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情報収集・企業研究

経験職種の雇用状況が悪い場合は、非正社員で転職するしかない?

私はずっと工場で部品組み立てといった作業をしてきましたが、今回その工場が閉鎖し、新たに仕事を探すことになりました。しかしやってきた仕事の内容では正社員を探すのは難しいのが現状です。

年齢のことを考慮しほかの職種の経験もないとなると、やはり給与や雇用期間が不安定でも非正規雇用として同じ職種に就いたほうがいいのでしょうか?

またその見極めについてどう考えたら良いかアドバイスがほしいです。

自分のキャリアを生かせる正社員の道を模索してみましょう

長年勤務した企業を退職するのは辛いことですが、将来に対して不安を感じているならば、今回工場が閉鎖されたことを良いきっかけとして捉え、まずは正社員として働ける道を模索してみましょう。

工場の部品組み立てという仕事は根気と集中力が必要であり、ほかの仕事でも生かすことはできるはずです。また、今までの経験を活かす仕事だけでなく、人材が不足している業界や職種へ心機一転新たな気持でチャレンジすることもできるはずです。

何を優先したいか考え、正社員の優先度が高いならば異なる職種を含めて検討してみる必要があります。

質問回答者

監修:谷所健一郎(やどころけんいちろう)さん

有限会社キャリアドメイン 代表取締役 キャリア・デベロップメントアドバイザー(CDA)。
1万人以上の面接と人事に携わった経験から、執筆、講演活動にて就職・転職支援を行う。ヤドケン転職道場、キャリアドメインマリッジ、ジャパンヨガアカデミー相模大野を経営。
主な著書「再就職できない中高年にならないための本」(C&R研究所)ほか多数。