一貫性の無い経歴をうまく説明できません。
私は40歳を超えていますが、今まで多くの業種を経験し、経歴に一貫性がありません。
最初は営業職に就いていたものの人間関係がうまく行かず、その後経理職、介護福祉関係といった仕事を転々としてきました。これからまた経理の仕事に転職したいと考えているのですが、一貫性のない経歴の理由を問われたらうまく答えることができません。
転職先にはどのように説明すれば良いでしょうか。
多くの職種経験を、今後の仕事に生かせるようアピールしましょう
短期間で転職を繰り返してきた人の多くは、自分の経歴に自信がない傾向があります。面接の際に自信がないようなそぶりを見せると、さらに話題がこの点に集中してしまうこともあるでしょう。
そのため、過去は過去と割り切り、自分が就職したい会社への情熱をアピールしましょう。
また仕事の中でも大変と言われる介護福祉経験があるのは、今後の転職先でも自分をアピールできることにもつながります。なぜ辞めたかといった理由よりも、「多くの仕事を経験したことでやりたい職種がわかった」といったように、過去のことを前向きにとらえることが大切です。
監修:谷所健一郎(やどころけんいちろう)さん
有限会社キャリアドメイン 代表取締役 キャリア・デベロップメントアドバイザー(CDA)。
1万人以上の面接と人事に携わった経験から、執筆、講演活動にて就職・転職支援を行う。ヤドケン転職道場、キャリアドメインマリッジ、ジャパンヨガアカデミー相模大野を経営。
主な著書「再就職できない中高年にならないための本」(C&R研究所)ほか多数。