【広告】「文京区シルバー人材センター」で、自分らしくイキイキ働く!

  • キャリアを考える

シルバー人材センターとは、「生きがいを得るための就業」を目的に、「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」に基づいて事業を行う、 都道府県知事の指定を受けた公益法人です。原則、センターは市(区)町村ごとに設置され、それぞれが独立した運営をしていることから自治体で異なった特色があるといいます。今回は、「文京区シルバー人材センター」で実際に働く方や、職員の方へのインタビューを通して、その魅力に迫っていきたいと思います。

文京区シルバー人材センターの特徴とは?

文京区は、ビルやオフィスが立ち並ぶ商業的な側面と、東京大学を始めとする20ほどの大学や研究機関が建ち並ぶ文化的側面がある地域です。

大河ドラマ「麒麟がくる」でお馴染みとなった明智光秀の娘・細川ガラシャを含む細川家とも縁の深い土地でもあり、文豪・森鴎外を始め、多くの著名人を輩出していることから「文の京(ふみのみやこ)」とも呼ばれています。そんな地域性があるため、研究機関からのアンケート調査依頼やビルやマンションの清掃業務が多いのも特色の一つです。

また、平成28年度からは、女性理事が会長に就任し、女性会員の入会や就業拡大を積極的に行ってきました。その結果、女性のきめ細かな手助けが必要とされる家事援助やお買い物支援、保育園や介護施設での就業が年々増加しています。

さらに、多くの方に「文京区シルバー人材センター」を知っていただこうと、他の求人媒体やエージェントサービスでは行いにくい様々な工夫も凝らしています。

例えば、文京区にゆかりのある森鴎外の出身地である島根県津和野市の特産品をプレゼントする会員紹介キャンペーンを試みたり、地域のコミュニティバスへの会員募集ポスターの掲示、業務内容を具体的に理解してもらうために介護・保育セミナーの中で入会説明を行ったりしています。
そうした結果が実り、令和3年度末には過去最高の会員数1200名を超えるまでになりました。

そして、同年には「デジタル活用支援推進事業」を新規事業として発足いたしました。実際にシルバー会員に講師を務めてもらい、スマートフォンの簡単操作やSNSを学ぶ機会を創出しています。
これは、年齢を重ねたシニア世代の問題にもなっている"デジタルデバイド"を解消したいという当センターならではの試みの一つです。

会員にはどのような方々がいらっしゃるのですか?

現在の登録会員数は1202名です。(※2022年7月末)
その内訳は、男性が598名、女性が604名となっています。
女性会員が男性会員を上回るのは、全国のシルバー人材センターの中でも珍しいと言われていますが、女性会員を積極的に登用しようと行ってきた試みが功を奏した結果だと考えています。

「文京区シルバー人材センター」では、どのような働き方ができますか?

他の市区町村のシルバー人材センターと同様に、月の就業時間の上限が80時間と決められていますので、時間的制約の多いフルタイム就業ではなく、各会員さんのライフスタイルに合わせた短時間かつ自由度の高い働き方ができるのが、シルバー人材センターで働くメリットの一つだと思います。

会員さんによっては、個人の趣味と両立しながら働く方や、ボランティア活動と並行して働くといった就業スタイルを取られている方も多くいらっしゃいます。

また、当センターでは、これまでの就業経験を活かして働くこともできますが、全く未知の分野で、新しいことに挑戦される方も多いです。例えば、未経験から植木剪定のお仕事で働き始めるなど、新しいことを始めるきっかけに当センターを利用してくださる方もいらっしゃいます。

世間一般的に見ますと、シニアになると仕事が減ってしまうのが実情ですが、シルバー人材センターではシニア層の方々もご活躍いただきやすい、様々なお仕事を紹介しております。そのため、60~70代の方だけでなく、80歳を超えてもエネルギッシュに働かれている方が多くいらっしゃいます。

どんな方が活躍されていらっしゃるのでしょうか?

