マンションに住む人の快適な生活をサポート
よくある募集雇用形態
- 正社員
- 契約社員
- アルバイト
- パート
- 派遣社員
若年層との競争率
活かせる経験・スキル
細かい気配り 機械・設備の知識 コミュニケーション能力
マンション管理スタッフについて
仕事内容
マンションの設備点検やセキュリティー、共用部分の修繕など、マンションの管理業務を行う仕事です。
管理人室で窓口に来る人や電話を応対したり、共用部分の掃除やゴミ出し場の管理、また管理会社や管理組合への報告・連絡など、マンションを快適に維持するために毎日様々な業務があります。
大きなマンションになると、清掃員や警備員が別にいて、受付や事務が主な仕事になるところもあります。
仕事につくには
マンション管理の仕事に携わるためには、特に資格や経験は必要ありません。
契約社員やアルバイトといった形で管理会社に就職し、会社が管理契約しているマンションに出勤するのが一般的です。採用の際は、人生経験や人間性が重視されやすく、若年層よりも中高年にニーズがあります。
「マンション管理士」や「管理業務主任者」の資格を持っていると、より有利な条件で就職できる可能性もあります。受験するのに実務経験などは不要であるため、中高年に人気の高い資格です。
仕事のやりがい
マンションの居住者が快適に住めるよう、細部にまで心を配ることで、人の役に立っていると実感できます。
共同住宅では、設備の不具合だけでなく、日々様々な問題が起こります。例えば「上の階に住む子どもが走りまわる」「ゴミ出しのルールを守らない人がいる」などもそのひとつ。年代や価値観の違う居住者の気持ちを汲み取り、柔軟に対処することが必要で、うまく問題を解決できた時には、今までの人生経験が活かせたことにやりがいを感じられるでしょう。
給与について
初年度年収目安 103万円 〜 249万円
昇給の期待値
マンション管理人は年齢を問わず、未経験でも始められる仕事です。アルバイトなど時給で雇用されるケースも多いですが、収入アップのための足掛かりになる資格はいくつかあります。
例えば代表的な資格が、「管理業務主任者」と「マンション管理士」です。「管理業務主任者」は、マンション管理会社の立場から、管理組合に対して管理状況の報告などを行える資格です。「マンション管理士」は、管理組合に対して、修繕計画の立案や費用の会計監査、予算案の作成などコンサルティング業務ができるようになります。他には「宅地建物取引士」や「二級ボイラー技士」の資格も、持っていると有利です。これらの資格を持っていると、手当てとして給与に上乗せされる可能性があります。
また、「マンション管理士」として正社員の募集を行っている管理会社もあり、よりマネージメント業務の高い仕事へとステップアップするのに役立つでしょう。
ワークライフバランスのポイント
一部住み込み勤務もありますが、多くは担当のマンションに通勤することになります。週5~6日の勤務で、1日の勤務時間は午前8時30分から午後5時くらいまでが多いようです。残業はほとんどなく、趣味やプライベートな時間を確保することができるでしょう。
無理なく働くことができ、居住者への対応においては今までの人生経験が活かせることもあり、中高年から転職する人も多く存在します。