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転職の基礎知識

「継続雇用制度」とはどのような制度のことですか

現在、ある企業に勤めているのですが、不況のあおりで業績が芳しくありません。まだ具体的に転職活動を行っているわけではないのですが、先日何気なく求人サイトを閲覧していました。

そのとき福利厚生欄に「継続雇用制度:最長で65歳まで可能」と記載してあるのを見たのですが、これはどういう意味ですか?

継続雇用制度について、わかりやすく教えてください。

継続雇用制度は、雇用の継続を希望する人を雇用し続ける制度です。

2006年の高年齢者雇用安定法改正以来、企業は「定年の引き上げ」「継続雇用制度の導入」「定年制の廃止」のいずれかを実施することを義務付けられています。

継続雇用制度には、一度退職の手続きをとったうえで雇用形態を一新する「再雇用制度」と、従来の契約内容をそのまま延長する「勤務延長制度」があります。これから具体的に転職活動を進める際には、その企業の定年に関する扱いや定年後の雇用形態について尋ねてみると良いでしょう。

質問回答者

監修:谷所健一郎(やどころけんいちろう)さん

有限会社キャリアドメイン 代表取締役 キャリア・デベロップメントアドバイザー(CDA)。
1万人以上の面接と人事に携わった経験から、執筆、講演活動にて就職・転職支援を行う。ヤドケン転職道場、キャリアドメインマリッジ、ジャパンヨガアカデミー相模大野を経営。
主な著書「再就職できない中高年にならないための本」(C&R研究所)ほか多数。