基本的に皆さん明るい方が多いですね。やったことがない仕事に対しても真摯に向き合われている方が多く、当センターに入会してから「退屈な日々にハリが生まれた」「間違ったり、わからないことがあったりしても、フォローしてもらえる環境で有難い」などと言っていただけています。

新しいことにも果敢に挑戦し、積極的に自分らしいご自身のキャリアを築いている方が活躍してくださっている印象です。

「文京区シルバー人材センター」会員の方へインタビュー!

【文京区シルバー人材センター会員】
左から、篠原さん・本間さん・小林さん

――ご入会のきっかけは?

篠原さん:文京区独自の取り組みとして開催されている介護施設の就業体験セミナーに参加したのがきっかけです。認知症についてや車いすの使い方を学べただけでなく、介護施設でのインターンがありまして、実際に働いてみたことでイメージが湧きやすくなりました。
それで、インターンをした施設にそのまま自然な形で働かせていただくことになって。お仕事自体も楽しく、週に一度2時間くらいでしたので、自分のライフスタイルにも合っていました。

本間さん:フルタイムで働くのはちょっと...と思っていたときに、インターネットで探して、予備校の受付の仕事を始めたんです。そこで同僚だった70代の男性に「この仕事はどこで見つけたんですか」と尋ねたら、「シルバー人材センター」って。
それまで全然知りませんでした。思い立って申し込みに来たら、区民会館の受付の仕事があるからやってみないかって誘っていただけて。すぐお仕事が決まりました。

小林さん:私の場合は、存在自体は知っていました。ある日、自宅に保育セミナー開催についてのポスティングがされていまして。気楽な気持ちでセミナーに行ったんです。そこで登録もできたので、それをきっかけに入会しました。もう1年くらい経ちますね。

――具体的に、現在はどのような働き方をされていらっしゃるのでしょうか。

本間さん:僕は区民会館で予約受付や施設貸出しの仕事をしています。町内会や趣味の会を開催したいから何月何日の何時から取れますか、って利用者から申し込みがきますので、それを予約が重ならないようにパソコンで管理しています。
使用料などお金を扱いますから、責任感を持ってやらせていただいています。

篠原さん:今の仕事は老人保健施設の受付業務です。窓口にいらっしゃる方への対応とか、事務的なお手伝いなどをやっています。最初はコピー機の使い方もわからなかったのがだんだんちゃんとできて。大したことではないかもしれませんが、日々ちょっとした達成感を持って仕事ができています。
最近は、買い物代行のお仕事もやらせていただいています。90歳を超えた方が手を骨折してしまって買い出しに行けないので、代わりに行きました。すごくしっかりされている方で、本当にエネルギッシュで、勉強になることばかりです。

小林さん:実は、篠原さんと同じ職場で私も受付業務を全般にやらせていただいています。
初めてのことも多いので、わからなかったりすることが沢山あります。それでも、一生懸命やる、できる、という環境が嬉しいですね。いろんな方と知り合えるのも有難いです。
その前は、戸籍住民課でアンケートを書く方のお手伝いや案内をしていました。業務で辛いことがあった際にも、センターの担当職員の方が悩みを聞いてくださり、気にかけてくれるので、支えられています。

――お二方もそう感じる瞬間はありますか?

篠原さん:すごく感じます。そんなに長くは働けないとか、こういうお仕事がしたいなんていう要望にもできる限り応えてくださって。センターの職員の方はとても親身になってくださる方が多いです。
担当職員の方は密に連絡を取ってくれますね。

本間さん:私も入会したばかりですけど、一人一人のニーズに寄り添ってくださっています。他にも求人媒体ってたくさんありますけど、面接をして受かって働いて、単なるお給料をもらうだけでなく、各個人のことまで考えてくださるのは、人材センターの良いところだなと思います。

小林さん:担当職員の方が職場と私たちの間に入ってくださっているので職場と直に話をするより心強く、安心して業務に取り組める気がします。担当職員の方に「シルバー人材センターの仕事は四苦八苦することもありますが、夢中で働けて人生のご褒美みたい」とLINEしたことがあって。そしたら「素敵なことですね」と返信がきて、とても嬉しかったのを覚えています。

――シルバー人材センターに入会するメリットは何でしょうか?

