳以上の男性はこれまで培った社会経験とスキル、人間性など、武器になるものがたくさんあります。第一印象を良くすることは、プラスアルファで対策する程度に考えるとよいでしょう。
ただ、自分の外見に自信がつくことで、堂々とした自己PRができるようになることもあるため、メリットが大きいと感じるようなら皮膚科や美容クリニックに相談するのも一案です。ひどく気になるわけではないなら、証明写真を撮る時にコンシーラーを使って隠すくらいの対策でも十分でしょう。
ちょっとした工夫でも見た目の印象は変わりますから、有利になる対策を取り入れて、最大限の好印象を目指してください。