求人の応募条件の「パソコンスキル」ってどのくらい?レベル感や面接で聞かれた時の伝え方も紹介

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求人票でよく見かける「基本的なパソコンスキル」という条件。しかし、「どの程度できれば応募してよいのか分からない」と不安を感じる人も多いでしょう。実際には高度な知識よりも、文書作成やメール対応、Excelの簡単な表作成などが求められるケースが一般的です。この記事では、パソコンスキルの具体的なレベルや面接での伝え方、効率的な学習方法についてわかりやすく解説します。

求人票の「基本的なパソコンスキル」とはどのレベル?

求人票で「基本的なパソコンスキルがある方」と書かれていても、必ずしも高度なIT知識や専門的な資格が求められているわけではありません。

多くの企業が求めているのは、日常業務で必要となる文書作成やデータ入力、メール対応などを問題なく行えるレベルです。まずは以下の目安を参考にしてみましょう。

初級レベル(多くの求人でいう「基本的なパソコンスキル」)

以下の操作ができれば、一般事務や受付、営業アシスタントなどの求人へ応募できるケースが多いでしょう。

・パソコンで文字入力ができる
・メールの送受信ができる
・インターネット検索ができる
・ファイルの保存やフォルダ管理ができる
・Wordで文書を作成できる
・Excelに文字や数字を入力できる
・印刷やPDF保存ができる

中級レベル

事務職や営業職などで歓迎されることが多いレベルです。

・ExcelでSUM、AVERAGEなどの関数が使える
・並べ替えやフィルター機能を使用できる
・表やグラフを作成できる
・PowerPointで会議資料を作成できる
・複数のファイルを管理・共有できる

上級レベル

経理職や管理職、一部の専門職で求められることがあります。

・VLOOKUPやXLOOKUPなどの関数を使用できる
・ピボットテーブルを作成できる
・マクロやVBAを活用できる
・大量のデータ集計や分析ができる

Googleドキュメントやスプレッドシートも使えるといい

Word・Excel・PowerPointは、Microsoft社が提供しているサービスです。パソコンに専用ソフトのダウンロードが必要で、オフラインでも使用できるようになっています。

Googleドキュメントやスプレッドシートは、Google社が提供するサービスで、Googleアカウントがあれば誰でも利用できます。クラウドベースで利用できるため、保存が自動でされるのがメリットです。それぞれの特徴は以下の通りです。

Microsoft Word・Excel ・専用ソフトのダウンロードが必要
・手動保存
・オフラインでも利用できる
・大規模データの分析や複雑な作業が可能
・豊富なフォントの種類
Googleドキュメント・スプレッドシート ・クラウドベースで自動保存
・リアルタイムで共同編集ができる
・データ共有が簡単

難しいデータを扱う際はWordやExcel、大勢でデータを共有する際はドキュメント・スプレッドシートなど、使い分けをしている場合もあります。基本的な操作方法はどちらも変わりませんが、どちらも使えるようにしておくと、仕事がよりスムーズに進められるでしょう。

応募を迷ったら「初級レベル」ができればOK

求人票に「基本的なパソコンスキル」とだけ書かれている場合は、

・Wordで簡単な文書作成ができる
・Excelへ入力ができる
・メール対応ができる

程度を想定していることが一般的です。

そのため、「関数が苦手だから応募できない」「PowerPointを使ったことがないから難しい」と考える必要はありません。応募前に仕事内容を確認し、不安な場合は面接で「Excelは入力やSUM関数まで使用できます」など、できることを具体的に伝えるとよいでしょう。

WordやExcelをよく使う仕事

仕事内容によっては、日常的にWordやExcelを使う場合があります。よく使われる仕事と、使用例について以下でご紹介いたします。

事務職全般

一般事務や営業事務などの事務職全般は、WordやExcelなどを日常的に使うことが多い仕事です。顧客情報の管理や商品在庫の管理などでは、Excelが使われています。見積書・提案書・請求書などもExcelを使用しているケースもあります。

Wordでは送付状や案内文などの文書を作成します。関数や条件付き書式を使えると、より効率的に仕事を進められるでしょう。

経理

帳票管理や請求書発行など業務では、Excelを使用して行うケースが多くあります。正確なデータの提出が求められるため、複雑な関数やピボッドテーブルなどの、より高度なスキルを求められる場合があります。

人事

採用や労働条件などの管理を行う人事の仕事でも、ExcelやWordは欠かせません。労働条件の管理や人材育成に関するデータ、評価シートなどをExcelで分析している企業も多くあります。

社内向けの文書を作成する際は、Wordを使用します。どちらも表作成や文書の入力などのスキルは必要になります。

営業

営業の仕事でもWordやExcelのスキルは必須です。顧客情報の管理や、営業活動の記録などをExcelで管理している場合もあるためです。見積書・請求書・提案書を自分で用意する際は、基本スキルが必要になります。

エンジニア職

エンジニア職ではExcelで進捗管理や設計書作成を行うことがありますが、求人によって求められるスキルは大きく異なります。基本的なスキルに加えて、VBAを使用した高度なデータ処理や自動化のスキルが求められることも。

