転職はしたいのですが、40代半ばということもあり、応募さえためらいます。
40代半ばになりましたが、現在のサービス業の仕事を辞めて転職したいと考えています。
いろんな求人サイトや雑誌を見ましたが、内容を読むと「学生さん歓迎」や「20代～30代活躍中」と記載のある企業も多く、40代では不利なのでは？と考えてしまいます。
人生や仕事上の経験はあるものの、転職となるとどうしても躊躇してしまう自分がいます。不利なのを覚悟で応募したい、という気持ちもありますが、どのような企業や雇用形態を選ぶべきでしょうか？
まずは積極的にアピールして、一歩を踏み出しましょう。
なかなかためらって応募できないままだと、仕事を見つけることはできません。受かるはずがないと決めつけないで、まずは積極的に応募をしましょう。
また、年齢を気にされているようですが、20代・30代では経験できない、今までの経歴で培ってきたものをアピールしてはいかがでしょうか。今までの経験を振り返ってみて、身に付いたスキルや能力がどんな場面で役立てるかを職務経歴書にまとめ、上手く伝わるよう工夫して記載すれば、採用担当の印象にも残るでしょう。
あなたの持っている良さが伝われば、きちんと評価してくれるはずです。経験豊富な中高年の方であれば、求められている人材としての職務能力に加えて、採用担当者が予想しなかった経験やスキルを伝えることが採用に繋がることもあります。
監修：谷所健一郎（やどころけんいちろう）さん
有限会社キャリアドメイン 代表取締役 キャリア・デベロップメントアドバイザー（CDA）。
1万人以上の面接と人事に携わった経験から、執筆、講演活動にて就職・転職支援を行う。ヤドケン転職道場、キャリアドメインマリッジ、ジャパンヨガアカデミー相模大野を経営。
主な著書「再就職できない中高年にならないための本」（C&R研究所）ほか多数。