ミドルの職種 大辞典

作業スタッフ

工場や倉庫などで、生産現場を支える仕事

作業スタッフ

よくある募集雇用形態

  • 正社員
  • 契約社員
  • アルバイト
  • パート
  • 派遣社員

若年層との競争率

低め
1 2 3 4 5
高め

活かせる経験・スキル

コツコツと継続する力 単純作業が得意 現場によってはフォークリフトの免許など

作業スタッフについて

仕事内容

作業スタッフの仕事は大きく分けると、工場での軽作業、流れ作業、倉庫作業があります。

軽作業とは、異物が混入していないかなどを検品する作業、問屋の倉庫内などで注文された商品を集めてひとくくりにするピッキング作業、梱包作業、商品の仕分けなどがあります。

流れ作業は、工場でベルトコンベアから流れてくる商品を組み立てたり、詰めたりする仕事です。

倉庫管理は、配送センターや倉庫で商品の仕分けや、出荷準備をします。

仕事につくには

実務経験ゼロからでも始めやすい仕事であり、必要な資格は多くの場合無いため、男女問わず幅広い年齢層の人が働いています。真面目にコツコツと仕事に取り組める人が重宝される傾向にあります。

職種によっては、経験があると優遇されることもあります。例えば、各作業でリーダーの業務経験がある方や、倉庫作業では普通自動車運転免許、フォークリフトの免許を持っていると、任される業務の幅が広がるため有利でしょう。

仕事のやりがい

軽作業の仕事は黙々と作業に集中できるため、慣れてくるとスピードが速くなるなど成長を実感できます。

工場のライン作業では、食べ物や機械など様々な商品を製造するため、物を作る過程を理解ことができるため商品の知識が増えます。倉庫作業では、作業効率を上げるよう工夫しながら働くことで一緒に働くスタッフにも感謝され、役に立っていると感じられるでしょう。年代を超えて、様々な経歴を持つ人たちと交流が持てるのも、いい経験になります。

給与について

作業スタッフの
初年度年収目安
103万円 〜 194万円
作業スタッフの
昇給の期待値

仕事内容、雇用形態ともに多岐にわたっており、業種によっても賃金は異なります。軽作業や流れ作業よりも、倉庫作業などのほうが高めの給与が多いです。アルバイトや派遣が多い仕事ですが、正社員・契約社員を募集することもあるので、安定した雇用と収入を求める人はこまめに求人情報をチェックするといいでしょう。アルバイトでも経験を積んでいくと、リーダーとしての仕事も任されるようになります。スタッフの管理や、マニュアルの作成など、責任も重くなりますが、その分やりがいと収入も増えます。仕事内容に応じて、仕事に活かせる資格を取得することも、収入アップにつながる可能性があります。

ワークライフバランスのポイント

アルバイトや派遣での雇用が多いので、自分の働きたい曜日や時間を選びやすい仕事です。仕事によっては早朝から勤務がスタートするところもあり、自分のライフスタイルに合わせてシフトを組むといいでしょう。繁忙期には時間に追われることもありますが、残業は比較的少なく、プライベートな時間を大事にしたい人には働きやすいでしょう。また、同じ職場のスタッフと連携し合って、作業に支障が出ないよう調整していくことで、みんなが気持ちよくプライベートを過ごすことができます。