ずっと一つの会社に勤務後、はじめて転職する場合

職務経歴書の書き方サンプル

シチュエーション別サンプル

ずっと一つの会社に勤務後、はじめて転職する場合

作成する際のチェックポイント

通常長く勤務している応募者は評価されますが、職務経歴書の書き方では応募企業で発揮できる職務経験を強調する必要があります。
現在の仕事を強調したい場合、学校卒業から時系列で記載していくと記載部分が後半になりアピールできません。年代で記載するならば、現在から過去に遡って最初にアピールするといいでしょう。

時系列で記載せず、携わった職務別に記載することも可能です。応募企業で発揮できる職務経験や能力にボリュームを持たせ記載するようしてください。また採用担当者は、一つの会社に長く勤務してきた方の退職理由が気になります。できれば会社批判ではなく、現職(前職)でできず、実現したいことを記載するなど前向きな理由を記載してください。

ワンランクアップさせるポイント

・応募企業で活かせる経験を強調して記載する。
・逆年代もしくは、職能式で記載する方法を検討する。
・職務経験だけでなく、実績や評価などを盛り込む。
・退職理由は、現職(前職)でできず応募企業で実現したいこととリンクさせる。

職務経歴書サンプル 【 ずっと一つの会社に勤務後、はじめて転職する時の場合 】

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経歴要約
営業事務として入社し、電話・メール対応、書類作成、見積書の作成などの営業事務業務に加え、競合分析、提案書の作成、顧客への営業同行など営業とともに動いてまいりました。※1自分の頑張りをきちんと評価してくれるので、モチベーションをキープしたまま働き続けることができました。

サブリーダーになってからは、営業担当者がより営業に集中できるよう、仕事に取り組んできました。部下もできましたので、より分かりやすく相手の気持ちに立って考え、業務内容を伝えることを意識しました。1社で粘り強く勤務してきた経験を、今後は貴社営業職で活かしていきたいと思います。※2
アドバイス
社名
△△パワープランニング株式会社 入社
経験期間
19xx年xx月~20xx年xx月
業種
商社(オフィス機器)
資本金
1000万円以上
従業員数
30名以上
経験職種
営業事務
雇用形態
正社員
業務上のポジション・役職
なし
職務内容
・営業事務という仕事を、入社してから退社に至るまで、ずっと続けてまいりました。仕事量も責任も増えて、自分なりに着実にステップアップでき企業に貢献できたことを嬉しく思っております。

20xx年x月※1  営業部 優秀社員賞を受賞
20xx年x月 新規プロジェクト、営業事務リーダーに任命
20xx年x月 売上高の良い営業マンの専門事務になり、会社からの評価も高まる
20xx年x月 事務サブリーダーとしての役割が増えたことで、社内評価が高まり、嘱託社員から正社員登用
20xx年x月 営業部 ○○イベントチーム 事務サブリーダーに抜擢
20xx年x月 営業部 営業事務として入社

【転職理由】
営業職として仕事がしたいと考え転職を決意 ※2


現在に至る
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