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書類作成・応募

選考の際に、プレゼン資料は効果あるのでしょうか?

転職を考えているのですが、転職面接では、プレゼン資料を持参した方がいいと、耳にしました。

その資料が面接を受ける企業にマッチしたもので、出来上がりも良い場合はプラスになるかもしれませんが、出来が良くない場合、そのプレゼン資料のせいで、落とされることになるかもしれないと思うと、少しためらってしまいます。

資料を持参したという熱意を買って欲しいのですが、実際はどうなんでしょうか。

職種によっては効果が期待できます。

応募先の企業の職種によります。クリエイティブ職などの場合、プレゼン資料を使ったアピール表現が有効なケースはありますが、他の応募者と異なるアピールをする応募者に対して違和感を抱く採用担当者もいます。

プレゼン資料を求めてくる企業はまれですし、プレゼンするにしても、魅力を伝えられるものでなければポジティブな評価を得ることはできません。

プレゼン資料によるアピールが認められている場合は積極的にアピールすべきですが、指示がない場合は、採用担当者の受け取り方は様々ですので、使用すべきではないかもしれません。もし、プレゼン資料を使うなら、自分の能力を最大限伝える工夫が必要です。

質問回答者

監修:谷所健一郎(やどころけんいちろう)さん

有限会社キャリアドメイン 代表取締役 キャリア・デベロップメントアドバイザー(CDA)。
1万人以上の面接と人事に携わった経験から、執筆、講演活動にて就職・転職支援を行う。ヤドケン転職道場、キャリアドメインマリッジ、ジャパンヨガアカデミー相模大野を経営。
主な著書「再就職できない中高年にならないための本」(C&R研究所)ほか多数。