ミドルの職種 大辞典

警備(施設警備・交通誘導)

道路や施設、様々な場所で人々の安全を守る

警備(施設警備・交通誘導)

よくある募集雇用形態

  • 正社員
  • 契約社員
  • アルバイト
  • パート
  • 派遣社員

若年層との競争率

低め
1 2 3 4 5
高め

活かせる経験・スキル

警備関係の資格 気配り 責任感、使命感

警備(施設警備・交通誘導)について

仕事内容

警備員の仕事は大きく分けると、ショッピングセンターやスーパー、飲食店などの施設を警備する仕事、コンサートやイベントなどで人がたくさん集まるところで誘導する雑踏警備の仕事、道路や工事現場で人や車を誘導する交通警備の仕事があります。任された現場で人や車がスムーズに流れるよう警備・誘導することで、事故や犯罪を未然に防ぐ大切な仕事です。

仕事につくには

警備員になるための特別な資格は必要なく、ニーズも多いので警備会社に就職すれば警備員として働けます。ただし、警備に関する検定資格は多数あります。例えば施設警備検定や交通誘導警備検定など、様々な種類があります。これらの資格を持っている人を一定比率で配置しなくてはならないと法律で定められているため、働く場所に応じた検定資格を持っていると有利です。

仕事のやりがい

警備は比較的単純作業だと思われがちですが、物事を安全かつ円滑に進められるよう配慮しながら仕事をすすめなければなりません。「自分が働くことによって事故を未然に防ぎ、犯罪の抑止力になる」、その自覚を持って日々取り組んでいると、仕事に誇りが持てるでしょう。警備する場所によって、工事現場の作業員やスーパーの店員など、様々な人と出会い、話をする機会があります。警備をしている最中に道を聞かれることなどもあり、この仕事を通じて社会に貢献していると感じられます。

給与について

警備(施設警備・交通誘導)の
初年度年収目安
103万円 〜 232万円
警備(施設警備・交通誘導)の
昇給の期待値

警備会社に就職する際にも、正社員や契約社員、アルバイトなど雇用形態は様々です。派遣会社から警備スタッフが派遣される場合もあります。交通誘導の警備では、夜勤の仕事がありますが、その分、時給が高めになるでしょう。賃金アップのポイントは、警備に関する検定資格を持つことです。現場によって一定比率の有資格者が必要なため、資格を持っていると採用されやすいでしょう。資格を取得することで賃金アップが期待でき、将来的に管理職への道が開ける可能性もあります。

ワークライフバランスのポイント

勤務日や勤務時間を比較的自由に調整できるため、プライベートな時間を大切にしながらマイペースで働くことができます。警備は大きく分けると、体力のある若者が登用されやすい仕事と、ある程度年齢が高く貫禄のある大人が警備していることでお客様への安心感をもたらす仕事があります。ニーズを理解して後者を選ぶことで、時間的・体力的にもワークライフバランスがとりやすい傾向にあるでしょう。