ミドルの職種 大辞典

保育士・保育補助

子どもと関わり、子どもの成長に触れる喜び

保育士・保育補助

よくある募集雇用形態

  • 正社員
  • 契約社員
  • アルバイト
  • パート
  • 派遣社員

若年層との競争率

低め
1 2 3 4 5
高め

活かせる経験・スキル

保育の経験 子どもとのコミュニケーション力 音楽、絵画、手作り 運動・体力、身体能力

保育士・保育補助について

仕事内容

保育所などで子どもをあずかり、0歳~6歳までの乳幼児の食事、着替え、遊びなどの援助などに携わります。ただ決められた時間に子供をあずかるのではなく、子どもが健康で安全な環境のもとで活動できるように心を配る大切な仕事。子どもの成長にも影響を与えることでしょう。保育園や保育所のほか、児童養護施設や乳児院、病院に入院している子どものために小児科病棟にも保育士がいます。

特に都市部では待機児童問題なども騒がれており、保育士の需要が非常に高まっています。そのため、企業が新たに社内託児スペースを設けるなど、活躍の場は増えています。

仕事につくには

保育士養成課程のある学校を卒業しなくても、社会人になってから保育士や保育補助を目指すことができます。保育士になるには国家資格が必要ですが、受験資格に年齢制限はなく、資格があれば日本全国どこでも就職できます。保育補助の仕事の場合は、国家資格は必要ありません。まずは保育補助からスタートして、保育士のサポートをしながら現場経験を積むのもいいでしょう。

仕事のやりがい

「今まで保育所にあずけられるときに大泣きしていた子どもが、今日は泣かずにママに手を振った」「お友だちと遊べるようになった」など…。日々成長を続ける子どもの様子をそばで見ることができ、やりがいを感じる機会も多いことでしょう。予測もつかない子どもの言動に、驚かされたり、喜んだりすることもあるかと思います。大切な子どもをあずかるのは責任がありますが、子どもが好きな人にはぴったりの仕事といえます。

給与について

保育士・保育補助の
初年度年収目安
103万円 〜 238万円
保育士・保育補助の
昇給の期待値

保育士の賃金や福利厚生は、働き方や働く施設によって異なりますが、公立の保育園で正社員として働く場合は地方公務員になるので各種手当や福利厚生も充実し、安定した待遇で働けます。働き方としては、アルバイトや派遣という道もあります。これらは時給での賃金体系になりますが、派遣は時給に換算すると高めの傾向にあります。保育補助の場合は、サポート的な仕事から始めて現場での経験を積み、保育士の資格を取ってキャリアアップと賃金アップへつなげることができます。さまざまな選択肢の中から、自分に合った働き方を選ぶといいでしょう。

ワークライフバランスのポイント

一般的な保育園では、朝7時くらいから夜7時くらいまで子どもをあずかり、勤務体制はシフト制を導入しているところが多いです。早朝・夜間のほか、休日に子どもをあずかっている施設もあります。フルタイムで働くのが難しい場合は、アルバイトとして短時間働くという手段もあります。気になる求人を見つけた場合は、勤務時間などを直接求人先へ相談してみるといいでしょう。