早起きが得意!そんな人が得するオススメの仕事とは?
- 働き方を選ぶ
- 公開日:2018年1月18日
歳を重ねるにつれ、昔よりも早起きになった人は多いのではないでしょうか。これには、じつは理由があります。年齢を重ねることで早起きができるようになる理由と、早起きができる方にこそおすすめしたい転職先についてご紹介します。
どうして早く起きるようになるの?
年齢を重ねると、早起きが得意になる人が多いものです。一体なぜなのでしょうか。これは大きく分けて2つの理由が存在します。それは生活習慣の変化と、脳の変化です。そして、その2つは密接に結びついているのです。
①生活習慣の変化
ミドルシニアの年齢になると、若い時とは生活習慣が変わってくるものです。たとえば、体を動かす時間が少なくなること。仕事量や運動量、プライベートでの活動量などが昔と比べて少なくなり、活発に動く時間が減る方は多いでしょう。1日の活動量が少なくなると、多くの眠りを必要としなくなるため、短い睡眠でも起きられるようになるのです。
②脳の変化
若い頃と較べて変化が起こるのは生活習慣だけではなく、脳にも変化が起きます。正しくは眠りを維持する力が低下するため、深い睡眠が難しくなるのです。そのため、夜中に目が覚めてしまったり、ちょっとした物音にも敏感になったりして、朝も起きやすくなります。
そして、朝早くから活動するため早い時間から太陽光を浴び、体内時計が調整される。朝起きるのが早いので夜は早めに就寝するようになり、また朝日を浴びて体内時計が朝方に調整される。このようなサイクルを通じて、朝方の体質は形成されていくのです。
夜中に何度も目が覚めてしまい、疲れが取れない......といった場合には、寝る時間を遅くする、昼間の活動量を増やす、といった対策が必要でしょう。しかし、少し早く目が覚めるといった程度なら、せっかくですから早起きに有利な仕事をしてみるのもおすすめです。
早起き有利の仕事1【パン屋さん】
朝一番 に働く仕事といえば、パン屋さんを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。早朝からパン作りをし、朝からパンの販売を行うのが主な仕事です。パートで働く場合は、製造補助や、店内での接客を求められることが多いでしょう。
接客をする場合は朝の9時や10時からスタートする場合もありますが、製造は開店前からスタートするため、早朝の業務がほとんどです。また、販売の場合でも出勤前のお客様のために朝の7時ごろから開けて販売をしているところもありますから、そういった店舗では早朝の出勤が喜ばれます。
早起き有利の仕事2【新聞配達】
まだ多くの人が寝静まっている中から活動を始めるのが、新聞配達の仕事です。朝から新聞を配り歩くことは運動にもなるため、健康面でもメリットがあることでしょう。車もまばらな早朝は、都会であっても排気ガスの量も少なく気持のいいものです。また、新聞配達を仕事にしている層は意外と幅広いもの。学生さんからミドルシニアまで、さまざまな人が活発に動いている姿を見ることで、自然と活力をもらうこともできるでしょう。
配ること自体は正確さとある程度のスピードが問われますが、勤務時間が短い点はメリットです。エリアにより多少変わりますが、2時間程度あれば配達は完了します。勤務先によってはバイクの免許が必要などの条件がありますが、その点がクリアでき、早起きにも自信があるなら挑戦してみると良いかもしれません。
早起き有利の仕事3【オフィスの清掃】
オフィスの清掃は、社員の皆さんが出勤してくる前に行う仕事です。朝は人が少なく静かですし、落ち着いて黙々と作業できるのもポイントでしょう。コミュニケーションがあまり得意でない方や、自分のペースでしっかり仕事をしたい人にも向いています。
清掃内容はオフィスによっても異なりますが、床や壁、テーブルなどをきれいにするほか、ごみを処理したり、給湯室やトイレなどを掃除したりすることもあります。
早起き有利の仕事4【品出しの仕事】
スーパーなどで、開店前に商品を並べて準備する仕事です。早朝から9~10時頃の開店前まで行われます。並べる商品は菓子などの軽いものから牛乳などの重いものまでさまざまです。
自分が普段行くスーパーで品物を並べたり管理したりすると、自分の生活にもつながっておもしろいかもしれません。朝から運動をするのも、健康に良いでしょう。ただし、物によっては重たく、重労働になることもあります。足腰があまり強くない方は、重い物を運ぶことがないかを面接時に確認しておきましょう。
品出し業務はスーパーだけでなく、雑貨屋などでもあります。たとえば、ドン・キホーテの品出しスタッフは、ミドルシニアに人気の高い仕事の一つです。日の出のころに勤務することから「ライジングクルー」と呼ばれ、メディアでも注目されています。
まとめ:自分の生活リズムに合わせた働き方を選ぼう
なんだか最近、自然と早起きしてしまうようになってしまった......と感じるミドルシニアは少なくありません。脳の老化や生活習慣の変化で不安に感じることもあるかもしれませんが、ここは早起きすることをプラスに捉え、朝を気持ちよく仕事からスタートするのもよいのではないでしょうか。
ご自分の生活リズムに合わせて働き方も見つめ直してみると、新たな発見があるかもしれません。早起きを習慣化し、早朝勤務ですっきりと1日を始めてみましょう!