子供が保育園の時にオススメのパートとは?

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子供が保育園の時にオススメのパートとは?

子どもを保育園に預けて働くというと、「雇用形態は社員でないとダメなのでは」と思う人も多いのではないでしょうか? でも中には、パート勤務で子どもを保育園に預けている人もいます。今回は子どもを保育園に預けつつ働けるパートの内容についてまとめました。

この記事の目次

    子どもが保育園中にパートしたい!ポイントは?

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    世の中にはさまざまな保育施設がありますが、保育園は子どもの保育が必要となる理由が認められなければ利用できません。その理由としては、就労(自営・内職可)のほかにも、産前・産後、保護者の病気・障害、災害の復旧などがあります。

    就労していても、パートでは預けられないのでは?と思いがちですが、保育園の場合は保護者の働き方よりも就業時間を重視しているため、正社員、契約・派遣社員のほか、パート・アルバイトでも預けることは可能です。

    短時間パートでなく、長時間パートで保育園入園をめざす!

    保護者の就労時間は「週何日、一日何時間勤務」という基準が定められており、その就労時間が入園選考の基準指数となります。基準指数は自治体ごとに決められているので、その一部を抜粋して解説すると、例えば「週3日以上勤務し、かつ、週16時間以上の就労を常態」という短時間勤務の場合は点数が20点。

    一方、フルタイムに該当する「週5日以上勤務し、かつ、週40時間以上の就労を常態」の点数は50点と、大きく差が開いてしまいます。そのため、短時間勤務のパートの場合はフルタイム社員と比べ、入園のハードルは高いかもしれません。

    とはいえ、居住している自治体によって入園条件はさまざまなので、パート勤務で保育園入園を目指す場合、あらかじめ自治体の子育て相談窓口やホームページなどで調べておくといいでしょう。

    パートでも保育園に預けられる職種って?

    保育園に預ける場合は、就業時間の長さがポイントとなりますが、長時間勤務のパートというとどのようなものがあるでしょうか。おすすめの仕事をいくつかご紹介します。

    ・事務スタッフ

    オフィスで書類の作成やファイリング、パソコンを使ってのデータ入力などを行う仕事です。勤務先によっては、電話や来客への対応も入ることもあります。医療事務や貿易事務など専門知識が必要なケースもありますが、未経験でも可能な職場が多いのも魅力です。勤務時間は8時~18時くらいの間で、残業も比較的少ないため、保育園への送迎もしやすいでしょう。

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    ・飲食店スタッフ

    レストランやカフェなどで、注文を受けて配ぜんまでを行うホールスタッフ、厨房で調理の補助を行う調理スタッフがあります。ファミリーレストランやファストフード、カフェ、チェーンの定食レストランなどさまざまな形態があり、求人も豊富です。保育園に近い職場を選べば、子どもの送迎に便利。主婦が多い職場なので、園からの急なお迎え連絡や子どもの急病などにも理解が得られやすいというメリットもあります。

    パート時間は「早朝」「午前」「午後」「夕方」「夜」などと決められているため、自分や子どものスケジュールに応じてシフトを組むことも可能です。

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    ・軽作業

    工場などで、商品の仕分け、箱詰め、包装などを行ったり、イベント設営や運搬などの軽作業を行う仕事です。資格が不要で覚えやすい仕事が多いので、未経験者でも安心して取り組めます。働いているスタッフの人数が多く、子どもが急病になったとしても、休みやすいのも魅力と言えます。

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    ・スーパースタッフ

    レジ打ちのほか、品出し、商品管理、発注、清掃などを行ないます。規模が大きいスーパーの場合、店内で惣菜を作ったり、肉や魚のパッキングを行う仕事もあります。セールの時期は残業が発生しやすく、土日も出勤が望まれる場合も。休日出勤となった場合の子どもの預け先なども、事前に検討しておくといいかもしれません。

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    ・受付スタッフ

    病院やスポーツジム・カルチャーセンターなどの受付スタッフです。病院の場合、患者の受付・案内のほか、会計も担当することも。ジムなどは、利用者の受付や見学者の案内、電話応対などを行います。デスクワーク中心なため、体力が心配な人も安心して働けます。病院や施設の規模にもよりますが、残業は比較的少なく、子どものお迎え時間に合わせて働くことができます。

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    主婦向けのパートは短時間勤務のものが多いのが特徴です。そのため、中には、午前中はスーパーの品出し、午後はファストフードで働くなど、掛け持ちをしながら保育園に預けている人もいるようです。多くはシフト制を導入しているため、子どもの学校行事や園行事などに合わせて、休みの日を取得できます。

