ミドルの職種 大辞典

トラックドライバー

自らの運転で物流を動かし、人々の生活を支える。

トラックドライバー

よくある募集雇用形態

  • 正社員
  • 契約社員
  • アルバイト
  • パート
  • 派遣社員

若年層との競争率

低め
1 2 3 4 5
高め

活かせる経験・スキル

運転技術 自己管理能力 体力

トラックドライバーについて

仕事内容

各種トラックを乗りこなし、荷物を運ぶ仕事です。小型トラックから中型、大型のタンクローリーなどトラックも様々。運ぶ荷物も多種多彩です。近距離の担当地域をまわって配達するトラックドライバーから、全国を走る長距離トラックドライバーなど、運ぶ荷物によって乗るトラックの種類や走る距離、荷物の積み下ろし作業内容も異なります。

仕事につくには

トラックドライバーになるには、小型、中型、大型とトラックの種類に応じた資格が必要です。普通免許を持っていると、小型トラックのドライバーから目指すことができます。中型や大型のトラックドライバーは中型免許、大型免許を持っていると優遇されますが、普通免許があれば経験は問われず、入社後に中型免許、大型免許などの取得を目指せるようサポートしてくれる会社もあります。

仕事のやりがい

トラックドライバーの仕事の魅力は、やはり給与の高さにあります。トラックの種類や業種によっても異なりますが、特に大型トラックは歩合制の会社も多く、仕事をした分だけ高い給与が見込めるので、大きなやりがいにつながるでしょう。好きなトラックで、様々な場所を走れるのも醍醐味のひとつです。仲間との無線でのやりとりや、運転している間のひとりの時間を楽しむことができる人にとっては適職でしょう。

給与について

トラックドライバーの
初年度年収目安
245万円 〜 420万円
トラックドライバーの
昇給の期待値

運送会社で働く場合の給与体系は、固定給+歩合制の会社や、完全歩合制の会社があります。歩合によって毎月の賃金に波はありますが、やっただけの成果が賃金に反映されます。小型や中型トラックのドライバーに比べると、大型トラックのドライバーはやや高めの賃金水準になっています。トレーラーなど大型トラックは高い運転技術が必要とされるので、その経験を活かしてより賃金の高いところへ転職することも可能。人材不足の業界なので、未経験から始めても資格取得や研修などに力を入れている会社が増えています。経験と知識を積むことによって、賃金アップが期待できます。

ワークライフバランスのポイント

近距離を走るトラックドライバーと、大型トラックで長距離を走るドライバーとでは、日々の生活も大きく異なります。近距離を走るトラックドライバーは、決まった時間に出勤することも多く、生活は比較的規則的と言えるでしょう。長距離を走る大型トラックのドライバーの場合、何日かかけて働き、まとめて休むシフトになります。乗りたいトラックややりたい仕事、希望するライフスタイルを考慮した上で、会社を選ぶといいでしょう。