ミドルの職種 大辞典

レジスタッフ

消費者と直に関わる、売り場の顔

レジスタッフ

よくある募集雇用形態

  • 正社員
  • 契約社員
  • アルバイト
  • パート
  • 派遣社員

若年層との競争率

低め
1 2 3 4 5
高め

活かせる経験・スキル

コミュニケーション力 販売経験 スピーディーな対応 細やかな気配り

レジスタッフについて

仕事内容

スーパーマーケットなどお店で買い物をする際に、会計業務を行うのがレジの仕事です。商品の代金を読み取り、代金を頂き、お釣りを返すという一連の流れの合間には、お客様が利用し終わった買い物かごやカートなどを回収し、レジ周辺の清掃なども行います。他には、商品の返品対応をしたり、プレゼント用のラッピングしたり、店の倉庫から商品を出したり、商品を売り場に陳列したり、店舗によってはレジ業務以外の仕事も多数あります。

仕事につくには

レジスタッフになるのに、特別な資格や経験は必要ありません。求人にも「未経験OK」と書かれているところが多くあります。お客様と直に接する仕事なので、挨拶ができること、言葉遣いが丁寧であること、笑顔でいることなど、基本的なマナーは必要です。お金を扱う業務なので、正確な仕事ぶりも求められます。スーパーやコンビニでレジ経験のある人は、即戦力になるので採用されやすいでしょう。

仕事のやりがい

お客様と直接話す機会が多く、お客様に名前を覚えてもらったり、声をかけてもらったり、仕事をしている間のちょっとした会話が励みになります。いつも気持ちよく対応することによって、常連のお客様が顔見知りのスタッフの列に並ぶことも。そのようなやりとりもやりがいの一つです。また、スタッフ同士でチームワークが築けるのも魅力です。レジに行列ができているときに、スタッフと協力し合ってスムーズに運んだときなど、いっそう仲間意識が強くなり、仕事が楽しくなるでしょう。

給与について

レジスタッフの
初年度年収目安
103万円 〜 262万円
レジスタッフの
昇給の期待値

様々な雇用形態での募集が存在しますが、パートやアルバイトでの雇用が多いです。1日数時間の勤務からでも始められるので、まずは短時間勤務から始めるのがひとつの手段です。
現場の仕事を続けている間に任される業務も増え、新しく入ったレジスタッフの教育を任されるなど、スキルアップに応じて昇給もあるでしょう。丁寧に長期間仕事を続けることによって収入が上がる傾向にあり、フルタイムで働く社員や管理職への道がひらけることも。
またレジ業務に関する資格には、新日本スーパーマーケット協会が実施している「チェッカー技能検定」があります。取得をすると実務に反映されやすく、収入アップにつながるケースもあるでしょう。

ワークライフバランスのポイント

パートや派遣、アルバイトで働く場合、「平日の昼間だけの勤務」や「週末だけの勤務」など、時間の融通が利きやすいのがメリットです。プライベートな時間との両立を考えながら、希望に合った働き方が選べます。
店舗によって営業時間は異なりますが、朝や夜遅い時間帯で働くことができます。人が少ない時間帯に働くことで時給もアップし、人が多く働く時間に休むことで自分の時間を有効に活用できます。
また、近年では定年上限を70歳など上限をあげる職場も増えており、長い期間働くことができる職場も増えています。