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    保育園でパートするという選択肢

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    子どもを保育園に預けるにあたり、さまざまなパート先もありますが、「保育園でパートをする」という選択肢もあります。これまでの自分の子育ての経験も活かしつつ働ける保育の仕事とは、どのようなものがあるでしょうか。

    「保育園で働く」というと、保育士の資格がないとできないと思う人も少なくありません。しかし、保育園の仕事には、保育補助や給食の調理補助など、保育士資格がなくてもできるものがあります。

    ・保育補助

    保育補助の仕事は、園によって内容は異なりますが、保育士の仕事がスムーズにいくよう、サポートするのがメインです。例えば、園内の掃除や後片付け、準備、行事の飾り付け、保護者向けおたよりの印刷など。時には、園児の昼寝の寝かしつけ、おむつ替え、お散歩の付き添いなど、直接的に園児に関わることもあります。

    保育補助の場合、未経験でもこれまでの自分の子育て経験を活かして働くことができるのがメリットです。また、子供と毎日触れ合う仕事のため、家庭では知り得なかった保育の情報も入手することができます。

    保育補助のパートの時給は、約900円~1200円のところが多く、資格所有者の場合、100~200円ほど上がるケースもあるようです。

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    ・調理補助

    園内で給食の調理を行う保育園で、調理補助として働くという方法もあります。調理補助のパート勤務の場合、調理師免許・栄養士免許などの資格は不要。これまでの家事の経験を活かして働くことができます。

    仕事は、給食に使う素材を切って下ごしらえするほか、使い終わった調理器具や食器の洗浄、盛り付けなど。家庭と違い、大人数の園児の食事を作るので使う食材も多く、材料を運ぶ・大量の素材を切るといった仕事は体力も必要です。園児の年齢に応じて素材の大きさを変えるといったきめ細かな工夫も求められます。

    しかし、これまで知らなかった調理方法、子どもに人気のメニュー、手作りおやつ、子どもが喜んで食べてくれる工夫なども学べ、家庭でも活かすことができます。多くは「まかない」が付いているため、昼食代を節約できるのも嬉しい点です。

    未経験でも、調理補助を2年以上続けると国家資格である調理師免許取得試験を受ける権利が得られます。調理師免許を取得すれば、より働き方の幅も広がり、パートから正社員登用の道が開けたり、給料アップの可能性もありますよ。

    調理補助の時給は約900円~1000円のところが多いですが、調理師免許や栄養士免許がある場合は、それよりやや高めの時給になっているようです。

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    保育園パート、応募の注意点は?

    保育補助を募集しているのは、公立の認可保育園や幼稚園のほか、認可外保育園や企業内の保育室、民間のキッズスペースやレジャー施設などさまざま。多くは資格なしでも働くことができます。中には「保育士有資格者」が条件であることもありますが、保育の現場は人手不足のため、問い合わせると無資格でも勤務可能であることもあるようです。気になる保育園での募集があった場合、内容や資格について問い合わせてみてもいいかもしれません。

    保育補助の仕事は、保育士のサポートがメインです。保育士のようにがっつり子どもたちと関わりたいと考えている人は、現場に出てギャップを感じることもあるかもしれません。園に問い合わせをしたり、面接時にしっかりと仕事内容を確認しておくことが大切です。

    保育園での調理補助は、保育士や調理師との連携も必要なため、体力のほか、コミュニケーション能力も問われます。また、子どもの成長に大切な「食」を支えるために、調理の際は細心の注意を払う必要もあります。家庭での調理の延長線と捉えるのではなく、異物混入、食物アレルギー、衛生面は徹底し、小さな子どもが食事中にのどにつまらせないように、素材の大きさや硬さも考えなくてはなりません。

    面接の時は、長い髪の毛は束ねる、濃いメイクは避ける、長い爪は切り、派手な色のネイルは避けるなど、調理にふさわしい清潔感を感じさせるスタイルで臨むといいでしょう。

    いずれも勤務日や勤務時間は、パートの場合、数人での交代制を取っているところもあり、長時間勤務とならない場合もあります。「扶養範囲内」で働きたい場合は交代制でもいいのですが、自分の子どもを保育園に預けるために長時間勤務したい場合、他の仕事を掛け持ちするなどして就労時間を調節する必要がありそうです。

    参考記事
    「扶養内でパートしたい!おすすめは?」

    保育園に預けるために必要な就労時間をチェック

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    幼稚園よりも長く、夕方まで子どもを預かってくれる保育園。何らかの事情でパートという雇用形態でしか働けないママや、パートでも長時間勤務でしっかり稼ぎたいと思っているママの強い味方です。まずは自分が住んでいる自治体に問い合わせ、保育園に預けるには、保護者がどのくらいの就労時間が必要であるのかをしっかりチェックすることから始めてみましょう。

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