PCを使用する仕事では、基本的にWordやExcelのスキルが求められると考えておいてください。

パソコンスキルを面接で聞かれた時の答え方

パソコンスキルについて面接で聞かれた際に、どのように答えるのがいいのかと悩んでいる人も多いでしょう。以下では、ソフト別の答え方をご紹介します。ぜひ、面接時の参考にご活用ください。

Word

Wordを使用するうえで求められる基本的なスキルは、文字入力・文書作成・フォントやサイズの変更などです。その他、文字位置や余白の調整なども求められます。その他、表作成・画像挿入までできると、よりスムーズに仕事を進められると相手へ伝えられます。

〈回答例〉
Wordでは文書の作成や表の挿入、画像の配置ができます。案内文や送付状の作成経験があります。

Excel

Excelではセルへの入力以外に、手入力での四則演算・簡単な関数が使える点を伝えましょう。SUMやAVERAGEは業務で使用することも多いため、基本的なスキルの1つとして求められる可能性があります。また、印刷して資料として使用するケースもあるため、印刷がスムーズにできるような知識も必要です。

〈回答例〉
Excelは入力業務の経験があり、SUMやAVERAGE関数、並べ替えやフィルターを使用できます。

PowerPoint

PowerPointを使用する場合は、表やグラフを作成できる点や、画像の簡単な加工スキルも求められます。手書きの資料や文書を元に作成することも多いため、わかりやすい見た目に整える能力も必要です。

〈回答例〉
PowerPointで簡単な会議資料や提案資料を作成できます。

その他のソフト

業務をする際は、Word・Excel・PowerPoint以外のソフトを使用するスキルも求められます。メールやブラウザなどのほか、会社によっては顧客管理ソフトや会計ソフトなどを導入している場合もあります。基本的な文字入力のほか、ファイルの圧縮やアップロードをスムーズに行えるなどのスキルを求められるでしょう。

独学でパソコンスキルを身につける方法

独学で初心者の人がパソコンスキルを身につける場合、おすすめの方法2つと同時に知っておきたい内容を1つご紹介いたします。

無料のサイトなどを利用する

WordやExcelの使い方について、動画や学習サイトなど、無料で利用できるものが多くあります。手本を見ながら自分のペースで進められるので、全くの初心者でも少しずつ操作を覚えていけます。

また、WordやExcelの導入は難しくてもGoogleドキュメントやスプレッドシートなら、Googleアカウントを作成すれば、無料で利用可能です。まずは、基本的なことを知りたい場合は無料で利用できるサイトなどで勉強してみてください。

資格取得を目指す

ただ勉強するだけでは続かない、不安という人は資格取得を目指す方法もおすすめです。特に、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)は、WordやExcelに関するスキルを学べる資格です。

実際の操作内容に関する問題が出題されるため、資格勉強をしながら実践的なスキルを学べます。対策講座やスクールもあるため、資格を目指したい場合は検討してみてください。

ショートカットキーも覚えると便利

WordやExcelを使用する際は、基本的な操作方法のほかに、ショートカットキーも一緒に覚えておくとより使いやすくなります。以下のようなショートカットキーは、覚えておくと便利です。

・Ctrl+C:コピー
・Ctrl+V:ペースト
・Ctrl+A:全範囲指定
・Ctrl+S:上書き保存
・Ctrl+F:ページ内検索

どのようなソフトでも使えるため、ぜひ実践しながら覚えていってください。

パソコンスキルを証明できる資格

履歴書や面接の際に、基本的なパソコンスキルを持っていると証明できる資格についてご紹介します。資格があれば、確実に合格するわけではありませんが、有利に話を進めるきっかけにはなります。興味がある人は、ぜひ取得を検討してみてください。

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)は、マイクロソフト社のオフィス製品であるWord・Excel・PowerPointのスキルを持っていると証明できる資格です。

仕事に活かせるスキルがあると伝えられるので、特に事務職への応募の際に役立てられます。具体的にどの程度ソフトを使えるかがわかりやすくなるので、持っておいて損がない資格の1つです。

日商PC検定

日商PC検定は、商工会議所が実施している検定試験です。オフィスのソフトごとに試験があるため、自分がよく使うと想定されるものから優先的に取り組めます。

Wordはビジネス文書の作成、Excelは表やグラフの作成、PowerPointはプレゼン資料の作成が出題されます。レベルは1〜4級まであり、基本は4級、級が上がるにつれてよりハイレベルなスキルが求められます。

VBAエキスパート

VBAエキスパートとは、ExcelやAccessで利用するマクロVBAに関するスキルを問う試験のことです。ExcelとAccessそれぞれで、ベーシックとスタンダードの2つのレベルが用意されています。

ベーシックは基礎レベルがあること、スタンダードは上級レベルの知識があると証明できます。Excelを使う可能性が高く、高度なスキルを求められる場合は、VBAエキスパートの取得を検討してみてください。

まとめ

多くの求人で求められる「基本的なパソコンスキル」とは、文字入力、メール対応、Wordでの文書作成、Excelへの入力や簡単な関数の利用ができるレベルを指します。

触ったことがない、使い方があまりわかっていないという人は、まずは無料で勉強できるサイトを活用してみてください。もっと詳しく知りたい場合は、資格取得もおすすめです。ソフトごとの違いや使い方を学んで、面接や仕事へ活かしてみましょう。

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