給与面の改善が望めない転職は止めたほうが良いでしょうか？

今の仕事で辛い状況にあり、転職をしようと仕事を探していても今の収入以上の仕事がなかなか見つかりません。休日や勤務地など他の条件は良くても、今より収入が下がってしまうというところもあります。

確かに今のままどれだけ勤められるかを考えると難しいとは思うのですが、これまでの経験やこれからの生活を考えると、給与が増えないという事は大きなマイナスになると思います。こういった場合は転職をするべきではないのでしょうか？

仕事に何を求めるか見極めましょう

転職の理由が「今より給料を上げるため」だとしたら、給料が増えない転職は意味がないかもしれません。
但し現在の給料はこれまで積み上げてきた成果です。転職すれば新たに実績を積み上げていく必要があります。

応募企業のキャリアパスがしっかりしており昇給、昇格のチャンスがあるのであれば、給与だけで判断すべきではありません。重要なのは、「あなたが転職先で何を求めるか」にあります。仕事をするうえで大事にしたいものは人それぞれ異なります。

「好きな仕事をしたい」「もっとプライベートが充実できる職場が良い」「働きやすい環境を重視したい」など、目的にかなう転職であれば、たとえ給料が増えなくても満足できるかもしれません。
転職を考える際は、何を重視して働きたいか、自分の中でしっかり見極めるようにしましょう。