篠原さん:自分でお仕事を探すって大変なことですけど、「これは篠原さんに合ってそうだから」って私のライフスタイルを尊重してお仕事を提案してくれるのは、他の求人だと難しいだろうなと思います。そういった点で、人材センターはサポートが手厚いですし、行き届いていると感じます。
一度お休みしてもまた声をかけていただけますし、自分のペースで続けられる環境が整っていると感じます。

本間さん:しかも、文京区に特化した仕事を紹介してもらえるのは人材センターならではだと思います。住んでいる身としては、お世話になっている分、何かお役に立てたら嬉しいなと思います。それに働くことは、健康でいられる秘訣かなとも思いますから、これからも自分のペースで働いていきたいと思っています。

小林さん:私は働くのに、年齢のコンプレックスがありました。でも、シルバー人材センターは60歳からのお仕事だけを集めて紹介してくれる組織ですし、私たちより年上の70代・80代の先輩方もイキイキと働かれています。そういった意味でシルバー人材センターは年齢に引け目を感じることなく働けますし、やったことのないお仕事でも不安が解消できるまで丁寧に後押しをしてくれます。
弱音を吐け、アドバイスをいただける担当職員の方がいるのも、働く側としてはとても心強いですね。

今後の「文京区シルバー人材センター」の課題やビジョンを教えてください。

会員数をいかに増やしていくか、が課題です。コロナウイルス感染症の影響は受けましたが、ありがたいことに、令和3年、4年とお仕事の依頼は増加しているのが現状です。
それに対して、お仕事を引き受けてくださる会員者数が不足しています。

私たちとしても、就業を通して地域のお困りごとや企業の様々な課題解決のお力になりたいと考えています。それを叶えるには、60歳以上の方々のお力添えがまだまだ必要なのです。

また、今後は新規の仕事を開拓するのはもちろんのこと、より一層のきめ細かいサポートを心がけていきたいと考えています。私たちは、会員様に「会員になってよかった」と思ってもらえるセンターを目指しています。

まだまだ健康に働きたい方やご友人を作りたい方、地域で活躍したい方はぜひ、「文京区シルバー人材センター」の会員になってくださると嬉しいです。

まとめ

今回、職員の方々がいかに会員さんの立場を考えて働かれているかがわかるインタビューとなりました。

いいところばかりでなく、会員の皆様から寄せられた改善点へのご意見にも耳を傾けられていたその姿には、働き手のことを考えながら地域を活性化させようという思いが伝わってきました。
終始、会員さんとスタッフさんの温かいやりとりが印象的な取材でした。

関連記事

文京区シルバー人材センターで働きませんか?詳細はこちら

記事をシェアする

あなたへのオススメ記事

教育訓練給付とは?制度を活用して転職や起業など第2の人生を謳歌しよう

教育訓練給付は一定の条件を満たす雇用保険の被保険者が、厚生労働大臣指定の教育訓練講座を受講すると、終了までにかかった費用の一部を給付金として支給してもらえる制度です。ミドルシニアでも第二のキャリアを形成する際に活用できる制度のため、これからさらに上のキャリアを目指したい人にもおすすめの制度です。今回は、教育訓練給付の概要や教育訓練支援給付との違い、申請方法についてご紹介します。

  • キャリアを考える
  • 2024年11月18日

第二の人生をどう生きるか。55歳で考えたい定年後の過ごし方

ミドルシニア世代にとって気になることの1つは、定年後の第二の人生をどう過ごすかでしょう。特に定年が近づく55歳以降では、悩んでいる人も多くいます。今回は60歳以降も仕事を続ける人はもちろん、退職をして過ごす人に向けて、それぞれの生活に必要な準備、定年後の生活を充実させるためのポイントを解説します。

  • キャリアを考える
  • 2024年11月11日

同世代はどうやって仕事を探してる?|ミドル・シニア世代の仕事探し事情を調査 #1

ミドルシニア/シニア層を対象とした調査から、身近な人には聞きづらい同年代の仕事探し事情をチェックしてみませんか?今回は、ミドル・シニア世代がアルバイトをする目的や仕事の探し方、重視する条件などをご紹介します。

  • キャリアを考える
  • 2024年11月 7日

あなたにあった働き方を選ぶ