シニア世代の生き方|現代社会のミドルシニア
- 現代社会のミドルシニア
- 公開日:2021年10月25日
こんにちは。ライターの委甫です。最近はまっているものはスーパーで買えるワンコインワインです。すっかり生活様式がWith コロナとなった今。飲みに行くより家で飲む機会が増えました。そんな私の生活になくてはならないものがお酒かもしれません。(決して吞兵衛ではありませんよ!笑)フリーランスとして働く上で、業務と日常を切り分けるのにも、仕事終わりのお酒は格別です。この気持ちわかってもらえますか?? ……と、雑談はここまでで本日はシニア世代の生き方をご紹介して参ります。
かっこいい生き方ってどんなもの?
皆さんは人生をどのように過ごしたいですか?
私は後悔なく生きたいと思っています。ただ、それは目標であって実際は後悔の多い人生です。うじうじ悩んでしまうことも多々...。本当に恥の多い人生です...。しかし、常に前向きだけが取り柄の私は、あらゆる失敗を経験していい大人(いい女?)になれたらと思っています。
そんな私がまず本日ご紹介したい、かっこいいシニアの方はこの方です!
2018年に、94歳の誕生日にスカイダイビングに挑戦した、ペンシルバニア州で暮らすエイラ・キャンベルさん。エイラさんはこの挑戦について、「今年で94歳になります。こんな年なら、来年生きているかも分かりません。今やるしかないと思ったのです」と話したといいます。
スカイダイビング当日は友人や家族に見守られながらヘリコプターに乗り込んだという彼女。この挑戦を知って私が思ったことは「かっこいいっ‼‼」でした。
実は私、新卒の会社に入社する際に、茨城県にある竜神大橋からバンジーをしたことがあります。高さ100メートルからなる竜神大吊橋バンジージャンプは、竜の形をした湖上に架かる、歩行者専用の橋として日本最大級の長さを誇る橋なのです!そんな場所からダイブしました。
今考えたら何してるんだ、自分!と言いたいのですが、新卒の企業から「初体験」をレポートしてください、と言われたものですから...果敢にも挑戦しました。無知だからこそできることもありますよね...。終わってみて、思ったこと。「もう二度とやりたくない」、それが私の感想です。その一言に尽きます。
もしもう一度やってと言われたら気絶するかもしれません。それくらい、予想を超える恐怖を感じた瞬間でした。このバンジージャンプの経験は、私の人生の中で一番といっても過言ではない恐怖体験です。
それなのに......。このエイラさんはバンジーどころの高さではないところからのダイブ。どれほどかっこいい女性なのでしょう。まさに私が憧れる、後悔ない人生を体得していらっしゃる方です。
※データ元「94歳のおばあちゃんが誕生日にスカイダイビング「死ぬまでにやりたかった」
自分らしく生きるとは?
少し前に、ある女優さんが「私は子どもを産むという選択はしません」と公式な場で発表されていました。
そのとき私は、公の場で自分の意志をしっかり示すことができる勇気に感動しました。「~しない」「~できない」というのは「やれます」「できます」と言うよりも、とても勇気のいることだと思います。
そんな"自分らしく生きる"という選択をとったコミュニティがイングランド北部ノース・ヨークシャー州の都市にもあります。その名も『AWOC(エイウォーク)』。ここでは、「エイジング・ウィズアウト・チルドレン」を選択した方々が集まっています。直訳すれば、「子どもなしで歳を重ねる」です。
AWOCは、子どものいない老後を過ごす人々が直面する問題に焦点を当てたグループとして、2015年に創立しました。ここへの参加条件は、「子どもがいないこと」「50歳以上であること」の2つだといいます。これらの条件に該当する者であれば気軽に団体の仲間になれ、月に一度行われる集会でご飯を共に食べたり、子どものいない高齢者に役立つ情報交換をしたりするのです。子どもを持たずに生きてきた方々が互いに寄り添い、励ましあいながら自己肯定を保って歳を重ねているのだとか。
今でこそ、ジェンダーについては理解のある世の中になってきたため、若い世代のLGBTQたちが子どもを持つという選択を取ることは珍しくありませんが、30年前は同性結婚や子どもを持つということは困難だったといいます。ですから、60歳以上のLGBTQにとっては子どもを持たないという選択をしている人が多いのだそうです。
このように、コミュニティという形で自分と同じ立場にいる人と一緒にいるということが自信を持つことや、励ましにも繋がるのだといいます。「子どもを持たない」という選択をしたことを誰かに批判され、寂しい思いをすることもあるといいますが、ここでは自分の想いや体験などを思いっきり"愚痴る"ことが認められているそうなのです。
あらゆる生き方が認められている世の中で、自分一人だけではないと思えることは、言葉に言い表せないくらい心強いことだと思いました。私自身、この歳になって周りに結婚や出産を迎えた友人たちが増える中、仕事に邁進している友人をみると「よし、私も頑張ろう!」と勇気をもらえます。
皆さんも様々な生き方を選択して今があると思いますが、少し疲れたな、今後どうしたらいいのだろうと思ったときは、「もう嫌だよ!」「疲れたな」と誰かに"愚痴って"みてはいかがですか?そして、どんな自分でもまずは肯定してあげることがかっこいい人生を送る一番の近道かもしれません。
※データ元「HEAPS 「自分らしく生きる」を選んだあとで。迎える高齢期、過去の選択もいまの生活も肯定し続けるということ〈AWOCのコミュニティ〉」
まとめ
生きている人の分だけ人生の数が存在します。人と自分を比べずに、自分らしい人生を送ることが「かっこいい生き方」に繋がるのかもしれません。私も自分らしく、今日も酒を食らい、言葉を書き連ねて参ります!