ミドルの職種 大辞典

ベビーシッター

子どもの笑顔が元気の源に!

ベビーシッター

よくある募集雇用形態

  • 正社員
  • 契約社員
  • アルバイト
  • パート
  • 派遣社員

若年層との競争率

低め
1 2 3 4 5
高め

活かせる経験・スキル

保育の経験 掃除、料理 コミュニケーション能力 気配り

ベビーシッターについて

仕事内容

主に個人の家庭で、子どもの保育や身の回りの世話をする仕事です。他には、商業施設やイベント会場にある保育施設の託児ルーム、企業内の託児所などで働くケースもあります。「ベビーシッター」といっても、赤ちゃんだけではなく小学生の子どもまで面倒を見ます。子どもの食事やトイレ、お風呂の世話をしたり、一緒に遊んだり、仕事内容は様々。一般家庭で働く場合、依頼に応じて掃除や買い物など、家事代行をすることもあります。

仕事につくには

ベビーシッターになるには、特別な資格は必要ありません。しかし、持っていると有利な資格はいくつかあります。保育士の資格や幼稚園教諭の免許、また民間の「認定ベビーシッター資格」を持っていると優遇される場合があります。子育て経験がある人も、育児のスキルがあると見なされるでしょう。多くはベビーシッターを派遣する会社に登録し、条件に合った家庭や施設を紹介されて働くことになります。

仕事のやりがい

保育所や幼稚園での集団保育とは異なり、一般家庭で子どもとより密接に関わることになります。子どもが怪我や病気をしないかなど気を配りながら、生活全般をサポートし、知育にも関わります。子どもの成長に関わっている実感が、大きなやりがいにつながります。保護者が安心して子どもを任せられるよう、保護者と連携を取って信頼を築くことも大切です。

給与について

ベビーシッターの
初年度年収目安
103万円 〜 175万円
ベビーシッターの
昇給の期待値

ベビーシッターの多くは、派遣社員やアルバイト、パートといった雇用形態を取っています。まずベビーシッターの派遣会社に登録し、ベビーシッターが必要な家庭や施設へ派遣されます。派遣会社や勤務条件によって賃金は異なりますが、時間帯が早朝や夜間に及ぶときには、通常より賃金が上乗せされるケースもあります。また病後児や障害児のシッターなど、専門性が必要な仕事になると、時給は高めになります。まれに託児ルームや企業の託児所で正社員のベビーシッターを募集するところもあり、正社員で雇用されると固定給になり各種手当てやボーナスなど上乗せされるでしょう。

ワークライフバランスのポイント

一般家庭に派遣されるベビーシッターの場合は、短時間だけ働くなど自分のライフスタイルに合わせて勤務時間が選べ、仕事とプライベートをバランス良く両立しやすいでしょう。家庭によってベビーシッターを希望する曜日や時間がまちまちなので、家庭を複数掛け持ちする人も多いようです。託児ルームで働く場合は、毎日決まった時間に勤務することになり、安定した生活と収入が得られるでしょう。